新型コロナウイルス

井上正康先生の解説:サル痘ワクチンは問題、決断出来ない岸田迎合総理

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

松田学のニュース解説 新型コロナ最新情報 オミクロンの正体27<本編>

井上 正康 大阪市立大学名誉教授

感染が急拡大しても、重症化率、死亡率は大きく低下している?

一番のパラメーターはecmoの稼働率が低いままで推移していることです。優柔不断で火中の栗を拾う、勇気のない岸田内閣では科学的にモードチェンジすることが出来ず、ズルズルと中途半端な状態が続くと思われます。

 

Ecmo7月31日現在:全国の実施件数 13

BA.5はデルタ株の5.85倍で最強の感染率だが、接種からの時間経過が関係して効果が減衰している?

BA.5はBA.1やBA.2よりスパイクの正荷電が1個増えた分だけ感染力が増加している。オミクロンの感染は第5波までの受容体と無関係に上気道粘膜表面の負荷電糖タンパクに静電結合して局所感染する。受容体非依存性感染(デルタまでのACE2受容体結合とは違う)、つまり、受容体には依存せず粘膜に感染している。そのため、ワクチン接種後の経過時間や血中の抗体価と無関係に感染する

感染力が強くなった分だけ裾野が広がるので、2類相当対応病院では手が回らずにパンクし、速やかに初期治療出来ないためにこじらせる可能性が高い。これも5類に格下げして開業医が迅速対応を可能にすれば、すぐに解決する人災である。オミクロンの感染機構に対しては、ワクチンは無意味で有害である。

感染した医師

PCRに比べて感度の低い抗原検査は、発症者の診断には有用ではあるが、症状があるので保健所では対応出来ず、いたずらに時間を浪費するのみとなる。上気道感染の症状があれば速やかに喉風邪の治療を開始して重症化させないことが基本である。この点でも5類への格下げが必須であり、その指導すら出来ない尾身会長や専門家会議や、まともな医学者と総入れ替えするべきである。

自分の一例でこんなお粗末な医者は、科学的訓練を受けていない藪医であり、混乱させる元凶なので意見として取り上げるべきではない。症状がなければ検査する意味はありません。オミクロンの症状があれば検査で陽性でも、陰性でも治療法は同じです。この問題も5類に格下げして一般の開業医が対応可能にすれば、すべて解決します。

すべてが感染症分類を無意味に誇示する岸田首相と尾身会長の誤った判断が原因である。

中和抗体の量がオミクロンでは3分の1に。ワクチンの効果は限定的?

これは誤りであり、喉粘膜に感染するオミクロンには血中抗体は無力であり、従ってワクチンも無意味である。これらの誤解は、オミクロン株の上気道粘膜への非受容体型感染機構に無知である事に起因する。受容体を介さない静電結合型感染(オミクロンはプラス、喉粘膜はマイナス)、これには血中の中和抗体などは無意味である。

BA.1や2に感染した経験があってもBA.5に再感染する可能性がある?

これは事実である。ワクチン接種の有無も無関係なのです。

5類にすることのメリット、デメリットは?公費負担から自己負担へ

今のバカ騒ぎを続けても永久に出口がない。余程のヤブ医でない限り、オミクロンは検査しなくても臨床症状で診断可能であり、無駄なPCRをやめれば良いだけであり、患者負担は風邪薬のみとなる。これまでも風邪の診察ではそのように対応してきており、何の問題もない。わずかな負担でバカ騒ぎを続ける方がはるかに損失が大きい。

全数把握をしなくなることで感染状況の正確な把握が難しくなる?

これまでの検査による情報把握で何のメリットもない。混乱を増長させる効果のみであった。少し遅れて風邪の患者数を知るだけで十分である。

行動自粛要請や入院措置が出来なくなる?

2類相当でバカ騒ぎし続ける方が、はるかに経済損失が大きい。風邪の治療薬なら、保険診療でも知れている。この程度の患者負担なら、デメリット以上の大きな意味がある。この発言は患者負担を心配してではなく、医療利権による発言が主体である。

コロナ感染状況の正確な把握が難しくなる?

今までそれをやってきたが、何一つ役に立つことはなかった。国民を混乱させて経済損失を深刻化させただけである。喉風邪のオミクロンに外出自粛させているのは、世界で日本だけであり、一部の利権者以外には無意味で有害である。

この記事『BA.5コロナ再感染・再拡大何故?』について

バカじゃないの? 2類相当を5類に格下げする方法ですべて解決する。

医療ひっ迫の問題点:軽症者の対応に追われること。対応医療機関が限られていること。

その諸悪の根源が、未だにペスト並みの2類にしているからということである。少しでも海外の実態を知れば、政府の無策ぶりに全国民が怒り狂うであろう。岸田首相はその重要性を心から理解すべきであり、さもなくば自民党は遠からず絶滅するであろう。

コロナ欠勤。看護師などの欠勤が相次いでいる。子供の感染症が急増。RSウイルス。小児医療ひっ迫。子供の感染症急増のわけは?

上気道感染する風邪は子供の通過儀礼であり、全国民が毎年何度も風邪を引きながら免疫の軍事訓練で強い大人に育ってきた。子供が風邪を引くのは医学の初歩的常識である。オミクロンは喉粘膜に感染する典型的な風邪ウイルスであり、これをワクチンで予防する発想は医学の非常識である。風邪に効く安全なワクチンが出来ればノーベル賞ものである、ということは医学の教科書的常識である。

電車、バス、乗務員感染で運休に。人手不足の原因は濃厚接触者の隔離にある?

未だにこんなバカ騒ぎを続けているのは、情報鎖国の日本のみであり、マスクと共に海外から馬鹿にされている。すべては2類相当を固持している利権集団のなせる技である。岸田首相の罪は極めて重い。

病院の会計待ち7時間。

未だに非効率なアナログ管理を続けていることに主因がある。日本は世界で超IT後進国である事。

オーストラリア:コロナ感染死者が記録的数字に。今年に入ってウイズコロナに政策転換。

オーストラリアは厳格なコロナ規制を撤廃し、今年に入りコロナとの共存に政策転換している。オミクロンで感染者数は増えているが、重症化率は低い。オーストラリアは厳しい国であるが、バカ騒ぎからは抜け出しつつある。

塩野義ゾコーバ:国産初のコロナ治療薬見送り。

日本のワクチン利権をすべて握っているアメリカの製薬企業との関係が深いと思われる。現在のワクチン行政はすべて利権で動いている。

ワクチン5回目、秋にも接種へ。高齢者が対象

オミクロンの感染機構を理解すれば、それに特異的に対応可能なワクチンの開発は至難の業と予想されます。これまでのワクチンがほとんど無意味だったように、次にアメリカ企業が出してくる有効性の中身をしっかり科学的に検討し、騙されないように対応すべきである。

※ 筆者注:オミクロンの感染は目、鼻、口からの粘膜感染なので、血中抗体が上がるか上がらないかというより、それ以前の問題で抗体の問題は関係ありません。

塩野義ワクチン

国産だから安全という発想は非科学的である。ただし、鼻粘膜噴霧型ワクチンの場合は安全と思われるが、オミクロンの感染メカニズムを考えると、その効果は低い可能性が高い。

厚労省が初認定:91歳女性

詳細が不明なので判断出来ないが、接種直後の死亡で、言い逃れ出来ない状況であった可能性が高い。

コロナ後遺症:倦怠感、頭痛、息苦しさ、寝たきり

ここで述べられているコロナ後遺症の大半は、血栓症を誘発するACE2標的型の武漢型アルファ株からデルタ株によるものであり、嗅覚や味覚の低下は嗅覚脳神経領域の炎症に起因する症状である。旧型風邪コロナでもこじらせると発症していたのが味覚、嗅覚異常である。上気道粘膜に感染するオミクロン株では、あまり認められない症状である。昨年夏までのコロナ後遺症を過大宣伝して、6波以降のオミクロンへの不安を煽るべきではない。

マスクが感染増強しているのか?エアロゾール排出による感染

インフルエンザのように、咳やくしゃみがある発症者がマスクを付ける意味はありますが、マスクで感染を防げない事実はすでに論文報告されています。咳が出る人は周囲への配慮でマスクをすれば、気が楽になりますが、感染力の激増したオミクロンをマスクで防ぐのは困難と考えられます。マスクは集塵装置なので、様々な微粒子が付着しますので、逆効果になる可能性も考えられます。マスク着用組の方が感染しやすくなっているというアメリカの調査は、そのような可能性を示唆しています。

むしろ、メンタル面でのマイナスの効果の方がはるかに大きいと考えられます。

サル痘:明治ホールディングス

サル痘には天然痘の弱毒化ワクチンが有効であり、その中でも日本のワクチンが最も有効性が高いことが知られています。サル痘は、人用の天然痘ワクチンを猿に接種し、猿で発症した天然痘である。このため、免疫力が低下したコロナワクチン接種者への弱毒化天然痘ワクチンの接種には極めて慎重に対応する必要がある。サル痘は海外で先行しているので、それに対する主要結果を冷静に観察する時間的余裕があるので、メディアに煽られてヒトヒト感染力の弱いサル痘に対して、過剰反応しないことが大切である。

ケンタウルスBA.2.75。BA.5の3.24倍の感染力。感染波が大きくなる一方で重症化率は低下していく?

海外でもケンタウルスが重症化するとの報告がないので、感染者が増えても法則通りに推移していくと考えられます。無責任なメディアに煽られて過剰反応しないことがたいせつです。メディアもここまで来ると犯罪組織である。

血管の老化でコロナ重症化リスクが増大?京都府立医大

人は血管と共に老いる、との明言があるように血管の老化が生活習慣病や老化の主因です。血栓を作る新型コロナのスパイクで、玉手箱症候群と呼ばれる症状があります。これはデルタ株に感染した後で、急に老け顔になった現象から命名された症状ですが、ACE2を介する血栓、血管障害で老け顔になります。ワクチンのスパイクでも同様の病態が強く起こるので、武漢型ワクチン接種は老化促進剤となります。

ステイホームは血管老化を加速させますので、毎日心地よく歩いて血液循環系を鍛えることが老化防止とコロナ対策になります。井上のお勧め処方箋は、楽しく握力、顎力、歩行力を鍛えるです。顎力は仲間と一緒に美味しいものを噛んで食べ、楽しく語ることです。国民の皆さん、熱中症対策をしっかりして、マスクを捨てて街へ出ましょう。

コロナ検査キット無料配布、土日の診療拡大

発熱外来で診察する代わりに抗原検査キットを1億8千万本分を無料配布し、地方自治体の相談窓口に結果を連絡してもらうと同時に、土日に対応出来る医療機関を増やして欲しいと政府は言っている。この両者は2類相当を5類にするだけで即時解消する問題である。オミクロン時代に検査は無意味であり、喉風邪の発症者を一般の開業医が診察すれば、すぐに解決する問題である。無駄な検査キットに何千億円もかけてドブに捨てる必要もなくなる。

費用対効果も抜群である。政府は現時点で新たな行動制限は考えていないとしているが、これらすべてが、2類相当分類時代が終わっていることを意味しており、すべての非科学的愚策をやめれば解決する。

三浦瑠璃 2類の見直しを。岸田首相が5類引き下げを決断出来ない理由は?

岸田首相が科学的にモードチェンジ出来ない理由は、指導力の欠如以外の何物でもない。それを声を聞く力があると言っているだけである。世論迎合内閣政策しか出せないことにすべての理由がある。こんなトップでは民が死んで国が滅びてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*

9 + eighteen =