新型コロナウイルス

抗原原罪について考える

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

受験を控えた子がワクチン接種後に体調不良。子どもへの接種に慎重な立場をとる医師たちも声をあげ始めました【大石が聞く】

 

病院の補助金詐欺と早すぎるステロイド投与が問題です。パルスオキシメーターの酸素飽和度SPO₂は睡眠時無呼吸の検査で何度も体験しました。一晩指に付けて寝るので今いくつかな、と見ていると、大体99~95くらいの間を行ったり来たりしていたと思います。暇なので息を止めてしばらく我慢すると89位まで下がりますね。90%位のレベルでは酸素供給が必要だと分かります。95%は普通の状態ですから、これで入院させる医者とは何者なんでしょうか。国民が黙っているから、今日もやりたい放題です。

オミクロン感染者の治療に、ステロイド投与は必要なのか?重症者数は本当か/犬房春彦(ルイ・パストゥール医学研究センター/医師・医学博士)

コロナ感染症に適正なステロイド投与。ステロイドは酸化ストレスを上昇させて色々な副作用が出る。オミクロン感染で入院治療された2例。重症でないのにステロイドを投与されたのではないか?オミクロン重症者が増えているというが、それは何故か?酸化ストレスを下げるには。

ステロイドの副作用:易感染性:身体の抵抗力(免疫力)が低下するため。骨粗鬆症。糖尿病(ステロイド糖尿病)。消化性潰瘍(ステロイド潰瘍)。血栓症。精神症状(ステロイド精神病)。満月様顔貌(ムーンフェイス)、中心性肥満。動脈硬化、高脂血症。白内障(ステロイド白内障)。緑内障。副腎不全(ステロイド離脱症候群)。腎障害。

コロナ治療のステロイド、投与早すぎると症状悪化の恐れ 報告相次ぐ

新型コロナウイルスの治療に使われる「デキサメタゾン」などのステロイド薬をめぐり、使うのが早すぎると、かえって病状が悪化するとの報告が国内外から相次いでいる。自宅療養をする人が事前にもらう場合もあり、医師らは指示に基づいて適切な時期に服用するよう呼びかけている。

 ステロイドには過剰な免疫による臓器へのダメージを抑える作用がある。国内では「デキサメタゾン」などのステロイドの使用が認められている。肺炎が悪化し、酸素吸入が必要な「中等症Ⅱ」や、人工呼吸器を着ける「重症」の患者が対象だ。

・・・ただ、ステロイドは患者の免疫を抑えるため、使うタイミングが重要だ。酸素吸入までは必要のない「中等症Ⅰ」の段階などで使うと、体内のウイルスの増殖が抑えきれず病状が重くなることが当初から懸念されていた。血糖値を上昇させ、糖尿病が悪化するなどの恐れもある。・・・・

 

抗原原罪について考える

ここでも度々登場している『抗原原罪』ですが、何だか原罪というと悪いことを想像してしまいますね。この人はどんな悪いことをしたのか。抗原は悪者なのかと。

オミクロンに武漢型ワクチンは効かないと言われています。それは何故かというと、抗原原罪が働いている事もその一つだからです。

接種すると抗体が上がると言われていますが、では、その抗体はオミクロンに効くのでしょうか。

今接種しているワクチンは武漢型の在庫処分であり、オミクロンのために作られたものではありません。どれだけ抗体が上がっても武漢型抗体が増えるだけで、オミクロンに対する抗体ではありません。ただし、全く効かないというわけではありません。それが分かっているファイザーは、オミクロン型抗体を誘導するワクチンを3月末には供給すると言っています。それから接種できるまでは数ヶ月かかるでしょうね、その頃にはオミクロン感染は終了していると思いますが。

抗原原罪は最初に接種した抗体を体内で作り続けるため、その後、変異株に対応したワクチンを打っても、変わらず元の抗体を産生することが続いていく、これが問題となります。つまりオミクロンに対応したワクチンを接種しても、オミクロンのための抗体が産生されることは少なく、元の武漢型抗体ばかりが増えていくことになります。繰り返しますが、オミクロンはスパイクに32カ所の変異を持ち、感染経路もデルタまでのものとは違います。

 

小島 勢二 名古屋小児がん基金理事長、名古屋大学名誉教授の解説は

実は免疫学をやっていると、そこまで言えるかなという心配材料は昔からあったんですね。これはもう今から20~30年くらい前の理論でOriginal Antigenic Sinという考え方なんです。このSin

というのは所謂キリスト教でいう原罪ですね。いま、デルタ株、変異株に対して改良型ワクチンを作っている。しかし実際、最初にもう、武漢株のものを作っておりますので、こういったワクチンに由来する中和抗体だけが増えてしまい、必要とするデルタ株に関する中和抗体が十分産生されないと。こういったことは昔から理論として知られていて、実際そういうケースもあるので、今回の新型コロナがこれに当てはまらなければ良いかなと。新型コロナは色々、思ってもないことがいろいろありますので、こういった事までもやはり注意していかないといけないと思っています。

JPSika Doctorによると

さらに進んで、オミクロン2とか2+とか、それに代わったときに、武漢型のものを打っているだけでは全く中和しません。それができない、新たに作ろうと思っても、未接種の方であればT細胞系、自然免疫と相まって中和抗体もできるけども、(接種者には)それができない、これを『抗原原罪』といいます。

抗原原罪とは、最初の武漢抗原に対する抗体が優先的に誘導されて新しい株に対する中和抗体ができなくなるという現象です。武漢型の抗原を大量に作って、それに対する抗体ができてしまったので、新しいオミクロン+、2+が入ってきたときに、これに対する中和抗体を自ら作ることができない。だから、感染増強が起きてしまう。

それを打たなければどうなるか。ADE(抗体依存性感染増強)が起きちゃうでしょうね。オミクロン+、2+が来たときにオミクロンタイプを打っておけば、ある程度効く可能性がある。ADEを抑止できるかも知れない。でもオミクロンタイプを打ってなければ、これに対する中和抗体が全然できないから、武漢型のものばかりできて。だからオミクロンタイプを打っておかないとダメだと。これが同じパターンでずっと続くんです。それにはまり込んでいくんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*

14 + eighteen =