日常の出来事

ウクライナ紛争続報:デマ情報を垂れ流すメディアの目的は何か

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ロシアの軍事会社ワグネルがバフムート撤退を言い出した途端に、プーチンの反対派勢力が力を持ってくると言い始めています。ロシアの元高官が誰であるのか明らかにせず、短い文章の中でロシアはもう終りだと言いたいようです。このようなデマ記事を垂れ流して、国内のウクライナ紛争への認識を歪めようとする勢力には特定の意図があると言わざるを得ません。

現地に行って記事を書くこともせず、米英の記事を転送するだけのメディアに存在意義があるのでしょうか。紛争が長引けばウクライナ国民の人命が失われていきます。そして、ウクライナを他人事として見ていると、日本人も米中あるいは米露の代理戦争をさせられる可能性は大きいと思います。情報操作している連中が誰なのか、知る必要がありませんか? 

プーチン大統領の失敗が重なるにつれ、増加していく反対勢力

腹心の信頼と支持を失いつつあるプーチン大統領

尊敬を失ったプーチン

ロシアのエリート間で形成される2つの勢力

戦前とは異なる状況

2023.5.8【ロシア】バフムートの戦い 最新状況: ワグネル軍は撤退せず【及川幸久−BREAKING−】

ロシア軍事会社ワグネルのプリコジンがバフムート撤退を言い出した。理由はロシアのショイグ国防相が武器・弾薬を供給しない、弾薬不足で兵士の犠牲が増加している。しかし、5月7日プリコジンが武器の追加供給に合意したと発表。

特番『矢野先生に訊く!ウクライナ侵攻。G7議長国日本は停戦に向けて何ができるのか!?現状と今後を分析』ゲスト:岐阜女子大学特別客員教授 元陸上自衛隊陸将補 矢野義昭氏

ウクライナ紛争で膠着状態と言っているのは必ずしも正しくなくて、衛星画像を分析しているサイトを見ると、バフムートはかなり進展していて、2月の時点ではワグネルが市街地攻撃をやって1割、2割しか占領が進んでいなかった。バフムートは要塞介され、至る所に地雷や障害物、対戦車ミサイル、対空ミサイルがあって地下施設もハリネズミのように張り巡らされていた。

ロシア軍は昨年10月以降、遠距離から精度の高い攻撃で大量火力消耗戦を相手に強いることで、実はウクライナ側に大量の損耗が出ている。ロシアは味方の損害を減らしてウクライナ側に損耗を強いる戦い方をしてきた。市街戦ですから最後にはお互いに手榴弾を投げ合う接近戦になるんですが、しかし、そこに至る前に威力偵察と言うんですが、一部の兵をわざと前に出して反応を見て、相手の所在を確認したあと敵陣地に徹底した砲爆撃を加えて潰すと。

抵抗が止んだところで、もう一度本格的な攻撃を加えるというやり方で、潰すまでは無理に攻撃をしない。一見すると、ロシア側が膠着状態、あるいはロシア側が占領地域を減らしているように見えたのですが、実態は昨年秋から12月にかけてそういう戦いをして、昨年末にはウクライナ側に約10万人の戦死者が出て、ロシア側は1万数千人くらいと。

最新のデータでは、ウクライナ側が20万から25万くらいの戦死者が出ていると。対するロシア側は2万から2万5千人くらいだろうと。負傷者についてはウクライナが30~40万人、ロシア側は7~8万人くらいと言われています。ロシアによるバフムートの占領は9割終わっている。3月末、バフムート市街地で戦略拠点の鉄道駅をロシアに奪取されて、以降ウクライナ側の抵抗が弱くなって、一部には捕虜も出ていると言われる。

ロシアがバフムートを占領するようになると、もう後ろには陣地隊がないので、各所で寸断され、背後に回られる状況になっている。衛星画像で見ると、現在の陣地戦を守ることは出来なくなっている。後方にウクライナ軍が兵力を集中できるか、それすら分からない状況になっている。バフムートは陥落寸前。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*

14 − eight =