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この件は本当に腹が立ちます。石があったら投げつけてやりたいほど。よくもそこまで人権侵害が出来るものだと。しかも組織として正式な処分だからさらに驚きます。やって良いこと、悪いことの判断が出来ないのでしょう。
副反応で苦しむ女性職員に無理やりワクチンを強要し、村八分にして退職に追い込む。
これがワクチンを推進する者達のやり方だ。感染予防効果があると勘違いしたのも問題だが、重大な人権侵害である。忘れてはならない。 https://t.co/RHUNQUGisZ pic.twitter.com/Y2p43HE0lF
— You (@You3_JP) December 26, 2023
コロナワクチン未接種の職員隔離 第三者委「人権保障に問題」
滋賀県甲賀市の甲賀広域行政組合消防本部が、新型コロナワクチンを接種しなかった職員をほかの職員と離れた場所で勤務させていた問題で、第三者委員会は「人権保障において問題があった」とする中間報告をまとめました。
この問題は2021年、甲賀広域行政組合消防本部が、新型コロナワクチンを接種しなかった職員をほかの職員から離れた廊下脇のスペースで勤務させる「業務区別」の対応をとったもので、職員はおよそ4か月後に退職し、第三者委員会が聞き取りを行うなどして調査を進めていました。
26日、消防に報告した中間報告書の中で、第三者委員会は、ワクチンを接種しない職員に上司などが面談や電話で接種を執ように求め、精神的な苦痛を与えたと認定したほか、「業務区別」の対応は職員に不利益な取り扱いで許されるものではないとしています。
そのうえで、消防本部の一連の対応は、組織としてのコンプライアンスの確保や人権保障において問題があったなどと指摘しています。
第三者委員会の新川達郎 委員長は記者会見し、「公務員としての基本的なコンプライアンス違反が前提としてあり、人権侵害やハラスメント行為が認められる」と述べました。
甲賀広域行政組合消防本部は「委員長の発言を重く受け止めるとともに、今年度末にいただくことになっている最終答申をもって、適切に対応してまいります」とコメントしています。
ワクチン未接種の消防職員隔離は「重大ハラスメント」 第三者委
報告書を甲賀広域行政組合管理者の生田邦夫・湖南市長(左)に手渡す第三者委員会の新川達郎委員長=甲賀市水口町水口の同組合消防本部で2023年12月26日午前11時6分、村瀬優子撮影
滋賀県の甲賀広域行政組合消防本部(甲賀市)で、新型コロナウイルスワクチンの接種を受けなかった職員が「接種拒否者」として廊下脇で勤務させられるなどした問題で、本部の対応を検証する第三者委員会は26日、職員への措置は不当だったなどとする報告書を公表した。記者会見した第三者委の新川達郎委員長(同志社大名誉教授)は「重大なハラスメント行為で人権侵害だと考えられる」と批判した。
消防本部は2021年、接種を辞退した30代の職員に対し、全職員との接触を制限。「ワクチン接種拒否者への業務区別」とする内部文書でその旨を全職員に知らせ、職員は退職した。 報告書は、予防接種法上、消防職員であってもワクチン接種は強制できないと指摘。消防本部は執拗(しつよう)に接種要請をしており、業務区別を含め「違法で不当、不適切な対応だった」と結論付けた。
内部文書についても「接種を拒んだ場合には、業務区別などの措置が講じられることを全職員に知らしめるために出されたと疑わざるを得ない」と問題視。組織のコンプライアンスやガバナンスに問題があり、更なる調査が必要としたほか、元職員の権利救済と関係職員の処分を検討するよう求めた。 会見で新川委員長は「ワクチン接種の有無で業務区別をする必要はなく、国もそう示している。
重大な人権侵害にあたる」と述べ、一連の措置はいじめや差別に該当し、許されないとした。元職員に複数の管理職が接種を説得した点についても「接種は任意であるという大前提が忘却され、事実上の強制にとられかねない。異常な事態と言わざるを得ない」と批判した。 またコロナ禍の最中だった当時の状況について「全国のさまざまな組織が(未接種者に関する)同じ問題に直面したはずだが、消防本部では他に例を見ない特異な対応をした」と指摘。
一方で問題の背景については、年明けに開始する他のハラスメント調査も踏まえて最終答申でまとめたいとした。 報告書を受け取った同組合管理者の生田邦夫・湖南市長は「報告書の内容の重さと責任の重さを痛感している。結果を真摯に受け止め、現段階からできることに取り組んでいく」と話した。本田修二消防長は「委員長の発言を重く受け止めると共に、今年度末の最終答申をもって、適切に対応していく」とするコメントを発表した。
業務区別を受けた元職員は毎日新聞の取材に、「消防職員であっても個人の権利が守られるという判断をしていただいた。今回の事案に至った背景について、組織の体質などを更に調査してほしい」と話した。【村瀬優子】 ◇第三者委員会の報告書のポイント ▽元職員への度重なる接種要請は接種への自己決定権を脅かし不当 ▽ワクチン未接種者への業務区別は不利益な取り扱いに他ならず許容できない ▽全職員に回覧した内部文書は、接種しない者は業務区別を受けることを知らしめる目的で出されたと疑わざるを得ない ▽組織としてのコンプライアンスや人権保障に問題があった ▽元職員の権利救済と関係者の処分について検討が必要