免疫学者の警鐘 PART7「mRNAワクチン… pic.twitter.com/S91LXO8UFp
— 山路 徹 Toru YAMAJI (@yamajitoru) October 21, 2023
今年3月、本来はmRNAしか入ってないはずのものにDNAが混じっていて、それも相当入っていると。それ以降、複数の研究者が同じデータを出してきたので、もう間違いないとなった。もう一つはどういう配列のDNAが入っていたか、そのDNAが残存した理由も分ってきた。問題なのはがんウイルスの塩基配列が入っていること。SV40という有名ながんウイルスがあって、そのプロモーター配列が混じっている。ウイルスの遺伝子の発現を上げるのに必要な配列が入っている。
それはいろんな遺伝子の発現レベルを上げてしまう。DNAが入っていると何が問題かというと、短い配列ですが、それがそのまま残存していてヒトゲノムに入ってしまう。そうなると発がん遺伝子の周辺に入ってしまうと、発癌遺伝子を活性化してしまう。DNAが入っていることはもう間違いがない。2人の研究者が証明している。
mRNAワクチンがどういう流れで製造されるか
輪ゴムのようにリング状になっているDNA分子、プラスミドにスパイクタンパク質の遺伝子を組み込みます。プラスミドは独自に遺伝子の複製機能を持っています。このプラスミドを大腸菌に導入し培養することで、プラスミドを増やすことが出来ます。
次に増えたプラスミドDNAを大腸菌から抽出し精製します。
そして制限酵素でプラスミドのリングにハサミを入れ、開いた状態にします。これがワクチン製造用のDNAになります。
次に合成酵素でmRNAを合成します。mRNAの合成が終わったら、これまで利用してきたDNAを分解酵素で切断し、短い断片にします。そしてこのDNAの断片を除去することで、精製されたmRNAが出来上がります。最後に脂質ナノ粒子にくるんでmRNAワクチンが完成します。
mRNAが出来上がるとDNAは要らなくなるわけです。ひとたび合成すると要らなくなるので、これを破壊するのですが、DNAを破壊する酵素があってそれで破壊するとメッセンジャーだけが残るわけです。それでDNAは短い断片になってしまうので除けるんですが、問題はDNAを上手く除けなかったこと。実際に何が起きたのかというと、
リング状のプラスミドにはさみを入れて1直線状にしますが、この反応が不十分だった。もう一つは、合成されたmRNAが強力にDNAにくっつくことが後から分かったんです。後付けで分かってきて、mRNAがDNAにくっついちゃうと破壊できなくなるんです。つまり離れなくなったと。
その結果、どうしても一定量のDNAが残ってしまう。その論文はすでに出ている。
ケビン・マッカーナン氏によるもの。約6割でDNAの短い断片が混じっているのではないかと言われていたが、調べてみたところ、DNAが混じっていることを見つけてしまった。mRNAの短いものがどれくらい混じっているかを調べる過程で、DNAを発見してしまった。
DNAがmRNAワクチンに混じっているとどういう問題があるのか
mRNAだったらなかなかゲノムに入らない。逆転写反応でひとたびDNAに変換されないとヒトゲノムには入らないんです。しかし、DNAだとすっと入っちゃうんです。それで変異を誘導したり、人の発がん遺伝子を活性化したりという現象が起きてしまう。
だから混じってはいけないものとされて、ヨーロッパやアメリカでは一定のルールが設けられていて、
ヨーロッパではRNAの0.033%以下、これは裸の状態でDNAが混じっていた場合のルール。今のDNAは脂質ナノ粒子に包まれていてmRNAと一緒に入るが、そうするとDNAはその細胞に入ってしまう。ヨーロッパのルールでは裸のDNAなので、混じっていても細胞には入らないんです。入らないことを前提にここまでは大丈夫だとルールを設定したわけですが、実際にDNAがmRNAと混じってしまうと、両方とも細胞に入ってしまう。それは脂質ナノ粒子に入っているから問題なんです。
本当はもっと少なくしなければいけないはずですが、これまでルールがないため、裸のDNAのルールをひとまず適用している。前例がないため、ルールもない。問題は脂質ナノ粒子にくるまれた状態で細胞に入った時、DNAの混入量が分からない。安全な量が分からない。調べてみたらはるかに多い量が入っていた。
DNAは変異を誘導しますから、ヒトゲノムのあちこちに入るんですね。短いものにしても長いものにしても細胞に入りやすいので、重要遺伝子の真ん中に入ると遺伝子が働かなくなり、遺伝子の機能障害を誘発する、もう一つはがん遺伝子のプロモーター配列によって、本来眠っている発がん遺伝子の周辺に入ってしまうと目を覚ましてしまう、そうなると癌の発生確率が上がってしまう。本来ならばがんウイルスのDNAは製造上全く必要がなかったので、入れる必要なかったし除くんですよね。
それが何故入っていたかは全然分からないんです。これはファイザーだけでモデルナには入ってないです。ファイザーがDNAを除かなかった理由は不明です。それは難しいものではなくて1週間くらいの実験で完全に除けるんですね。
mRNAは免疫を抑える働きをすることが以前お伝えしましたが、免疫を抑えた状態で発がんの確立を上げるわけです。発がんのリスクを高めて免疫が落ちますから、普段の打ってない状態と比べると、発がんリスクがものすごく上がるわけです。それで打てば打つほど、がん患者が増えていくことになる。白血病が増えているという情報はあります。注射すれば白血球にも入るし、白血病が増えているという報告もあるし、今後の動向に注意すべき。プロモーターエンハンサー配列は除かないといけないというのが最大の問題点です。
SV40プロモーター配列は製造上は全く必要はないです。人に投与するものですから、万一DNAが残ったとしても大丈夫なようにするんですが、そのために不要な配列は除くんです。
モデルナは除いているんですが、ファイザーにはSV40プロモーター配列が入っている。これは歴然とした事実で、複数のグループがこの配列を見つけています。
恐ろしいのは初め(武漢)のワクチンにも入っているし、オミクロン対応ワクチンにも入っているんです。オミクロン対応ワクチンからは除くべきだったが、問題はXBB対応ワクチンに入っているかどうか。これも調べればすぐわかります。多分日本人だけになると思いますが。アメリカもヨーロッパも打たない、購入したのは日本だけだと思います。本当ならいったん止めて、製薬会社に命じて調べるのが、だから欧米では大騒ぎになったんです。
要らない配列が入っているのはどうしてだと。もともと混じっているものではないものがが入っているので、製造メーカーの責任なんです。初めの契約は無効だという話なんですね。ですが、それもやらない。
シュードウリジンを利用したメッセンジャーはDNAに非常に強力にくっつくことが分かったんです。ということは、同じやり方で作られたmRNAワクチンでは、全部に同じ問題が発生するということ。メッセンジャーを破壊してしまうとDNAは排除できるんです。そうすると意味がない。メッセンジャーとDNAが両方混じっていると、一体になって除去できない。
モノづくりができていない。どうしてこれを実用化したのかが問題です。mRNAが作られるとスパイクが一番破壊から守られるので、スパイクの遺伝子はもしかすると長いまま残っていると。そしてスパイクの遺伝子がこの状態で残っていると、ヒトゲノムに入り安定発現してしまう、ずっと発現しっぱなしになる、永遠にスパイクを発現するということになる。
もちろん幹細胞に入らなければ除かれるが、幹細胞に入ったらずっと残ります。問題はigG4抗体が誘導されるとスパイク産生細胞が減らなくなる、除けなくなるんです。初めはigG1、igG3が反応して除いているはずですが、いずれigG4になってスパイクが細胞の中で普通の状態になってしまうんですね。あって当然の状態になる。そうなると産生したスパイクが血中に流れて、いろいろ障害をきたす。だからigG4を誘導するワクチンはみな失敗として位置づけられている。igG4はがん免疫を抑制する。
免疫能力が落ちているかどうかを調べることと、もう一つは白血病細胞を取ってきてこの配列が入っているかどうか。全員がそうではなくて1000人サンプルを取ると1人や2人で配列が見つかるかもしれません。有害事象のロットとそうでないロットにはどういう影響があるか。より多くのDNAが混じっていればいるほど激しい炎症を誘導するんです。異物のDNAに激しい反応が発生したり、細胞が免疫系に殺されるんですね、だからより多くのDNAが混じっている方が副反応は激しく出る。
このワクチンで免疫系が活性化されると、mRNAが入った細胞は一斉に殺される。だからこの仕組みは利用してはいけなんです。異物をヒト細胞内部で発現してはいけないんです。私はやめるべきだと思う。