私は花粉症だのアレルギーだのと騒いでいることが信じられませんが、簡単な話です。小麦と油を断てば軽快します。たまに目が痒くなることはありますが、目を水で少し洗うとスッキリします。戦後に進駐軍が持ち込んだブタクサから花粉症が認識されるようになったそうですが、世界的にはブタクサの患者数が多いようです。日本ではスギ花粉が騒がれています。
しかし、杉の数が多い日光でも全部の人が花粉症になるわけではないようですから、花粉が飛散するとアレルギーが起こるという図式は違うように思います。これは花粉に反応してしまう人間の側の問題もあるような気がするのですが。その人間の側の問題とは何でしょうか。花粉症やアレルギーが認識されるようになったのは戦後の話で、ちょうどその時期から進駐軍と共に日本に入ってきたのは小麦と油です。
小麦はグルテンという粘着質の物質の特性が様々な反応を引き起こし、リーキーガットで未消化タンパクが血中に漏れて炎症を引き起こすことが言われています。油は過酸化脂質で、何度も繰り返し使い回している劣化した油が問題です。コンビニへ行くとレジ横で唐揚げなどを揚げていることがありますが、何とも言えない油の匂いが広がってきます。私はこれを吸い込むとむせてしまって声が出にくくなるのですが、たばこよりも遙かに有害だと思います。
花粉の少ない苗木を植えたところで、効果があるのか疑問です。数千年も続けてきた日本の和食文化です。たかだか80年にも満たない日本人の食習慣の変化ですが、何か関係があると思いませんか。同じような体験がある方のコメントを頂けると、ありがたいです。
花粉症の有病率は42.5% もはや国民病となった花粉症 岸田総理「我が国の社会問題」
「花粉症」はもはや国民病ということで、現状を説明します。日本耳鼻咽喉科学会の調査によりますと、いわゆる「花粉症」にかかっている人の割合は1998年には19.6%でしたが、10年後の2008年には29.8%。そして2019年には42.5%と実に4割を超えているんですね。 現段階での対策としては「花粉の少ないスギの苗木」を増やすこと。
林野庁によると、全てのスギの苗木の生産量のうち、「花粉の少ない苗木」の割合がこの10年間で飛躍的に増え、2020年には51.2%と、5割を超えました。2032年度までには7割まで増やすという目標を立てています。 そして今回、岸田総理がさらに一歩踏み込みました。花粉症は「我が国の社会問題」だとして、省庁横断での対策に乗り出し、近く関係閣僚会議の初会合を開く予定です。
松野官房長官をトップに林野庁や厚生労働省環境省などが参加し、対策強化について協議するということで、初会合には岸田総理自身も出席する考えです。なぜ今、こうした動きになっているのか。実は花粉症が日本経済にとって大きなマイナス要素になっているという背景があるんです。