新型コロナウイルス

東京都医師会長のデマ発言

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

重症率のグラフを示して、ワクチンの効果で重症化せずに済んでいるという人がいました。自分で調べることは大事ですが、考えることが単純でどうして重症化率が低いのか理解していないようです。このサイトをご覧の方は知っていると思いますが、オミクロンはデルタのようにACE2受容体に結合しないために血中の抗体価は関係なく、igAが防御の主体であり、口腔粘膜感染であるために血中に入りにくく重症化しないのです。専門家の見解を聞かずにグラフを見て重症化しないなどというのは愚かというしかありません。

一つのエビデンスもなく滔々と印象操作する東京医師会会長。完全に目が泳いでます。

東京都医師会長のデマ発言がありました。

『感染する人を見てみると、やはり打ってない方とか、2回、3回目を打たれてない方が症状が多かったり、長引いたり、そういうことがあると思ってますし、入院患者さんでもはっきりとしたエビデンス的にしっかりとしたデータは無いんですが、やはり重症化しやすい人はワクチン接種してない方、あるいは2回で留まっている方が多いというような印象を持っている病院の先生もいるということでございます。是非、未接種の方もちろんですが、3回目を必ず打っていただいて、4回目、5回目接種券が来ている方は打っていただいて、インフルエンザのワクチンもしっかり打っていただくということが大事だと思います。』

いやー、もうトンデモ発言ですね。『未接種や2回だけの人でワクチン接種してない人は重症化しやすい』『未接種と2回接種の人が感染する上に長引いたりする』

これは本当なのでしょうか? おまけに何もエビデンスを示しておらず、病院の先生が印象を持っていると言っています。印象を持つという程度で大嘘を言えるのなら、何でも言えるのではないでしょうか。データもエビデンスも出さずに印象だけで言ってしまうことは、デマそのものではないでしょうか。

筆者が不思議に思ったのは、どこのデータを持って言っているのだろうかということです。厚労省は煩雑な手間がかかるとして発生届から接種歴を不要としてしまいました。ですから接種歴別の感染者数データはどこからも発表されていないはずです。にもかかわらず、未接種と2回接種者が多いとどうして言えるのでしょうか。実際には接種歴を不要とする前のデータから見ることが出来ます。以前のデータを見てみましょう。 ⇒ 新型コロナウイルス発生届

 

2,022年8月15~22日アドバイザリーボードのデータ。これは恐らく最後に厚労省から出されたもので厚労省隠蔽事件と言われ、これ以降はデータを出していません。2回、3回接種者の赤で囲んだところは未接種者よりも感染者が多いところです。本年の5月頃には未接種と2回接種では感染者数があまり変わらず、これでは打っても打たなくても結果に変わりはないと言われていましたが、3ヶ月程度経過でこれだけの差がついてしまっています。

未接種より2回接種の方が遙かに多く、3回接種でも未接種より多いところが見られています。このままデータを出し続けたら接種者の方が感染しやすいことがバレてしまうために、急遽理由を付けてデータ公開を打ち切ったとみるのが自然ではないでしょうか。接種後数ヶ月経過で感染しやすくなることが分っていますから、3回打とうが4回打とうが、数ヶ月経過で感染しやすくなります。そして今、接種歴別データを出したら、接種した人同士が移し合っていることが明らかになると思います。

この発言にどんなエビデンスがあるのか聞いてみましょう

公益社団法人東京都医師会お問い合わせフォーム TEL:03-3294-8821 FAX:03-3292-7097

 

経口飲み薬としてイベルメクチンを勧めています。重症化が抑えられる可能性があるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*

twelve + eleven =