新型コロナウイルス

超党派議連3:接種後の皮膚障害と因果関係について

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令和4年11月25日「新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える」勉強会

佐野 栄紀 高知大学教授名誉・特任教授 45:00から  ⇒ 水痘帯状疱疹患者の皮疹部からスパイクタンパクを検出

COVID-19 mRNAワクチンによる皮膚障害と因果関係について

皮膚障害というのは比較的頻度が高い。軽症も含めると熱発とか倦怠感と同程度に多いと思われます。昨年からワクチンが始まって重症の皮膚炎の頻度も増えておりますし、帯状疱疹も増えているという現状です。それ以外の問題点もあるということで、皮膚科医のところに来られないこともあるだろうということで、結構な数があるだろうと思います。

そういった障害がどうして起るのかということで、スパイクタンパクの作用が考えられますが、血栓形成と免疫抑制と、分解されにくいmRNAによって障害が持続するということです。

70歳男性、ファイザー2回目接種翌日から頭痛、発赤、やがて壊死になった。

組織で見ますと血栓がありまして静脈炎?がある。これは恐らく筋注で入ったワクチンがmRNAからスパイクタンパクが発現するということで、血栓が局所で起こると。

この方は切り取って植皮までしたと。

次の例は20歳代女性で、とてもよくあるタイプだと思うんですが、ファイザー2回目を打って熱発、関節痛、蕁麻疹様発疹が出来たということで、普通の蕁麻疹のように見えるがちょっと違う。ステロイド内服してもななか治らないということでちょっと苦労しましたが最終的には治りました。

50代女性、ファイザー1回目接種の翌日から麻疹ウイルス発疹症、いわゆる麻疹のような症状で全身に赤いブツブツが出来る。中毒疹ウイルス性発疹症という形ではあるんですが、

組織を取ってみますと皮膚の真皮の上層に血栓が出来ている。普通こうした中毒疹あるいはウイルス性発疹症では起こり得ない、ほとんど見たことがないものという血栓症が起ることを確認しています。

次の方は全身にぱらぱら紅斑というんですが、組織を取ると血管炎がありました。やはり血栓を起こしたり炎症が強く惹起される。筋注すると全身にくまなくmRNAが行き渡って、皮膚のところで何らかの悪さをして病気が起っているのではないかと。

70歳代女性で先程と似ていますが、この方は味覚消失を起こしています。covid-19の感染症でも、スパイクタンパクそのものでも起るのかなと思います。

この方は80歳女性でこれもよく似た全身にくまなく出るような多形紅斑というタイプ。血栓症のDダイマーが高いという検査所見があり

皮膚の組織が左側にありますが、上の方と下のところの血管の周囲に炎症細胞がありまして、スパイクタンパクに対する抗体で免疫染色すると、血管内皮細胞にこのようなスパイクタンパクを検出できたと。

もっと詳しく調べるために内皮細胞を染色できるCD31の抗体で一緒に染まってきたと。グリーンの部分がスパイクタンパクで赤のところが内皮細胞です。赤の内皮細胞の中でスパイクタンパクがギラギラ光っていると。

60歳代男性で関節リュウマチが元々あった方。成人性の水痘で帯状疱疹と同じウイルスによるものです。ヘルペスのウイルスによるものですが、いくら長くても1ヶ月以内、普通は2,3週で自然治癒するものですが、これがワクチンを打った直後からばらばら出来てきたと。

結局3ヶ月消えなくて、色々場所を変えながらこういった皮膚の穴が空く潰瘍を形成したり、水疱がばらばら出来ると。これが3ヶ月にわたって続いた、こんなことはあり得ない、それくらい免疫が下がっている状況とも言えるんですが、

そこの組織が血管炎があって、丁度水疱のところの組織を取りますと、

一番上のところですね、あそこに水ぶくれが出来ておりまして、下で囲っているのは真皮の炎症です。ここを先程と同様にスパイクタンパクで染めますと、内皮細胞に一致して真皮の内皮細胞にグリーンのシグナルが見える。皮膚の内皮細胞にスパイクタンパクが発現することが分ったわけです。

このようにスパイクタンパクが皮膚局所に発現する場合、そこに皮膚の病気が発症するというは因果関係として正しいのかどうか。これは雑誌から取ったんですが、心筋炎を発症したファイザー2回目接種後60歳女性で心筋に炎症が起っているところです。そこにスパイクタンパクが下の矢印です。あるいは34歳男性モデルナ1回目から16日目に肝炎を発症。

筋注して全身をくまなく回る、巡回したようなものがいろんな臓器で発現して、そこで、各臓器で何らかの悪さをする、それが場合によっては致死的な転帰を取ることもあるのかなと思います。具体的に、どのような因果関係の調査をすべきなのか国に考えてもらいたいということで、書いてきました。まず現在の問題点なんですけども、現場の臨床医がワクチン後の障害の存在に無知、無関心であると。

医療関係者全体が無知、無関心である以前に、ワクチンに対して懐疑的、否定的な見解を持つほど事態を忌避する傾向がございます。医療関係者のみならず、多くのマスメディア、ワウチンに関する否定的な報道を忌避する、出来るだけそれを伝えないようにする、その結果として社会全体がワクチンに対して懐疑的、あるいは否定的な意見を排除する空気が醸成されている。

そのためにワクチン後遺障害の患者さんが、ワクチンとの関連を患者さんご自身が疑わない、あるいは口に出せないといった風潮があります。一方ワクチンの障害を訴える患者については、それを否定、あるいは無視する医療関係者と、社会の中で身体的苦悩、苦痛のみならず甚大な精神的な孤立感にさいなまれると。自死を念慮するということもありまして、先程の遺族の方々のお話にもありましたが、現在進行中で苦しんでおられる方というのも何万人、何十万人もおられる。

私の同僚の皮膚科医の女医さんですが、今もほぼ日常生活が出来ない状態、ほんとに辛い目に、何とかしてあげたいと思っております。因果関係の手法を考える前に因果関係の存在そのものを医療機関と一般社会にまず周知することが大事です。周知してデータを集めて、解析すると。国がすべきこと。学会、医師会にワクチン後遺症が起っている事実を周知すること。それを念頭に病歴の聴取をする。データベース化。死亡症例は病理解剖、検体保存を義務づけ。

現在起っていることは戦争だと思います。政府には国民の生命と伝統ある日本の将来を守り抜く覚悟を見せて欲しい。正気を取り戻して欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

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