新型コロナウイルス

初回接種でオミクロン型を接種してはいけない理由

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新型コロナワクチン後遺症 接種後の体調不良を訴える人も その実態と救済の現状

接種が進む一方で、接種後の体調不良を訴える人も少なくありません。ワクチン後遺症の実態と救済の現状です。

未接種の人がここまで来て、オミクロン対応ワクチンを打とうという人はいないと思いますが、初回接種でオミクロン型を接種してはいけないそうです。

オミクロンワクチン初回接種禁止の理由

今はBA.12価ワクチンを打っていると思いますが、もうすぐBA.5に変わります。この2価ワクチンは、いきなりは絶対に打ってはいけませんとなっていますね。武漢型を2回以上過去に打った人だけ。それは何故かということをお話しします。mRNAワクチンシステムというのはヘルパーT(TH)とレギュラトリーT(Treg)の比率、TH/Tregのことを考えなければいけないものです。

今いきなりBA.5を打つとヘルパーTが優位になって、この副作用が甚大なものになってしまう可能性がある。だからいきなりは打てないんです。6波、7波でほとんどの人が集団免疫で、極めて近々にかかっていて、喉の自然免疫を介してヘルパーTが活性化もしくはメモリーされています。そこにBA.1や5を筋肉注射で全身にばらまけば、全身でメモリーされているヘルパーTが活性化して全身炎的な副作用が起きてしまう。

だからいきなりは打てないんです、武漢型Tregが誘導されてないと。これをもう1回再活性化するために2価ワクチンにしているんです。武漢が必ず2価で混ざっていますね、Tregは過去に打っているから誘導されて抑制性サイトカインが分泌されるから、皆さん既に免疫を持っている。パンデミック直後だから、それで直後に打つなんて考えられないけど、絶対にTregが誘導されていないとまずいんです。

何でTregかというと、ウリジン修飾mRNAが誘導するからです。免疫抑制が主作用で、タンパク生成するからTregを誘導して。それではワクチンにならないからLNPのアジュバントを入れ込んで、免疫を刺激して抗体が出来るようになっています。抗体があれば感染予防にもなるだろうと。マウスでは中和抗体価が上がったみたいですけど、人でどうなるかは分りませんけどね。全くデータはありません。

これで感染予防の効果を期待できる可能性があるから、集団予防的に、公衆衛生学的に12歳以上は全員打てということです。お子さんは武漢型6ヶ月から4歳、武漢型を3回打って発症予防効果があったというんです、感染予防は分りません、無いと思います。発症は予防するんですよ、Tregで炎症を起こさないから。発症すらしない、無症候性スーパースプレッダーキャリアの状態になると。

Tregで炎症が起きないのだから重症化もしない。武漢型は最初に2回で十分ではないかという説もありますが、それはある意味で正しいですね。重症化というのは自己免疫疾患の発症で、純粋なコロナ重症化予防なら最初の2回、Tregが武漢型でメモリーされていれば十分な可能性があると思います。ワクチン因性の免疫不全症候群になって、中和抗体が(武漢のもので)合っていなかったからオミクロンの爆発が起きました。

今後はどうなるかというと、新株になれば必ず起きますが、新株にならなくても武漢型でTregが誘導され続けていますから、Tregが武漢型で誘導され続けているため、中和抗体価は長く維持できませんから、ヘルパーの働きがすぐに上回ります。そしてBA.5の感染爆発が打てば起きるし、株が変わればまた起きます。コロナ以外の感染症もどんどん増えてくるでしょう。

それで、いきなり打つとCRS:サイトカイン放出症候群が激しく起きます。すでにメモリーされていて頭痛、発熱、倦怠感、急性期の症状。11歳の子供が亡くなったのは激しい全身炎で脳脊髄炎、横紋筋融解症、DIC、腎不全末期状態、炎症が極まった状態で死亡しましたが、あれは父親が感染して本人も不顕性感染したと思いますが、ヘルパーTが相当に誘導されていたと思う。

武漢型ワクチンの3回目を打って発症したが、オミクロンタイプワクチンをパンデミック直後に打てば、相当ひどいことになる。炎症性の副作用で慢性自己免疫疾患などが出てきてしまうため、いきなりは打てない。必ずTregを同時誘導して、だから2価ワクチンなんです。あらかじめ打っていて、さらに2価ワクチンで、安全ではないけど、ワクチンにしようという考え方。Tregを同時誘導でなければ絶対にまずいんです。だから武漢型を2回打った人しか対象ではないんです。すでに免疫を持った人に打つのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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