新型コロナウイルス

これで確定!感染者の多い国と少ない国

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イスラエル接種4回目を準備【これからの人生では波のようなもの】無限 接種

イスラエルではこれから無限に接種が繰り返されるようです。ということは日本も?

 

米国、欧州、日本では感染拡大が続いていますが、一方で感染者はごく僅かな国々があります。

信じられないでしょうが、感染拡大は世界中の国で起きているわけではありません。各国の感染者数を見ると明らかな違いが分かります。

それは何故なのでしょうか?

 

ワクチン接種と感染拡大。ブースター接種で死亡率上昇か?(イスラエル、モンゴル、インド)/犬房春彦(ルイ・パストゥール医学研究センター/医師・医学博士)

8月25日京都新聞、集団免疫の獲得各国で絶望視 人口の7割投与を終えた国でもデルタ株蔓延 という報道です。上のグラフを見ますと、ワクチンの累計接種数が世界で上がっていっているんですが、感染もデルタ株では広がっている、というデータです。

そしてシンガポールの財務相は『集団免疫は獲得できない』、米感染症学会は『獲得の目安接種率は恐らく90%近い』、米メイヨークリニックからは『獲得は接種率95%でも無理だ』というようなことをまとめた報道です。イスラエルではブースター3回目接種を開始したという報道。

(Reuter8月21日)イスラエルの状況を見てみると、イスラエルでは80%のワクチン接種で生活が通常に戻ると、covid-19の症例が爆発的に増加することが示された、となっています。イスラエルではcovid-19の感染者が急増したため、規制を再開しなければなりませんでした。新たな感染者の大部分はワクチンを接種していない子供たちであった。専門家によると、この再拡大はワクチンだけに頼ることが出来ないことを証明している。という報道です。

この報道で抜けている点は、先ほどのブースターショットと死亡者のデータです。イスラエルのブースターショットのグラフを見て見ましょう。8月1日時点ではほぼゼロだったんですが、段々増えて行っているというデータです。そしてコロナの死亡数を見てみましょう。4月1日から8月最初位まではほぼゼロの数字でしたが、その後急増しています。

このグラフを重ね合わせてみると、ブースター接種者と、コロナによる新規死者数は非常に相関が高いというように指摘している方がいます。

 

以前に紹介したビデオで、コロナワクチン接種後の感染と死者、イスラエル、ベラルーシ、日本を比較したものです。これはイスラエルで感染者数が爆発的に増えていて、かつ死者も増えているというデータで、ワクチン接種がほとんど進んでいないベラルーシでは感染者が少なく、かつ死者も日本よりは多いのですが、増えていないというデータです。私のビデオを見られた方からメールをいただきました。『イスラエルとベラルーシの人口密度の違いについては失念している』ということでベラルーシは1㌔平米で50人、イスラエルはその8倍の409人、ということです。

では、人口密度が影響するのかどうか、見てみると、モンゴルは人口密度が1㌔平米2.1人で世界で最も人口密度の低い国です。そしてモンゴルでは感染者ほとんどいなかったんですね。今年の3月末までは感染者は、ほぼゼロの状態が続いていました。そして中国から供与されたワクチンを多くの方に接種するようになり、すると途端に感染者数が爆発的に増えていっているという状況です。死亡者数もそれに合わせて増えていって、今は少し減っているという状況で、人口密度が高かろうが少なかろうが、ワクチン接種をするとこのようなデータが出ると言えると思います。

英国の保健省から出された技術短報 コロナのオリジナルの株(アルファ)の全死亡率は1.9%もありますが、デルタに関していうと0.3%で死亡率はかなり低くなっている状況です。

日本の以前のピークでは1日8,000人程度の感染者だったのですが、今はその3倍程度に増えてきております。医療逼迫が起こっているのは感染者数が多いからです。ところが死亡者数を見てみますと、以前のピークほどには増えておりませんので、英国と同じようにデルタ株での死亡率は低いのではないかと私も考えています。

さてイスラエル、日本、イギリスと全く反対のデータが見られる国があります。それはインドです。

インドも日本よりは遅いのですが、コロナのワクチン接種が段々増えてきており、1回以上接種者は34.3%。インドの感染者数と死亡者数を見ると、インドはデルタ株が出てきた場所といわれて、非常に大きな感染爆発を今年の4月、5月位に起こしたんですね。ところが現在は、日本と比べると新たな感染者数が非常に多いのですが、感染者数も減っていて死亡者数も減っているというデータです。

そして一部の報道では、集団免疫が獲得されたということですが、ワクチン接種率から考えると集団免疫が獲得されたとは考えにくいわけですね。

インド政府は、とある医薬品を大量に使って感染者と死亡者を減らしたと(言われています)。  ・・・以下、酸化ストレスの解説

(筆者注:とある医薬品とはイベルメクチン)

 

 

日本では現在、第5波の感染爆発が進行していますが、過去の4つのピークをはるかに超えています。今までとは全く違う事態です。さらにもう一つ、新型コロナウイルスはインフルエンザと同じように流行の季節性があって、夏になると流行が抑えられると考えてきましたが、どうもそうではないようです。

ワクチン接種者がスプレッダーとなり、感染者を急増させているとするなら、どのようなメカニズムによるのか、スパイクタンパクが感染源となるのか、スパイクタンパクがウイルスを産生して二次感染を起こしているのか、ワクチン接種者が呼吸や汗からウイルスを排出しているのか。ACE2受容体との関係性はどうなのか? これからの解明が待たれます。

次回に続きます。

 

 

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