新型コロナウイルス

東北有志医師の会:緊急第2弾!3ー2血栓形成、免疫抑制、igG4

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日本人の8割が接種しているということは、この8割の免疫をすり抜けていく変異種が出てくることは明らかです。古い抗体ばかりが産生され、オミクロンや新しい変異株に対応する抗体は作られない。したがって、接種した人は免疫低下により、変異種に対して無防備で、何度でも感染するとともに、感染増強が起きる危険性がある。さらに、ほかのウイルスや細菌に対しても脆弱な状態に晒されてしまう。

<緊急座談会第二弾!>オミクロン型対応ワクチンをすすめない理由23:25~

東北有志医師の会 北海道大学 駒野 宏人 客員教授

東北有志医師の会代表 後藤 均 医師 

東京理科大学 村上 康文 名誉教授

村上:免疫を抑制しているというエビデンスは、今、山のように出てきまして、まだ2回までだと良いんですが3回、4回だと免疫レベルが落ちているわけですね。そうすると、ますます感染者が増えていくという仕組みが分ってきてますから、やめれば感染は終わるんですよ。後ほど詳しくやりますが、全く打ってない国だと終わっているんですよ。アフリカとかハイチとかは全くないんですよ。

駒野:だからオミクロン型は皆さんお分かりになったでしょうか? 3回目、4回目のブースターはやめていただきたい。そういうのが私たちのメッセージですね。それについて前回のスライドで、何で、今どういうことが起きているのか。

村上:どうして打つのが良くないかをお話しします。

一番問題なのは、1回目、2回目よりも有効期間が段々短くなってきます。3回目だと3ヶ月くらいですよ。4回目だとせいぜい2ヶ月なんです。アッという間に有効性が落ちてしまいます。ということで、5回目はもっと有効期間が短くなるだろうと。打ったひと月くらいは有効にはなるかも知れないですけど、アッという間に落ちてしまう。恐らく感染者も発症者も減らさないだろうと想定しています。

それで、一番問題なのはこれなんですよ。全部同じ抗原が入っています。武漢型で、これが5回目になるんです。そろそろ繰り返しの上限ですね、5回、6回くらいになりますと、我々がスパイクを利用した、動物実験で動物が死に始めるような上限なんです。4回、5回を打ってしまうとどうなるかといいますと、スパイクにくっつく親和性が、それもオミクロンにはくっつかないで古い武漢型のスパイクに強力にくっついてしまう。

そうなった状態でもう一度メッセンジャー型を注射すると、どうなるか。

血栓形成

メッセンジャー型を打ちますとスパイクが山のように生産されて、それが末梢血を流れるわけですね。そこで強力な抗体がいると。そうなるとスパイクに抗体がくっついて2つの腕が抗体にありますので、スパイク・抗体・スパイク・抗体というように大きな塊が生まれてしまいます。これが血栓の発生する原因になるわけです。あともうひとつは、2つのメッセンジャーが今回は混じっていますから、オリジナル型とオミクロン型。

問題は、こちら(オリジナル型)は中和されるはずなんですよ。何回も免疫して優秀な抗体が作られているので、恐らくこちらは不活化される。問題はオミクロン型スパイクで、こちらにはくっつく抗体がないわけです。ということは、メッセンジャー型を注射するとスパイクが山のように作られて、これが相当悪い影響を及ぼすだろうということです。もう一度毒性を発揮してしまう。

オミクロン型というのは従来型よりも活性が低い、効果が低い上にもう一段毒性が上がるだろう。あと、5回目接種になりますので(血栓形成のような)塊が出来まして血栓の原因になって脳梗塞、心筋梗塞というようなものを招いてしまう。

免疫抑制のメカニズム

それから、免疫抑制の問題。我々はどういう仕組みでメッセンジャー型で免疫を誘導しているのか。

mRNAワクチン接種で2つの免疫が作られ、1つはigG、もうひとつは細胞性免疫。これは感染した細胞をやっつける免疫です。細胞性免疫はウイルスが感染した細胞を攻撃するんですよ。そうすると、どんな仕組みでメッセンジャー型は、ワクチンが働くかといいますと、

スパイクはウイルスの表面に出っ張っているもので、その遺伝子配列をとってきてmRNAを合成してナノ脂質粒子に入れてやる、それを打つと各所の細胞でスパイクが合成され、スパイクが細胞表面に並ぶ。そうすると、細胞はこれは変な細胞だということになりますよね、おかしなものが細胞表面にくっついていますから、この細胞をやっつけようとします。リンパ球がアタックする現象が起きてしまう。

スパイクが細胞の表面に並ぶ、そこに抗体がくっつくと、これはヤバい細胞だということで、感染した細胞だと免疫系は認識するようになる。そして免疫系はこれを破壊しようとする、その反応が副腎や心臓、卵巣等で起きてしまう。こうなってしまうと、大きなダメージを生体に与えるので、どうなっているかというと、こうならないように免疫を抑制する働きを持っていたんです。

もう一つの反応は、スパイクを生産する状態とは、コロナウイルスに感染した状態と同じです。その細胞を破壊する働きをリンパ球はもっています。始めに免疫をしていますから、そういう細胞が出来ているんですよ。この細胞がスパイクを産生すると、周りのリンパ球が悪いやつだと認識して破壊されるということなんです。こういう現象が生じてしまうと、非常に激しい炎症を起こしますので、これだとこのワクチンは失敗してしまうんです。

ところが成立しているじゃないですか。打った人が皆死んでしまうことはないわけです。ということはこの仕組みが起きないようなメカニズムがあるだろうと、初めから私は想像していたんです。

免疫抑制が、メッセンジャー型でスパイクを導入するようなワクチンは、免疫抑制が起きないと失敗します。何らかの免疫抑制の仕組みがないと、メッセンジャーを導入した細胞は死んでしまいます。そうなると抗原は作られず、免疫は出来ないということになるので、免疫抑制をしながら免疫を誘導するという風な、自動車のアクセルとブレーキを両方踏むようなものなんです。それがどういう風な仕組みか、大分分ってきまして、免疫を抑えるようなスペシャルなリンパ球の活性化があって、それで免疫が非常に落ちてしまうということです。

しかし、抗体だけは作るんです。抗体だけは非常に効率よく誘導するんですが、免疫全般を抑制します。これが最大の問題点で、初めは抗体が一杯あるので効いているように見えるんですが、あっという間に抗体が下がりますから、そうすると弱くなります。

igG4が免疫を抑制する

接種後の2週間は感染しやすくなる、これはリンパ球が減るんですよ。それから、打った後はigGのレベルが落ちるんですが、非接種より罹りやすくなる。もう一つの問題は、感染症が多発する、あるいは癌が猛烈なスピードで進んでしまう。さらにもう一つの問題はigG4という抗体の誘導をする。これが起きてしまうと、先の反応は起きなくなり、起きなくなるんですが、その効果は他にも及びますから。

それで結局どうなるかというと、横軸は時間軸で縦軸は100万人あたり感染者数で、3回目接種でブーストしたらものすごい感染者増えるということになるわけです。3回目打ったことで、ここで世界平均を超えると。4回目を打ったことでものすごいブーストがかかると。文字通りブースターなんですよ、抗体のブースターではなくて感染のブースターなんです。こうなることはあちこちのデータから見えたので、やめようよと言ったんですが、聞き入れられなかった。

日本中でブーストした結果、感染者数が非常に良くブーストされた状況になってしまった。

一方で打たない国がありまして、ハイチという国があります。全く打ってないですね。日本とハイチの対比。打たないハイチは、症例数が全然増えていない、日本だけ猛烈な勢いで増えている。亡くなる人ははじめ少しあったんですが、逆転している。はるかに日本の方が大勢死んでいると。

あと、もう一つ問題のある論文がScienceなんですが、ひと言で言うと、古いタイプのワクチンを3回打ったら、オミクロンに感染しても免疫が出来にくい。これは非常に大きな問題で、打っていなくても、オミクロン型で感染すると免疫が形成されますので、一回罹った後、もう1回罹るかも知れませんけど、複数回やっていくと収まってくるんですね。

問題は、ブースター接種までやっちゃうとオミクロン型に感染しても免疫が出来にくい。武漢型には良いが、オミクロンのように変異をしたものに感染しても、全く免疫が出来ない。変異をしたウイルスが出てくると、抗体も誘導されず、細胞性免疫も誘導されませんので、何回でも感染すると。ということは、大勢ブースターを打ってしまいますと、パンデミックが終わらなくなります。

これは日本が残念ながらそうなろうとしていますので、それで我々はブースター接種を今すぐやめようと言っている。

駒野:ただこれは、普通のワクチンとは違ってmRNAワクチンはmRNAの細胞の中に取り込んでタンパクを発現するものだから、その細胞自身、スパイクタンパクを、細胞自身が攻撃を受けてしまうんです。私たちの細胞が攻撃されちゃうんですよ、スパイクタンパクを発現したら。これは当初、細胞性免疫を活性化するから良いんだ、重症化に効くんだという先生もいたんですが、それは、筋注で局所的に、筋肉だけにスパイクをタンパクする細胞が発現する場合は、ここで済んだかも知れないけど、

分ってきたことは筋注しようが、全身にリポソームに包まれたmRNAが分布して、特に副腎、脾臓、卵巣、そういったところでmRNAが発現する細胞はリンパ球の攻撃を受ける。だから色々な問題が生じる。私たちの生体反応は上手く出来ていて、あまりそれが激しくなると困るので、免疫を抑制する反応が3回、4回目にブーストするところから出てくる。この実態は制御Tセルを活性化してigG4を出す、これは免疫を抑制するんですよ、全体的な免疫を。

だから今起きていることは、帯状疱疹ですよね、他にも癌になりやすいとか一杯聞きますよ。こういうことが起きうるんだということ、それからScienceのデータはオミクロンで何が起きるかといったら、ブースターを3回やったらオミクロンに対する反応が全く出なくなってしまう。Scienceの著者は一杯いてその事を訴えたかったと思いますよ。

だから2回までだったら、まだましだったんですよ。3回目はやらなければ良かったんです。なおかつ4回目までやってしまったから、もう一段事態が面倒になってしまった。

駒野:だからこれが、何が起きるか分らないですよね。

村上:だから4回目を打った人がどうなるか、私には全く想像がつかないのと、もう1回打った時にどうなるかは、動物実験より、人の方が大きいわけで丈夫だろうということですし、ネズミは病院には入れないですから、人の方がダメージは少ないのではないかと思いますが、5回、6回目やった時にどうなるかは未踏の領域です。まさか5回目をやる事態になるとは、全く想像しなかったんです。

駒野:でも当初、予測してましたよね、私たちで話したことがあるんです。予測通りになりました。

後藤:本当にとんでもないことが起きていると思うんですが、日本で全国の80%が2回、60%が3回でトップクラスですよね。それなのに世界1の陽性者数だと。しかも、マスクもほぼ100%だと。こういった状況で、今までやってきた政策が間違っているからこのような状況になるということを、何故政府が判断して方針を変えないのか。これからも同じ方向で行こうとしているわけですから。言語道断ですよね。

村上:また10月から打とうとしているじゃないですか。恐らく騙されてといっては失礼ですが、よく分らなくてオミクロン型は非常に良いものだという風に判断して、打つ人は多分いるんだろうと思うんです。

駒野:オミクロン型を打つというのは、かえって物事を悪化させますよと言いたいですね。より感染力を増強する抗体が、作用してしまいますよと。それからメディアでよく言っている中で、重症化していないのに死亡者が増えているというんです。これは正に、免疫力が落ちたということを物語っていると思うわけです。まるでオミクロンのせいにしているけど、あれはワクチンを打ってオミクロンに罹ったためにこういうことが起きているんだと。

絶対に報道に出てくるお医者さん方は、今度のオミクロンは重症化もしないで死亡が増えていると。これはブースターを繰り返すために免疫力が落ちてしまっているんですよ。そこにオミクロンが来たために病気になってしまうと。

村上:だから今すぐやめたとしても免疫が戻るまで、1年は実際かかると思うんですね。色んなデータを見てみると、2回打った人が免疫レベルが普通に戻るまで1年くらいでようやく前のレベルと同じか低いくらい。3回目をやったらどうなるかは、全く見えていません。私には何とも言えなくて、ずっと低いままかも知れないし、戻るかも知れない、そこは何とも言えません。全くデータがないということです。

次回に続きます。

 

 

 

 

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