体調改善

腸活こそが重要:東北有志医師の会

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私には新型コロナウイルスなるものがこの世に存在しているのかどうか分りませんが、あるという前提に立った場合、どうやって身を守ったら良いのでしょうか。

この騒動が日本で起こってから2年半程度が経過していますが、ワクチンによる後遺症(毒性が強いため)ならともかく、ウイルスそのもので感染、重症化し、死に至ることは今でも信じられません。感染者の圧倒的多数は基礎疾患があり、医療やクスリでコントロール出来ていない場合がほとんどだと医療現場からの報告にあります。その大半が高齢者だということも、ウイルスだけで重症化するわけではないのではないかという根拠です。

病原体を患者から抽出、分離して、健康な人に挿入し、感染させることが出来るという基本的な証明がなされていないことは、疑わしいという根拠になります。

以前に、腸と脳がつながっているという腸脳相関の話を紹介しましたが、免疫を正常な状態に維持してくれるのは腸の働きによります。デルタ株までのスパイクタンパクが結合するACE2受容体は腸に多く分布していますし、免疫の状態を正常に保っているのも腸なのです。

年に2、3回大きな風邪を引いていた筆者ですが、腸活をして以来、この2年半は問題無く過ごしていますし、風邪や扁桃腺とは無縁になりました。

歯磨き後に重曹水でうがい、梅酢+マグネシウム入りの水+クエン酸+海塩を少々を毎日続ける。これでデトックス。

発酵食品を意識して多く摂る。梅、椎茸、タケノコ、味噌、海苔、納豆、豚や牛でなく魚が中心。(豚肉牛肉の脂質は体温では溶けないため、消化管の中に残ってしまいます)

小麦製品は腸に悪いため禁止、加工商品は食品添加物が大量に入っているため禁止、コンビニ、ファミレス出入り禁止、スーパーではカット野菜、惣菜はNG,

小麦を止めれば当然和食中心になります。

これを食べるとお腹の調子が悪くなる、というものが分かります。

食生活は本当に大事です。食べたもので身体が出来上がっていますから。

毎日具合の悪さを感じている人は、食生活から見直してみることが必要です。

私もお腹の不調と尿管結石から解放されました。特に結石が出来やすい人は、クエン酸摂取で効果が出るようです。

免疫とは ? そして腸活のススメ:東北有志医師の会

免疫とは、「疫(やまい)から免れる仕組みのこと」で、

からだの外部からの侵入者である病原体(細菌、ウイルスなど)の様な異物に対して、免疫系の主役である白血球がこの異物を破壊して排除するという「白血球 VS 異物の闘い」のことです。

つまり、自分と自分でないものを識別して、からだを守ってくれる防御システムのことです。

ここからの文中では色んな細胞が出てきますが、これらはすべて白血球の仲間たちです。

病原体が体内に侵入すると、まず一次防御である自然免疫が作動して、これが突破されると二次防御である獲得免疫が作動します。

自然免疫にも二つの段階があり、まずは皮膚や粘膜といった体表面のバリアで、粘膜は殺菌作用のある消化液、腸内細菌で守られています。

また、口・のどの粘膜には毎回の食事の際に細かい傷が付きますが、そこから強力な殺菌作用のある活性酸素を出す数百万個の白血球(マクロファージ、ナチュラルキラー細胞:NK細胞)が出てきて病原体を退治してくれます。

さらに病原体が体内に侵入するとマクロファージ、樹状細胞、好中球が病原体を次々に退治していきます。

しかし、細胞内でしか生きられないウイルスが細胞内へ逃げ込んでしまうと、NK細胞がウイルスに感染した細胞ごと破壊していきます。

ここまでが先天性の自然免疫のシステムで、ここまでで病原体を退治してしまえば獲得免疫の出番はありません。

さらに病原体が侵入・増殖してしまうと、二次防御の獲得免疫のシステムが発動します。

ここからはT細胞、B細胞というリンパ球が主役になります。

主に最初に自然免疫として戦った樹状細胞がヘルパーT細胞、細胞傷害性T細胞(キラーT細胞)へ病原体の情報を伝え、キラーT細胞は自然免疫でも出てきたNK細胞と協力してウイルスに感染した細胞を破壊していきます。ここは細胞が主体となって働くので細胞性免疫と言われます。

そしてヘルパーT細胞はその情報を元にB細胞を形質細胞(抗体産生細胞)へと分化させて、産生した抗体がウイルスと結合して毒性を低下させます。

抗体は細胞外の体液中でのみ働くことができるので液性免疫といいます。

そして病原体を排除する事ができると、今回の病原体にどんな特徴があったのかを記憶する記憶細胞(メモリーT・B細胞)として体内に残ります。そして同じ病原体が体に侵入してもその対処法を記憶しているので、速やかに退治してくれます。一度罹った病気に罹りにくくなるのはこのメモリーT・B細胞の働きによるものです。

これは後天的に得られる免疫なので獲得免疫といいます。

そしてワクチンはこの獲得免疫の抗体産生の部分のみを利用したものです。

しかし、今回の新型コロナワクチンにはいくつかの問題点があります。

まず大きな問題点として「抗原原罪」という現象です。

これはコロナウイルスの様な変異の多いウイルスでは最初に誘導してできた抗体があとから感染した変異ウイルスに対する抗体の産生を阻害してしまう現象です。

つまり繰り返し同じ武漢型ワクチンによって武漢型に対するスパイク蛋白の抗体のみを作ってしまうと、仮に変異したウイルスに感染しても、その変異したウイルスに対する抗体ではなく、武漢型スパイクの抗体しか誘導・産生されなくなって変異したウイルスへの対応ができなくなってしまうのです。

さらに今回のm-RNAワクチンは接種により「抗体依存性感染増強(ADE)」と呼ばれる現象も起きていると言われています。

これは本来ウイルスから体を守るはずの抗体によって免疫システムに異常を起こしてしまい、逆に感染を起こしやすくなり、ウイルスの増殖、病気の重症化を引き起こす現象です。

おそらくこれらの二つの現象はすでに起きていると思われ、世界的にワクチン接種をすればするほど感染者が増えるという大きな要因となっています。

世間的にはワクチンのみが有効なコロナ対策かのように思われていますが、前述のように免疫システムには抗体以外の自然免疫の占める割合がかなり高いので、

いかに自然免疫力を高めるかがワクチン以上に重要なコロナ対策と言えます。

その自然免疫力を高めるのにはどうしたら良いのでしょう。

鍵となる内臓は「腸」です。

腸には免疫細胞の70%が存在し、脳とも多数の神経細胞でつながり、お互いに影響を与え合う「腸脳相関」の関係にあり、第二の脳とも言われています。

しかし実際は生物は進化の過程では腸だけの生き物から始まり、ずっと遅れて脳ができており、脳以上に重要な内蔵であると言えます。

それでは腸の本来の力を取り戻し、免疫力をアップする「腸活」はどうしたら良いのでしょうか。

6/11(土)の東北有志医師の会主催の市民公開講座第一弾「腸活で免疫アップ!発酵食品のチカラ」は盛況のなか終了しました。

免疫についての市民講座第二弾が開催されます。
是非ご参加下さい。詳細は下記リンクより
 
市民公開講座 第2弾  「〜正しい情報で細胞を元気に〜 免疫ステップアップ講座」

市民公開講座 第2弾 「〜正しい情報で細胞を元気に〜 免疫ステップアップ講座」

東北有志医師の会は、日頃からの生活習慣、食事、睡眠などで免疫を整えておくことが基本であり、重要だと考えています。(ワクチン後遺症患者さんへの対応についても、基本的…

東北有志医師の会

(文責:八子胃腸科内科クリニック 八子章生)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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