新型コロナウイルス

定期接種は10月1日から

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接種者からの血液を輸血することは、自分が接種したことと同じになります。不意の事故や病気により輸血が必要となった場合、できるだけ血液ではなく輸液によって対処するようにした方が良いと思います。非接種者の血液を希望しても、赤十字で用意していないと思われます。

2024.9.3鹿先生 日本赤十字社はレプリコンワクチン接種後の献血をお控えいただく場合があることを広報(2023.12.22) 同社はレプリコンが今までのワクチンと違うことを認識している。 レプリコンがマウスで3か月もスパイクを作り続けていられるのは、体内で細胞外小胞(エクソソーム等)を介して細胞間伝染してるから。 それ輸血したらまずいが、現実にありえる。 本当のマジな話 bs.jrc.or.jp/hkd/bbc/2022/1
 

 

2024年の今も続く面会制限は大問題だと思うので書きます。 私の義母は、昨年末から末期癌で自宅療養しています。 この度いよいよ体調が悪くなって先週入院しましたが、妻が面会できないと言われて驚きました。 面会できるのは「緊急連絡先に登録されている家族2名までだから」だそうです。 先週、フォロワーさんやリアルの知人などに諸外国の状況を聞きましたが、やはり日本ほどの面会制限をしている国はないようです。世界的に見ても異常です。 面会は入院患者さん(入居者さん)とそのご家族にとって当然の権利です。 また医療者なら面会が持つ意味、治療過程にとっての重要性を理解しているはずです。 その面会を制限するには、相応の意義や根拠が必要です。 2024年の今、はたして面会制限は許されるのでしょうか。 私は病院の感染対策を協議する場にも携わったことがあるので内部事情がある程度分かりますが、2020年当初から今までずっと感染対策の大部分には何の根拠もありませんでした。いつもその場の空気と、偉い人の一存で全てが決まります。これに関しては忽那氏も感染対策雑誌に書いていた通りです。 もちろん当初の混乱の中で何らかの判断をし続けなくてはいけなかった以上仕方ないところはありますが、それを「ルールはルール」といっていつまでも続けて良いかというと話は別です。 ・1回15分 ・2名まで ・家族のみ ・1日1回(週1回という施設も!) 日本の多くの病院で行われているこれらのルールには、何の根拠もありません。 15分も何となく定められたものです。ソーシャルディスタンスがファウチ氏の思いつきで2mに決まったように。 しかし何の根拠もなく始まったことは、なかなか終わりません。終える根拠もないからです。 患者さんやご家族も「病院と揉めたくないから」と言って素直にルールを受け入れるので、ルールを変えるきっかけが生じません。 そうしてグダグダと根拠のない制限が続き、ふとしたときに「このルールもう古くない?」と誰かが気づき、何となく見直されます。 とにかく日本は面会制限というものを考え直すべきです。 この4年半、どれだけ多くの人たちが苦しむ家族の最期を一緒に過ごせず、病院に文句も言えずつらく悲しく悔しい思いをしてきたか。 こんなの当たり前ではありません。日本だけが異常なのです。 「感染リスクとの兼ね合いだから難しいですよね」とよく言われますが、実際に面会を制限していない静岡市立静岡病院や海外の病院で何が起きているか。制限していない病院と比較して大きな問題が起きているか。 それが答えだと思います。 結局面会制限をしたところで職員が外界と繋がっている以上劇的な効果は期待できないし、その一方で個々の患者家族には著しいデメリットが生じているのは火を見るよりも明らかです。こんなことを続けていてはいけないと強く思います。 私はメディアに問いかけたいと思っていますが、皆さんも(常識の範囲内で)病院に問いかけてみてほしいです。 声を上げないと変わりません。
 
 
 
★ コロナワクチン、3224万回分 定期接種10月1日開始 ★ 2024年09月02日 18時18分 共同通信 厚生労働省は2日、今シーズンの新型コロナウイルスワクチンの供給量が約3224万回分となる見込みだと専門部会に報告した。10月1日から始まる定期接種の対象である65歳以上の高齢者と基礎疾患を持つ60~64歳の人の8割程度に行き渡る量という。 厚労省によると、メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンが約2527万回分、mRNAが細胞内で複製される「レプリコン」という新しいタイプが約427万回分、組み換えタンパクワクチンが約270万回分。 また、インフルエンザワクチンの供給量は2734万本の見込み。昨シーズンの3135万本と比べ少ないが、適切に使用すれば不足は生じない状況としている。

 

コロナワクチン、3224万回分 定期接種は10月1日開始

配信

 
 

共同通信

 

 

 

米国におけるコロナ流行の最新情報

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HAKINMHAN/iStock

5類に移行してからは、日本のメデイアが海外におけるコロナの流行状況を伝えることがめっきり減った。これまで、ヨーロッパ、豪州、東アジアにおけるコロナ流行の最新情報を報告したが、今回は米国の状況について紹介する。

なぜ日本ではコロナの流行が続くのか?

なぜ日本ではコロナの流行が続くのか?
モデルナ社が発表する全国のコロナ新規感染者数は、5月の66万人が、6月には100万人に増加、7月は21日までの集計が150万人に達した。「今回の流行は、これまでの変異株と比較して感染力の強い新たな変異株KP.3が出現したことによる」…

 

韓国、台湾におけるコロナ流行の最新情報

韓国、台湾におけるコロナ流行の最新情報
7月に入って、わが国のコロナ感染者数が急増しているのに、英国、ドイツ、カナダ、オーストラリアでは、感染者数の増加がみられていない。 なぜ日本ではコロナの流行が続くのか? それでは、隣国の韓国、台湾ではコロナは流行…

これまで、何回か紹介したWorldometerでは、米国の新規コロナ感染者数は、2024年4月12日以降は更新されていない。

米国疾病予防管理センター(CDC)は、コロナの流行を、

  1. 下水中のコロナウイルス陽性率
  2. 救急外来受診者のうちコロナ陽性者の占める割合
  3. 急性期病院におけるコロナ陽性入院患者数の割合
  4. コロナによる死亡数

でモニタリングしている。

神奈川県では、相模川流域の下水道のコロナウイルス量をモニタリングしているが、下水中のコロナウイルス量の動きが、新規患者数の動きよりも先行している(図1)。

図1 相模川流域下水中のコロナウイルス量とコロナ新規患者数の推移
神奈川県ホームページ

図2には、米国における下水中のコロナ検出率を示す。7月に入って検出率は増加しており、とりわけ、カルフォルニア州をはじめ19の州で非常に高くなっている。検出される変異株は、KP.3が33%と最も多く、KP.3.1.1が18%、KP.2.3が13%と続く。

図2 米国における下水中のコロナウイルス陽性率の推移
米国CDC

救急外来受診者のうちコロナ陽性者の占める割合も、7月に入ってから増加している(図3)。

図3 米国における救急外来受診者のうちコロナ陽性者の占める割合
米国CDC

図4は、入院患者のうちコロナ陽性例の占める割合を示すが、救急外来と同様に増加傾向がみられるが、救急外来受診者と比較すると、入院患者の増加はそれほどでもない。入院を必要とする重症患者の割合は多くないのだろう。

図4 入院患者のうちコロナ陽性例の占める割合

米国では、コロナによる死亡者数が最も多くみられた2020年〜2021年にかけては1週間の死亡数は、25,000人に達していた。今年は、7月に入ってからもコロナによる死亡数は500人以下で、コロナの流行が始まってからこの4年半でも、最も低いレベルである(図5)。現在流行している変異株の毒性は、強くないのであろう。

図5 米国の2024年1月以降におけるコロナによる死亡数
米国CDC

米国は日本と同様に生後6ヶ月以上の乳幼児にもコロナワクチンの接種を進めている数少ない国である。昨年9月以降のブースター接種率は、今年の5月の時点で、18歳以上の成人でも22.5%、6ヶ月〜4歳では3.4%に過ぎない(表1)。

表1 米国におけるコロナワクチンの接種率
米国CDC

米国では、7月に入ってコロナの新規感染者数は増加しているが、入院患者や死亡数は増えておらず、医療の逼迫はみられていない。日本では、感染症専門家が、あいも変わらずマスクの着用やワクチン接種を呼びかけているが、呼びかけにあたっては、海外の最新情報も考慮すべきではないだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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