AMAZONでKindle版¥100 Amazon.co.jp: 安倍元首相を狙撃したのは本当に山上なのか? eBook : 中田 健二: 本
7月8日安倍元首相暗殺事件続報です。日本の元首相が暗殺されたのに、今までと変わらず気に留める人が少ないことに大きな違和感を感じています。メディアが伝えないからと、なかったことになってしまって良いのでしょうか。続報を何回かやってきて思うことは、これは山上1人で出来ることでは無い、もっと事前に綿密に計画があって、準備の段階でも実行段階でも組織的に動かなければ出来ることではないということです。
推測になりますが、山上の銃は誰かが手製銃を事前に作成して、山上に手渡した。山上は自分で銃を発射しているので、自分が撃ったと思っている可能性があるということです。散弾銃で撃ったのに周囲の人に当たらなかったことは大変不思議です。これ以前の放送では、山口さんが海外で実際に試射実験を行い、22口径の銃で発射すると小さな音、プシュッという音しか聞こえないことが明らかになりました。これは山上が撃っているときに、もう一つ別の場所から狙撃が行われた可能性を示唆するものです。
実際、山上から発射された弾丸がブーメランのように戻ってきて右首元に当たるなどは先ず考えられませんし、そのような銃があるなど聞いたこともありません。一番素直に考えるなら、安倍さんが左に振り向いたとき、右首元に当たる角度から狙撃した者がいるという考察です。サンワシティ西大寺ビル5階に窓が開いている所1カ所(小林しげき自民党議員親族所有)または立体駐車場4Fから。間もなく当該事件の公判前整理手続きが始まりますが、捜査関係者、司法関係者から山口さんの放送に注目が集まっていると聞きます。そのため、昨日の放送では関係者に情報を出さない作戦もあり、安倍さんの問題に触れることが出来なかったようです。
第18回 山口敬之チャンネル生放送
反動からの検証 P91
山上銃を模倣して作ったものでは、発砲と同時に銃身が後ろに吹っ飛んでいる。反動の力は大きい。山上のような散弾銃では6個の散弾を火薬で打ち出すときには、ものすごい反作用が来るということが分かる。撃つと後ろに吹っ飛んでしまう反動があるのに、山上は平然と歩いている。これが山上の銃で起きたら本人は死んでいるが、山上は何事もなかったかのように平然と歩いている。
92P 読売新聞オンラインから
山上の銃を模した銃、カプセルの中に弾が入っていたと。銃身のパイプサイズが25ミリだというので5ミリ、8ミリ、9ミリで反動エネルギーを計算した。弾の初速が200㎜/sec以上とすると9㎜弾では約400ジュールと非常に大きな反動エネルギーが発生していることが分る。山上の銃に弾が入っていたら、たとえ壊れなくとも山上は後ろ向きの力を受けて立ち止まるか後ずさり、最悪吹き飛ばされていたと思われる。山上の銃は空砲である事が反動力の計算からも明らかだ。
9㎜の弾を6発撃つと約400ジュールになる。10㎏の重りを高さ4㍍から落としたときの衝撃になる。右隣の620ジュールは15㎏を4㍍から落としたときの衝撃。これが山上の右手にかかっていたはずだが、マッチョな体格でもないのに受け止められるのだろうか。山上の映像から反動があったことは感じられない。
これまで見てきたように、前回、発砲音の音声解析と今回、銃の反動を考慮した場合、山上の銃は空砲であり、実弾ではなかったことが確実だと言える。
山上と安倍さんの位置関係
上4つの中の右下に赤い線で山上の歩いた経路。①は安倍さん、山上は歩道から車道へ出て②で1発目発砲、③で2発目発砲。これを上の平面に置き換えたものが右上画像。④は動画を撮った人の位置。山上は真っ直ぐ構えて水平に撃っているので、弾道は黄色で示した範囲になる。⑦の選挙カーや⑧の立体駐車場には行きようがない。これを奈良県警は山上の位置を意図的に左側にずらしている。山上の位置を安倍さんの真後ろに持っていっている。下の図を参照。
②③から真っ直ぐに撃ったら⑦や⑧には行かない。安倍首相にも行きようがない。奈良県警から直接、山上の発砲位置の説明を受けた人がいる。それによると、名前は出せないが複数人。最初に聞いたときには『安倍さんは真後ろから撃たれた』と言っていたが、ところがある情報が入って関係者がこれはどうなっていますか? と聞いたところ、奈良県警は『山上の発砲地点で、奈良県警の発表した図は正確ではない』と言い始めた(証言)。
奈良県警は当初の説明から(位置を)ずらしている。山上の真後ろから撃ったとしなければ辻褄が合わないために場所をずらしている。恐らく2㍍くらい。
警察というところにはどんな人たちがいるのか。筆者は4年間警察OBと机を並べていましたが、上から決められたことは嘘でも何でも守り続けて自分の意見を口外しない。その事が際立っていました。やっぱりそうだよね、と思いました。