新型コロナに複数回感染した人は、平均6.3ヶ月で再度感染していたというデータ分析結果です。複数回感染した人なので、未感染と1回のみ感染の人は含まれません。それによると、若年層ほど再感染しやすく、コロナ初期の1~4波で再感染の度合いが高いということです。コロナパンデミックで全く感染せずに3年間継続した人がいるので、普通の人が誰でも感染するというのではなく、その人には感染する理由があるのだと思った方が良いでしょう。10歳未満と10代が多いのは、従来(コロナ前)から若年層は風邪を引きやすいことを示しているのではないかと思います。
新型コロナの再感染は「平均6.3カ月後」 名古屋工業大学・平田教授らが分析「第6波以降で感染された方はリスクがある」
名古屋工業大学の平田教授
新型コロナに複数回感染した患者は、平均で6.3カ月後に再感染していたことが、名古屋工業大学の平田教授らによる診察データ分析でわかった。 【映像】新型コロナ再感染の割合 平田晃正教授らは、およそ800万人分の医療機関の診察データから、新型コロナに2回以上感染した人の割合などを調べた。 その結果、次の感染までの期間は平均で6.3カ月だったほか、年齢が低くなるにつれて再感染する割合が高い傾向にあることがわかった。
また2回以上感染した人は、第4波までは感染者の12%ほどだったが、第6波以降ではほとんどが初めて感染する人だった。 「第5波というのですとまだ12%には達しておらず、特に第6波以降ですと、一度、感染した方というのが再感染していません。そのため、第6波以降で感染された方というのは今後、再感染のリスクがあります」(名古屋工業大学・平田晃正教授) 平田教授は、「5類」になっても感染の状況を見極めて「効果的な対策をしてほしい」としている。(ANNニュース)