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7月8日暗殺事件の疑問点解説

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2,022年7月8日安倍元首相暗殺事件で手がかりとなるものが出てきました。どう考えても不自然なことが多いと思います。

まず、安倍さんが演説した場所ですが、後ろに広場:バスターミナルを背負う形で安倍さんの背後が空いており、後ろからいくらでも襲撃することが可能な位置関係にあったこと。何故この場所で演説をしたのか。山口紀之さんの解説を元に考えてみたいと思います。

中央に見える横断歩道とその下に見えるゼブラゾーン(演説場所)。ここに立って上(北)の方向に向いて演説していたのですが、あまりにも警備の観点からいうと、背後から犯人が狙いやすいのです。どうしてそのようなことを奈良県警は許可したのでしょうか。というわけでその日の直前にも他の政党候補者がここで演説しています。

 

街宣車の上に乗って演説すれば、距離が遠くて山上の銃で撃つことは出来ない。警備もしやすい。ところが安倍さんが撃たれた現場では地べたにビール等の容器の上に立っていたこと。この場所は最も警備が難しい上に後方の警備が難しい。実際にこの場所(北を向いて)演説をすると右側の聴衆にも左側の聴衆にも声をかけられるため、この配置を好むと思われる。

それにもかかわらず、その前に行われた立憲、維新、共産の演説には許可しなかった。理由は後方の警備が難しいことを理由にして演説場所の変更を求められた。その結果、立憲は西(地図では左)向きで演説し、共産も西向き(左)で演説し、事件の10日前には茂木幹事長が同じく西に向かって演説していた(茂木幹事長の時は山上が立っていた位置を見るための警備がいる)。こういう警備なら万全だということになるだろう。(維新に至っては事件の2日前、街宣車がないため北に200メートル行ったところで演説させられている)

ではどうして奈良県警は安倍さんだけに北向きで演説することを許したのだろうか。そして結果として背後から、危ないといわれた通りに襲われてしまった。

さらにもう一つあります。

安倍さんが銃撃されたあとに奈良県立医科大学にヘリコプターで搬送されたということですが、この間50分もかかっています。救急車からヘリが着陸できるところまで搬送、ヘリで病院収容までにかかった時間は約50分です。心肺停止:CPAだというのにわざわざ50分もかけていたのでは助かる命も助かりません。近くに収容できる病院がなかったからだというかも知れませんが、地図を見てみましょう。

事件現場から奈良県立医科大学病院に向かうよりも、遙か手前に奈良県総合医療センター(10数分の距離)があります。しかも3次救急です。緊急時に心肺蘇生をするには近くて設備も整っているこちらの方が適していると思うのですが、どうしてわざわざヘリに乗り換えて50分もかかるところまで搬送する必要があったのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

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