【完全版】米国VARESデータより、2021年以降に流産・死産報告数が爆増/犬房春彦(ルイ・パストゥール医学研究センター/医師・医学博士)
日本産婦人科学会のmRNAワクチンの接種推奨についてお話をします。米国では予防接種安全性監視システム(VAERS)というシステムがあって、こちらにワクチン接種後の色々な問題が報告されています。そして流産・死産の報告数を見てみますと2,021年、2,022年に爆増しているというデータがありました。
このビデオの要旨ですが、日本産婦人科学会のワクチン接種推奨で、これはワクチンは安全で妊婦、胎児を守るためというふうに記載してあります。ところが米国のVAERSデータを見ますと、流産、死産数が非常に上がっているんですね。酸化ストレスイベントを避けるのが重要というお話もします。
さてこれは、今年の7月に出された日本産婦人科学会の接種推奨です。厚労省は妊婦さんに新型コロナウイルスワクチンの接種努力義務を課すことを決め、妊婦さんへの接種をお勧めしています。新型コロナウイルスワクチンについては妊婦さんへの投与に関する調査結果が数多く示されており、ワクチンの安全性とワクチンによる本人と赤ちゃんの生命を守るための感染予防の重要性が示されています、ということなんですね。では先程の接種推奨に引用されている論文を見てみましょう。
これはスイスから出た論文で2,021年3月、スイスではリスクのある妊婦へのワクチン接種が推奨され、2,021年5月には全ての妊婦に拡大された。そして妊婦や新生児の有害事象が高くなることはなかったと記載されています。現在スイスでは、ワクチンの多くの問題から実際の接種はほとんど行われていない、というのが最新の情報です。
では米国のVAERSデータ予防接種安全性監視システムのデータを見てみましょう。これは任意に登録されるもので、登録数の実際は10分の1程度ではないかと言われています。1,992年以降、ワクチンを打って流産と死産が起ったという報告数なんですが、前ワクチンが赤い棒グラフ、やや黄色のものがコロナワクチンのみなんですが、この2,021年、2,022年が突出して増えているのが分ると思います。
そして、この2,021年、2,022年を合わせますと、何とこのグラフに乗っているうちの75%を越えるわけですね。そして2,022年はまだ終わっておりませんので、この数はさらに増えるということになります。すなわちこのグラフでは、2,008年~2,010年くらいはインフルエンザに対するワクチンで有害事象が起っているのですが、この2,021年、2,022年の流産・死亡の報告数は、ほぼ98%程度がコロナウイルスmRNAワクチンということになります。
では何故これが起るかというのを考えてみましょう。この図は新型コロナウイルスに感染するとROSと書いてある酸化ストレスを大量に出して、サイトカインストームを起こしたり、血管内皮を傷害したり、色々な症状が起きて重症化するというものです。mRNAワクチンを接種しても同じようなことが起こることが明らかになっています。
私は最近、某出版社から執筆依頼を受けまして、mRNAワクチンの本の一部分を執筆しました。題は『酸化ストレスから見るmRNAワクチン副反応のメカニズムと対策』ということなんですが、何故炎症と酸化ストレスが増えるかということを考察しています。それは、1番は資質ナノ粒子。これは少量でも非常に強い炎症性が起るので、マウスの鼻にちょっと噴霧しただけで肺炎を起こして死んでしまうというような危険な炎症性のものです。
そして2番目は偽ウリジン修飾というもので、この偽ウリジン修飾をしているので、mRNAワクチンは実は効果があると言われています。しかし、この偽ウリジン修飾をすることで、色んな細胞に入って行ってしまうんですね。ですから、例えば胎児に移行しているのかどうか分りませんが、胎盤の炎症などは起こってもおかしくありません。
そしてご存じのようにmRNAワクチンが作るスパイクタンパク質そのものも、炎症性が非常に強いことが分っています。もしもこれが胎児に移行したり、胎盤の炎症を起こせば、当然死産、流産ということが起こると考えられます。いずれにしても酸化ストレスを下げるのが重要です。
炎症、酸化ストレス上昇イベントを避ける、すなわち妊婦の方は接種は避けた方が良いのではないかと私は思っています。