HPVワクチンを推奨するヤツは、プロ、素人を問わず「犯罪者」です。
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— 陳鸞(らん)壺助 (@your_friend6969) December 27, 2023
コロナワクチン4人誤接種 山口、インフルと取り違え(共同通信) – Yahoo!ニュース
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コロナ禍の3年間で私たちの「口」はかなり老化していた…心筋梗塞や脳卒中、認知症。マスク生活でリスクはさらに増す可能性も
コロナ禍の3年間で、日本人は”ある場所”の老化がかなり進んだそうでーー(写真提供:PhotoAC)
厚生労働省が2022年に行った調査によると、歯周病ともいわれる4mm以上の歯周ポケットを持つ人の割合は、高齢になればなるほど増加していたようです。そのようななか「老化は口の中から始まる」と語るのは栗原クリニック東京・日本橋院長の栗原毅先生と歯科医師の栗原丈徳先生。さらにお二人は、「コロナ禍の3年間で、日本人は口から老化がかなり進んでいる」と言っていて――。
【書影】「食べる力」が身につく方法を内科医と歯科医が解説!『70歳の壁を越える 食べる力』 * * * * * * * ◆「口から老化」とマスク生活 全身の老化よりも早く、口(口腔(こうくう)機能)の老化が始まることは事実であり、学術的な根拠もあります。 そこで私たちは、口から先に老いる現象のことを「口から老化」と呼ぶことにしました。 コロナ禍の3年間で、日本人は口から老化がかなり進んでいると考えられます。
そのもっとも大きな要因がマスク生活です。 マスク生活を続けると、口まわりの筋肉が衰える可能性がありますが、そのリスクは今後も続く可能性があります。 厚生労働省(以下、厚労省)は、23年3月13 日から、マスクの着用については「個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断が基本」としました(ただし「感染拡大防止対策として、マスクの着用が効果的である場面などについては、マスクの着用を推奨」するとしている)。
しかし、コロナが2類から5類になったといっても、感染する人がいなくなったわけではありません。 とくに重症化リスクが高いといわれる人たちは、外してもよいといわれても、簡単には外せないという気持ちはわかります。 ただマスク生活を続けていると、口から老化を進めたり、体の不調の原因になったりすることは知っておいてよいと思います。
◆マスクをすると口呼吸になりやすい 呼吸は鼻で行うのが基本です。ところがマスクで鼻を覆うと、鼻呼吸がしづらくなります。鼻だけ出してマスクをする人がいるのは、呼吸が苦しいからでしょう。しかし鼻を出したら、感染防止効果はかなり下がります。 一方、きちんと鼻までマスクをしている人は、鼻呼吸では息苦しいので、知らないうちに口呼吸になっている人が多いようです。
人前で口を開けていたら失礼に当たりますが、マスクをしていれば口を開けても相手にはわかりません。そんなこともあり、マスクを着用している人は口呼吸になりがちのようです。 口呼吸の弊害はいろいろありますが、口から老化の観点からいうと、口の中が乾燥しやすいという問題があります。 呼吸のためにしょっちゅう口を開けていると、口の中は乾燥します。
すると唾液が正常に分泌されていても、口腔内の粘膜を十分潤すことができなくなり、ドライマウスになってしまうのです。 ドライマウスになると、歯周病のリスクも上がるなど、口から老化がより早くなる可能性があります。 それに加えて、マスク生活をしていると、口まわりの筋肉をあまり使わなくなるため、やはり口から老化の原因になります。
◆頭痛や痛風もマスクが原因かも? 呼吸の目的は酸素を吸い込んで、二酸化炭素を吐き出すこと。人間は酸素がないと生きていけないので、呼吸によって酸素をつねに体の中に送り込まなければなりません。 ところがマスクをしていると、マスクの内側に二酸化炭素がたまります。酸素を吸い込もうとしても、マスク内の空気には二酸化炭素のほうが多いので、酸素が不足しがちになります。 体の中の酸素が少なくなると、体調悪化の原因になります。例えば、マスクを長時間していると頭が痛くなるという人がいますが、これは脳の血液中の酸素濃度が低下していることが原因かもしれません。 またマスクをしていると、お茶や水を飲むたびにマスクを外さないといけないので、知らないうちに水分を摂る機会が減ってきます。 水分不足になると、血液の粘度が高まり、いわゆるドロドロ血液になってしまいます。
◆マスク生活は時代を逆行 コロナ禍に受診された患者さんの中には、尿酸値が上昇して高尿酸血症になっている人が多く見られました。 痛風は高尿酸血症により発症します。尿酸値は7.0mg/dl(以下、単位省略)未満が基準値です。 この値を超えると痛風発作を起こすリスクが上がります。また高尿酸血症になると、動脈硬化も進みます。
コロナ禍では、尿酸値が6くらいの患者さんは、すぐに7とか8くらいまで上がりました。 原因は水分不足です。水分を摂ると尿酸が尿から排出されやすくなるのですが、水分が足りないので尿酸値が上がるのです。 患者さんに「水分を摂っていますか?」と尋ねると、みなさん十分摂っていないと答えていました。 また水分不足でドロドロ血液になっていると、酸素が細胞に届きにくくなるので、免疫力も低下します。
脳の血流が悪くなると、将来的に認知症を発症する可能性も否定できません。 さらにドロドロ血液になると、血管が詰まりやすくなるので、高尿酸血症で動脈硬化が進んでいると、心筋梗塞や脳卒中のリスクも高まります。 夏場の熱中症対策などで、最近は人前でペットボトルの水を飲んでも失礼に当たらない時代になりました。 ドロドロ血液の予防という意味でも、よい生活習慣だったのに、マスク生活は時代を逆行させてしまったわけです。
今後もマスク生活がノーマルとして定着してしまうと、心筋梗塞や脳卒中、認知症などが増えるのではないかと心配しています。 ※本稿は、『70歳の壁を越える 食べる力』(エクスナレッジ)の一部を再編集したものです。
栗原毅,栗原丈徳