日常の出来事

綿花、トマトに続いて太陽光パネルもウイグルだった

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以前お知らせしたウイグル人に対する虐待、強制移動、漢人との強制結婚、ウイグルにおける核実験による被害、などから既に10年の歳月が経過しています。今まで国際社会は知っていながら何も手立てを講じないままでしたが、DS(ディープステイト)による政治的思惑から世界中で中国バッシングが大々的に行われています。ここに書くだけでおぞましい蛮行だと思われるでしょうが、これは現実に行われていることです。

ウイグルは暴動ではない、圧政に抗議する決起である。:交通事故を考える:SSブログ (ss-blog.jp)

 

中国西部・新疆ウイグル自治区の収容施設に入れられたウイグルの女性らが、組織的なレイプ被害を受けたとBBCに証言しました。収容施設では「毎晩」女性たちが連れ出され、覆面をした中国人の男にレイプされていたと話した。証言した彼女自身、拷問を受け、2~3人の男たちに集団レイプされたことが3度あったという。BBCの日本語記事はこちら

BBCのYoutube  設定→字幕→英語自動生成→英語自動生成→自動翻訳→(一番下の)日本語、にすると日本語字幕が出てきます。

 

AFPBBの記事 中国北西部・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)の綿花収穫で国家ぐるみの強制労働が行われ、ウイグル人ら少数民族少なくとも57万人が動員されている。米シンクタンク「センター・フォー・グローバル・ポリシー(Center for Global Policy)」が14日、報告書で明らかにした。

自社のサプライチェーンの中でウイグルの強制労働を用いていると批判されているナイキやギャップ、アディダスなどの世界的な衣料品ブランドに対する圧力は、今回の報告でさらに高まりそうだ。そして今問題となっている日本の無印やユニクロも同様に、ウイグルの綿花を使っているのです。

EPOCH TIMESの記事はこちら

日本企業のカゴメはウイグル産のトマトペーストを輸入していたが、人権問題が指摘され、国際問題の高まりとともに輸入を停止し21年中に使用を終了する、と発表した。

 

そして太陽光パネルの原材料が、新疆ウイグル自治区で作られていることが判明しました。そこで強制労働が行われているかどうか、確認のしようもないのですが、限りなくクロに近いと思われます。

太陽光パネルの原材料はポリシリコンで、世界の生産量の48%をウイグル自治区が占めています。また中国国内の他の地域も含めると82%が中国製になるそうです。石炭による安い電力コストと強制労働によって、ウイグルでの生産が可能になったようです。

したがって太陽光パネルでクリーンエネルギー政策を進めようと思ったら、中国に依存せざるを得なくなります。

『【ウイグル】新たな強制労働疑惑』及川幸久さん

ブルームバーグ記者のウイグル潜入取材

 

 

ここまで書いてきて気分が悪くなりました。ジェノサイドが今、行われている現実に目を背けてはならないと思います。

しかし最後に言わなければならないことがあります。

 

日本政府の小泉進次郎環境大臣は4月16日、政府の2030年度の温室効果ガス削減目標について『間違いなく今より強化されるのは目に見えている。一番のカギは再生可能エネルギーだ』と強調。住宅への太陽光パネル設置義務化を『視野に入れて考えるべきだ』『2030年までの間にいかに太陽光を入れられるかが最重要』として国や自治体など公共施設や農地などへの太陽光パネル設置を促していく。

ちょっと小泉大臣、それはウイグル人の強制労働で作られた物ではないのですか? さらに日本のために、彼らに強制労働させるつもりなのですか?

 

『傍観して何もしないのは、その行為に加担している』のと同じだと私は思っています。中国と話し合えば良いではないか、とか、制裁は何も効果がない、などと言う人がいますが、それこそ傍観者そのものです。かつてアジアの植民地支配にノーを突きつけたのは、他でもない日本であったことを思い出して欲しいと思います。

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