新型コロナウイルス

広島大学論文:4事例サイトカインストーム解説

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先日お伝えしました『広島大学:サイトカインストーム、免疫調整機能が暴走か』の研究者による解説です。より分りやすいと思います。

ワクチン接種後にサイトカインストームが4例発生報告。広島大の論文を解説【ダイジェスト版】/犬房春彦(ルイ・パストゥール医学研究センター/医師・医学博士

(引用)
・免疫調節機能が 過剰反応の恐れ ワクチン接種後死亡
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1026674
・Four cases of cytokine storm after COVID-19 vaccination: Case report
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC9420842/

【リンク】
・新型コロナ感染後の後遺症・ワクチン副反応の方向けの抗酸化サプリ無償提供受付フォーム
https://tima-antioxidant.com/monitor01/

mRNAワクチン接種後に死亡してサイトカインストームを起こしていた4例の報告論文が出ましたので解説します。広島大学法医学教室。

炎症性関連遺伝子が過剰反応しており、サイトカインストームを起こしたと考えられています。そしてワクチン接種後に解熱剤投与しても、高熱が続く場合は注意をして欲しいと、論文に記載されています。このサイトカインストームは酸化ストレスで引き起こされることが明らかになっています。

沖縄タイムズ9月18日報道です。免疫調整機能が過剰反応の恐れ、ワクチン接種後死亡という報道です。新型コロナワクチンを2回接種後、原因が分らずに死亡した4例を調べた結果、いずれも炎症に関わる遺伝子が過剰に働いていたというものです。

 

論文を見てみましょう。『サイトカインストームを呈した4例、コロナワクチン接種後の症例報告』。この論文では、コロナワクチン2回目接種後に死亡した4例について、剖検では明らかな原因が特定されなかった。つまり、血栓があったり、明らかな心臓の炎症とか、脳の炎症というものが分らなかった。そこでRNAシーケンスを用いて、ワクチン接種後の症例と他の疾患との対照群の間で発現していた遺伝子を同定したという論文です。

重要なのは好中球の脱顆粒というのは、サイトカインをたくさん出しているということなんですが、サイトカインシグナルに関わる遺伝子がアップしていたということで、この結果はワクチン接種後に免疫調節異常が発生したことを示唆している、というものです。

少し個別の症例を見てみましょう。亡くなられた方の年齢はそれぞれ30歳、52歳、23歳、31歳ということで、若い方が亡くなられていて、私も残念に思います。性別は全員男性です。そして2回目の接種後死亡された日は、2日目、3日目、10日目、1日目ということで、比較的早い期間でお亡くなリになっています。ワクチン接種と死亡の因果関係については、この論文では記載されていません。

遺伝子のデータを見てみましょう。図Aでは、赤い点は遺伝子が上がっていたもので、青い点は下がっているものです。そして重要なのはD図なんですが、好中球の脱顆粒に関与する遺伝子のヒートマップということで、黄色は上がっているもの、青は下がっているものなんですが、好中球の脱顆粒、つまり、サイトカインを出しているのかどうか、ということなんですが、これが4例では上がっていた、という論文です。

このスライドは、帯状疱疹の患者さんの皮膚の組織からスパイクタンパクが検出されたという論文で、以前のビデオで紹介しました。この患者さんでは1回目にファイザーのmRNAワクチンを接種後、13日後に帯状疱疹が発生した。そして80数日まで病変はあったのですが、その皮膚病変からスパイクタンパクが見つかっています。つまり、スパイクタンパクは接種してすぐに消えたり、1週間で消えたりするようなものではなくて、非常に長期に残る人がいるということです。

この図は、コロナウイルスに感染するとROSと書いてある酸化ストレスを大量に出すことによって、我々の身体の中で免疫の暴走サイトカインストームを起こして、重症化や死亡に関連するという図です。つまり、今回の広島大学の論文を拝見しますと、mRNAワクチンを接種しても全く同じようなサイトカインストームが生じる、ということが証明されたと考えてよいと思います。

では、どのようにしてmRNAワクチンの薬害を防いだら良いのでしょう? ワクチン薬害患者さんをたくさん治療されている尼崎の長尾和宏先生からいただいたメールより紹介します。1番はイベルメクチン、これは副作用が少なくスパイクタンパクを排出する効果がある、という論文もあります。そして2番目は私の開発した抗酸化配合剤。3番目はステロイドとなっていますが、ステロイドは抗炎症効果が強いのですが、諸刃の剣で副作用も出やすいです。ですからこれは慎重な使い方が必要と考えられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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