コロナワクチンに限らず、世の中にあるワクチンというものには疑ってかかる方が良いでしょう。すべて健常者に接種してウイルスから予防するという設計だから、その効果はあるのかどうか疑わしい上に、HPVのように接種で重篤な副反応を起こすものまで様々。疾患向けの薬では数が少なくて儲からず、製薬会社が利益を得るために健常者を対象にしたということです。利益優先の薬剤が本当に効果があるのか、国民は疑ってかからなければならないでしょう。
【長尾チャンネル】#25 HPVワクチンの問題点と薬害の本質 ゲスト:隈本邦彦氏(江戸川大学 特任教授)
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コロナ禍になって3年。どんどんこの国の医療と社会はおかしくなっていく!
医師・長尾和宏がテレビや新聞では絶対にカットされる話題を、わかりやすく解説していきます。
【長尾チャンネル】#25 HPVワクチンの問題点と薬害の本質 ゲスト:隈本邦彦氏(江戸川大学 特任教授)
HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)は2009年に日本で承認され、2010年から積極的接種勧奨が始まり、2013年4月から定期接種が開始されました。
しかし、体の広範囲が痛むなどの「多様な症状」の訴えが相次いだため、定期接種の位置付けは維持する一方、同年6月に積極的推奨は中止されましたた。一方、重篤な健康被害を受けた被害者たちは2016年7月に国と企業を被告として四地裁(東京、名古屋、大阪、福岡)で一斉提訴した。この集団訴訟は現在も係争中です。長尾はフーテンになってから東京、大阪、福岡地裁などで裁判の傍聴を続けています。
それにもかかわらず、2022年4月から接種勧奨が再開するよう全国の自治体に通達が出た。まだ裁判の結論が出ていない中での再開に、おおいに疑問が残る。厚労省は、接種の有効性が副反応のリスクを上回るとして、再び接種の呼びかけを始めたが、現実は、デメリットに関する評価が定まってはいない中で、誰がどんなプロセスで再開したのだろうか?
今回は元NHK記者として科学・医学ジャーナリズムに長く携わり、HPVワクチン被害の支援を長年続けている隈本邦彦氏がゲスト。HPVワクチンの問題点、そして近い将来、コロナワクチンの問題ともリンクするであろう薬害訴訟の行方につて、とことんお聞きします!
輸出戻し税というのを知っていますか。消費税で徴収したものを輸出企業に対しては『消費税還付金』として支給しています。税率が上がれば上がるほど彼等の受取る還付金は増えていきます。2021年度 トヨタなど輸出大企業20社に 円安で増大 消費税還付1.7兆円超 中小業者は悲鳴|全国商工新聞 (zenshoren.or.jp)
現在、かかっても軽症で喉風邪程度と言われるオミクロン系統が主流であるのに、重症化予防効果や死亡予防効果などといっても、薬自体の効果なのか、そもそも重症化しないことによるのかは依然不明だということです。37%というのは著しく低い数値です。たった27%しか有意差がないレカネマブより少しましなくらいの効果。高額な治療薬は必要ですか。コメント欄204件からファイザー製コロナ飲み薬、重症化予防効果37%にとどまる 臨床試験結果の88%よりも低く(Medical DOC)のコメント一覧 – Yahoo!ニュース
『でもそれから1ヶ月。その間、まずは歯茎がひどい炎症を起こし、つぎは膀胱。免疫機能が非常に低下しているようです。これ戻らないと、外出するたびに何かのウィルスに感染を繰り返しそうです。』
『確か9万円かかるということだったと思うが、必要な人には自費ですればいいと思う。最初文献で言われた効果と異なるのは、こういう変異するウイルスでは元々予想されていたこと。専門家はアップデートという言葉遊びで逃げているが、費用対効果が理解できない専門家をマスコミは表に出すべきではない。』
『重症化88%と37%は凄い誤差で済まない数値ですね、亡くならないのは例え薬飲まなくてもかなりの確率では無いですか?この薬に10万円近くの値段はおかしくないですか?せめて10万円なら88%重症化は事実でなければ37%なら10万円はありえないでしょう、ファイザー一人勝ちでなくて日本の製薬会社何してるの?』
ファイザー製コロナ飲み薬、重症化予防効果37%にとどまる 臨床試験結果の88%よりも低く
ファイザー製コロナ飲み薬、重症化予防効果37%にとどまる 臨床試験結果の88%よりも低く
ファイザー製の新型コロナウイルスの飲み薬「パキロビッド」が、重症化リスクの高い患者の入院または死亡を予防する効果が37%にとどまることが実際の臨床現場のデータを分析した研究で明らかになりました。このニュースについて、中路医師に伺いました。 [この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]
実臨床データによる研究内容とは?
編集部: 新型コロナウイルスの飲み薬に関する研究内容について教えてください。 中路先生: 今回紹介するのは2023年9月21日にアメリカの医学誌「JAMA Network Open」に発表された研究についてです。この研究はファイザー製の新型コロナウイルスの飲み薬「パキロビッド」とメルク製の「ラゲブリオ」について実臨床での有効性について調べています。
研究では2022年から2023年初めを対象期間として、アメリカのオハイオ州の医療機関クリーブランド・クリニックの数千人の患者の電子健康記録を解析しています。その結果、パキロビッドは重症化リスクの高い患者の入院または死亡を予防する効果が37%にとどまるという結果が出ました。これはファイザーとFDA(アメリカ食品医薬品局)が2021年の臨床試験の結果として報告していた88%よりもかなり低い結果です。
ただし、死亡に限って解析すると予防効果は84%となり、改めて高い効果を確認しています。 研究グループは、臨床試験は限定的な自然免疫しか持たないワクチン未接種者が対象だったのに対して、今回の研究ではワクチン接種済みの人や、以前にも感染したことがある患者なども含まれる点を指摘しています。また、パキロビッドの臨床試験当時はデルタ株が主流でしたが、今回の研究の対象期間はオミクロン株が主流だったことにも言及しています。
メルク製のラゲブリオについても、実臨床での有効性は入院または死亡の予防効果が42%、死亡に限定した予防効果が77%という結果になりました。
「パキロビッド」とは?
編集部: 今回の研究対象となったパキロビッドについて教えてください。 中路先生: 重症化リスクのある新型コロナウイルスの患者を対象としたパキロビッドの臨床試験では、入院または死亡のリスクが発症後3日以内に投与した場合は89%、5日以内では88%減少したという結果が出していました。パキロビッドの服用対象は12歳以上の新型コロナウイルスに感染した人で、かつ重症化リスクのある患者です。
2種類の薬を1日2回、5日間服用します。服用開始のタイミングは発症後、5日以内にできるだけ早くとされています。 添付文書では、HIVに感染している人や腎機能や肝機能に障害のある人、妊婦、授乳中の女性などは服用に注意するか、服用しないよう求めています。また、厚生労働省は、高血圧や脂質異常症、不眠症などの治療に使われる39種類の薬や食品を使用している人に対してはパキロビッドパックの服用を認めていません。
今回の研究内容への受け止めは?
編集部: 今回の研究内容では、臨床試験よりも実臨床の方が重症化リスクの高い患者の入院または死亡を予防する効果が低く出ました。この結果についての受け止めを教えてください。 中路先生: あらゆる分野の研究において、治験時とリアルワールド(実臨床)のデータはその対象が異なることなどにより、有効性などに差が出ることがあります。今回のパキロビッドの関するデータでも治験時より全体の予防効果は低い結果となりました。
しかし、死亡に限ると高い予防効果を保っており、最終的な目標である重症化による死亡を回避できる点では、引き続き我々が新型コロナウイルスと対峙して上では有効な手段と考えられます。特に「高リスク患者」に対しては推奨されるものと考えられます。
まとめ
ファイザー製の新型コロナウイルスの飲み薬「パキロビッド」が、重症化リスクの高い患者の入院または死亡を予防する効果が37%にとどまることが、実際の臨床現場のデータを分析した研究で明らかになりました。予防効果の数字が低くなったとはいえ、研究グループは「新型コロナウイルスとの闘いでは引き続き有効な手段であり、重症化を防ぐために入院前の患者に使うことができる」との見解を示しています。
【この記事の監修医師】
中路 幸之助 先生(医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター)
中路 幸之助 先生(医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター) 1991年兵庫医科大学卒業。医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター所属。米国内科学会上席会員 日本内科学会総合内科専門医。日本消化器内視鏡学会学術評議員・指導医・専門医。日本消化器病学会本部評議員・指導医・専門医。