新型コロナは今も日本から去っておらず、繰り返し感染したり、他の感染症に罹る人が増えています。これには免疫の低下が関係しており、ワクチンを接種していない場合でも免疫が低下していると思わぬ感染症に罹る恐れがあります。感染症に罹らないためにはどうしたら良いのでしょうか。まずは、身体の炎症を取り除き、腸の健康を回復することで、免疫を活性化することです。そのために出来ることは、薬で対処することはやめて、民間で長い年月積み重ねてきた健康法を実施します。
現在、炎症があったり、身体の具合が悪い人、疲れやすい人は先ず始めに、小麦グルテン、乳製品カゼイン、植物油を必ず断つこと。これだけで身体の不調を起こしてしまいます。デトックスをするのであれば、これまで食べていたものをやめて、食習慣の内容を変えることです。これはお腹全般の問題で、慢性疲労症候群、胃や腸に問題がある人、トイレの問題がある人、IBS過敏性腸症候群や直腸の問題もそうですね。過去の記事を参照して下さい。
さらにパーキンソン病や認知症など神経疾患にも関係があるようです。腸ー脳相関と言って迷走神経でつながっているそうです。食べるものがこれだけ広範な病気に関わっているので、食べるものから身体の不調を引き起こしていることが分かると思います。
まずは重要なミネラルであるクエン酸からです。クエン酸はミトコンドリアによるエネルギー産生機構と関わっており、日本人の摂取量は不足しています。癌に対する予防、治療効果も言われます。
クエン酸はカボス、ライム、レモンなど柑橘類や梅干しなどに多く含まれている。クエン酸はミトコンドリアで合成される代謝産物。身体で合成はされるが摂取量が少ないため、不足している。
クエン酸の抗ウイルス作用:クエン酸は様々な細菌やウイルスに対して有効な消毒剤として働く。また、自律神経のバランスを正常化する働きがある。さらにマグネシウム、カルシウム、鉄、亜鉛の吸収効率も高める。クエン酸の抗がん作用:2,017年ハーバード大学『クエン酸は腫瘍の増殖を抑える』。ライムの消費量が多いメキシコ、コロンビア、ブラジルは大雑把にいうと癌死亡率が低かった。
100gあたり含有量では梅干しが一番。予防効果には食品で、治療効果を強めるにはサプリメントで。歯に直接触れないようにストローを使い飲むこと。