新型コロナウイルス

高齢者が入院すると身体拘束するのは何故?

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世界を奈落の底に突き落としたこの男がまた何か言っています。『次のパンデミックを警告』サイバー攻撃でネットが切断され、電力供給、公共交通、病院、社会全体が完全に停止するのだとか。コロナワクチンで人口削減を目論んだが、まだまだ予定の数(6,500万人)には達しておらず、さらにパンデミックを起こして世界人口を削減できるだけの候補はなかったようで、サイバー攻撃を選んだようです。クラウス・シュアブが言うことは予測ではなく、予告と捉えた方が良いと思います。

okhotska
スゴイ表シリーズ、第3段。 新型コロナワクチン健康被害救済制度の審査で、死亡に関する審査が行われた回の委員出席状況です。欠席と空欄は意味が違い、空欄はメンバー外ということです。 前々回からのメンバー入れ替えが結構あり、おそらく議長(筆頭の委員?)が交代しています
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新型コロナワクチン健康被害救済制度における保留事例の経過について、時系列が分かりやすいように表の形を変えてみました。これは良い表。自画自賛(笑) twitter.com/0kh0tska/statu…

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昭和50年頃からパーキンソン病やリウマチ、線維筋痛症、多系統萎縮症、IgA腎症、好酸球副鼻腔炎などが多発したのは何故なのか。それ以前から猛威を振るっていた結核と胃腸炎に取って代わったが、それ以前の人達はここまで不健康ではなかった。食生活の変化でこれだけの病気が多発している。特にCKD慢性腎臓病は国民の健康状態を悪化させ続けている。花粉症も同様。食生活を昔に戻すことでこれらの病気から解放されます。早く気がついて下さい。

高齢の入院患者に対してベッド上拘束をすることが一般的になっているようですが、犯罪者のような扱いに人権侵害だという人はいないのでしょうか。かつては認知症の人だけと思われていましたが、それ以外にも点滴の針を抜いてしまうからだそうですね。看護師側の都合だそうですが、いくら何でもあり得ません。調子に乗っていると人権問題になると思いますが。

「身体拘束しておけば事故はない」って簡単に言うけれど……現役看護師が悩む「延命治療の選択」

 
医療者の価値観によって治療方針が左右され、延命のための治療方法が異なることがある。現場では本人の意思よりも、医療者や家族の意見が優先されがちだ。しかし、それにより本人が不幸になることをできるだけ避け、選んだことを正解にし続ける努力も医療者たちは続けている。さまざまな葛藤の中、人生や看取りを後悔だけで終わらせたくないという思いがあり、今日も奔放し続けている。

患者の安全保持と治療、看護上の必要性により、一時的に看護を受ける方の身体を拘束することを抑制するなど、行動を制限されることも。今回は『後悔しない死の迎え方』(ダイヤモンド社)の著者・後閑愛実氏とイラストレーターのソファちゃん(以下、ソファ)という現役看護師の2人に「身体拘束をされる患者たち」について語ってもらった。これは、2人の現役看護師が語る家族の決断と延命治療の真実ーー。

医療現場で安全確保のために行う「身体拘束」とは

後閑 以前、週刊現代の記事で、挿絵をソファちゃんにお願いしましたが、あの身体拘束された患者さんはリアルですごかったですね。内容は悲惨なんですけど、イラストとしてのディテールは感動レベルでした。ソファちゃんは看護師でもあるから、本当にさすがと思いました。

イラスト:ソファちゃん

ソファ ありがとうございます。

後閑 より切なさも感じましたね。勤め先の病院でも、あそこまでフルで拘束されている人はいませんが、身体拘束されている患者さんはいるので。

ソファ 私は以前外科にいたこともあるので、実際に見たままをイメージして描きました。

後閑 外科だと、特に術後は身体拘束多そうですもんね。

ソファ していましたね。学校では身体拘束を始める前にみんなで相談して、家族の同意を取ってから導入するというさまざまなステップがあると習いました。でも、いざ外科の現場に出たら、身体拘束するのが当たり前。拘束しておかないと「なんで拘束してないの」と怒られる感じでした。

入院患者さんが外来から病棟に上がってくる前から、身体拘束フルセットをベッドサイドに用意しておくんです。前情報関係なく、90歳とか高齢って聞いたら、まず身体拘束でしょ、みたいな感じでした。

(身体拘束とは患者の安全保持と治療、看護上の必要性により、一時的に介護を受ける方の身体を拘束する、運動することを抑制するなど、行動を制限すること。)

後閑 そうなんですね。

ソファ 用意しないと夜勤者がまずすごく怒るんです。それもいつかどこかで書いてやろうと思っていました。

後閑 ここでぶちまけちゃいましょ。私も急性期で身体拘束されてる患者さん見たときは衝撃的だったんですけど、高齢の患者さんの中には夜になるとせん妄で豹変したりするんですよね。昼はすっごく穏やかなのに。

ソファ そうですね。術後はせん妄になる人多いんですよ。高齢者となったらそれこそ9割ぐらいいます。

(せん妄とは、脱水、感染、炎症、貧血、薬物など、身体的な負担がかかった時に生じる意識の障害のこと。突然発生して、症状が時間とともに変動しますが、可逆的なものです。)

後閑 だから夜間はしょうがないのかなって思うところもあります。

ソファ でもね。体幹抑制だけとかじゃないんです。体幹抑制も手指抑制、足抑制、オペした場所以外は全て抑制するという考えのスタッフもいたり。ただマニュアルでそうなっているわけでもないし、全員が全員そうってわけじゃなかったんでよかったんですけど。

後閑 夜間は昼間のように看護師がいっぱいいるわけじゃないから、これも必要悪なのかと思っていますけど…。なんだかなーって感じはしますね。

ソファ そうですね。今の医療業界じゃ完全に無くすのは無理ですよね

拘束する以外の安全確保のための「抑制」

後閑 私は普段は療養病棟で働いています。療養病棟は体幹抑制ってあまりしないんですよ。寝たきりで自由に歩き回るような人がいないっていうのもあるんですが、転倒リスクが高い人はセンサーマット入れて立ち上がったらナースコールが鳴るようになっています。

ソファ なるほど。

後閑 逆に多いのはミトンです。経鼻胃管カテーテルや点滴の管を抜いちゃうような人は、ミトンていう手袋型の抑制をするんですよね。

ソファ 療養は以前勤めていたことがあります。確かにそんな感じでしたね。

後閑 まあ、急性期でせん妄のときは必要だと思うんです。せん妄は意識の障害で、自分でもわかってやってないから。ただそれが認知症だったり、抑制を長くしておかなければならならない状態っていうのは、喋れなかったとしても本人の「嫌だ」っていう意思表示だと思うんですよね。医療者としては「医療を受けるならしょうがない」って気持ちがありますが、自分だったら「拘束が必要な医療行為自体をやめてほしい」と思います。

ソファ そうですね。ずっと見守れる人がいればいいですけど、現実的に、マンパワー的にも無理ですよね。私の勤めていたところってインドネシアとか海外から看護師目指してきている方たちがいたんです。インドネシアやフィリピンとかは、そもそも患者さんは家族とセットで入院します。家族が身の回りの世話を全部して、看護師は医療的ケアしかしないっていうのはスタンダードって言っていました。

後閑 それなら身体拘束はしなくて済みますね。

ソファ それが理想ですよね。古き良き日本の医療もそうですけど。

後閑 コロナ前までは家族が来て、食事介助してくれたり、家族がいる時間は拘束を外したりとかしていましたね。それもなんか懐かしい過去になっちゃいましたね。コロナ禍で気軽に家族がこられなくなっちゃったから。

ミトンを付けることが「正常」という日常が切なくて

ソファ 急性期も治療すべき人を入院させたいからベッドをとにかく回そうとしちゃう。だからあんまりリハビリできず機能が落ちきった人が、どんどん在宅とか療養病棟とかにパスせざるをえないってとこが切ないです。

後閑 ミトンとかも取ってあげたいけど、チューブ類を抜かれると困るし。

ソファ そうですよね。

後閑 身体拘束で印象に残っている患者さんっていますか?

PHOTO:iStock

ソファ チューブ類を抜かれないようにミトンしている人は、毎日ミトン外して手を拭いたり、異常がないか観察したりってするじゃないですか。新しい替えのミトンを用意して横に置いておいて、軟膏塗ったりしたかったんでそのままにしていたら、自らそのミトンをとってはいつけてって差し出されたことがあります。それがちょっと切なくなっちゃってやりきれない思いがありましたね。

後閑 その異常なことがお互い「普通」になっちゃっているんですね。

ソファ 身体拘束って時には必要なんですよね。結局、結果論です。転んだ転ばない、抜いた抜かなかった。結局拘束しとけば、事故はある程度防げるから、拘束した人がスタッフの中では正義になる。拘束しなかったことで人権を守るとか、もうちょっと様子見たかったとか、そういう1回は様子見てアセスメントしたかったみたいな感じで対応した人は、何か患者さんにとっては神様になれても、結局スタッフの敵になります。

後閑 一部のご家族にも敵になりますね。なぜ転ばせた、なぜちゃんと見てなかったって。

ソファ そこでスタッフが磨耗するんですよね。身体拘束しておけば事故はない。だから他のスタッフや家族に怒られないために拘束してる、とくに1年目3年目までのスタッフはっていう印象です。怒る側になっちゃう人たちは、事故の尻拭いをさせられないようにとかもあるし、みんなやりたくて身体拘束やってるわけではないんですよね。

安全確保のためにつけていたミトンがストレスに

後閑 ほんとですね。それが「普通」って嫌なことですね。身体拘束をされている患者さんたちもそれを「普通」って思ってしまうのは切ないですね。本当は「異常」なことなのに。あとは抗ったところで仕方がないという諦めとか。「それいらない、いらない」って嫌がる人もいるけど、「チューブが抜けると危ないからつけておいて」ってすごい説得しながらつけるのも切ないんだけど、つけるのが当たり前のように差し出される手を見るのもすごく切ないっていうのわかります。

ソファ 本当に。

後閑 昔、胃管チューブをミトンしていても何度も抜いちゃう高齢の男性患者さんがいて、多いときは1日に2回抜かれて、入れ直してレントゲン撮ってっていうのを繰り返して、コストも手間もかかるし、チューブを入れる時は苦痛だから本人には何度も苦痛を味わわせることになるし、ものすごい負担なわけですよ。

ミトンを外そうと歯で食いちぎろうとしたり、柵を使って器用に抜こうとしたり、人生の貴重な残された時間や自分のエネルギーを、身体拘束を取ろうとするために使うって何か本当に切ないし、もったいない。だから家族に連絡してね。情報共有して話し合って、そこまで栄養を入れて延命するのはやめましょうってなったんです。

ソファ うんうん。

後閑 だからと言って口から食べられるわけじゃないので、何もしなかったわけじゃなくて皮下点滴にしたんです。ミトンなどの抑制もやめました。皮下点滴なら抜かれても、まあ液漏れはしますけど出血しないし。

ソファ それは、よかったですね。

後閑 ミトンを外したら、それまでミトンを外そうと大暴れしていたのに、急に大人しくなったんですよね。それほど嫌だったんです。でもそれまでミトンを外そうとすることを目標としてたから、目標がなくなって元気がなくなったのかもしれないです

栄養が入らないから、その後はやっぱり衰弱していくんですよね。でも穏やかな表情のまま亡くなりました。どっちがいいかっていうのを話し合って、折り合いをつけていくしかないのかなとは思います。

ご飯が口から食べられなくなるというのは、生命活動を続ける上でとても重要な転換期になります。いつか必ずその時はやってきます。あなたならどうしますか?あなたの家族ならどうしますか?考えはその時その時の状況で変わるでしょうから、一度話し合って終わりではなく、話し合い続けていただけることを願います。

ソファちゃん 看護師・イラストレーター           
絵を描く看護師。医療現場のリアルをSNSに投稿している。

 

 

 

 

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