若い世代のワクチン接種 多角的に考える接種の意義とリスク・ベネフィット (いま必要な内容だと感じたら、拡散してください)
※Sika先生経由で来ましたが、最初の部分を聞いて次々に浮かんできてしまいました。
コロナに関して、集団感染はエビデンスがない。台湾論文はエビデンスとして不十分。
病原体:コッホの4原則の一つ目さえ満たしていないのに、病原体などと言うのは、もはや非科学的。ウイルスを分離した人は一人もいない。
アルファ株、デルタ株、オミクロン株へ次から次に置き換わってきています、というが個別に鑑別診断をしていないのにどうして分かるのか。PCRで検出するのは遺伝子で、それがなんの遺伝子なのか不明のまま。
日本での子供の致死率が少ないことに関して、考察が不十分であり、そもそも風土病や肥満、医療資源だけの次元で言うことではないはずです。他の要因は食生活の違い、生活習慣の違いもあるわけですね。大人でも同様です。子供へのコロナウイルスは、感染も重症化も死亡も極めて少ないかゼロです。こどもへの接種はリスクの方が大きい、これが結論です。
小島先生は以前、『スパイクタンパクで血圧が上昇する理由』で紹介しました。とても分かりやすく説明しておられます。
実はこの自己免疫病に関しては、結局、自己抗体が出来て自分の身体を攻撃するような、そういった抗体が出来てしまって、色々な症状を起こすんですが、臓器に特異的、例えば私の専門で血小板に対する抗体が出来て、血小板減少性紫斑病が起きるとか、そういう臓器に特異的な自己免疫疾患と、もうひとつ代表的なのは全身性エリテマトーデスっていうんですが好中球に対する抗核抗体等が働いて、全身のいろんな臓器に症状が起きる。こういう2つのタイプがあります。
日本においてこういった副反応、8月20日までのデータですが、自己免疫疾患がどの程度報告されているかというと、厚労省のデータを調べた。ファイザーでは神経疾患に関する自己免疫疾患、ギランバレーが44例、急性散在性脳脊髄炎、これはADEMと呼びますが、子供に見られる結構心配な神経疾患なんです。例えば目が見えないとか、動きが悪いとか、そういうことを起こす、これが18例。多発性硬化症、これは大人に見られるまさにADEMの親戚みたいなもので7例。血液疾患でいいますと血小板減少性紫斑病が41例報告されています。モデルナにおいても同じように4例、18例、5例が報告されています。
ここで赤字で示したものは厚労省は関係が無いと言っているんですが、死亡報告の中に見られた、実は自己免疫疾患です。血小板減少性紫斑病、自己免疫性溶血性貧血、こういったものは、もともとウイルス感染か、あるいは薬剤性で起きるということは教科書的な話で、私たちも時に経験することなんですが、ワクチンの後、血小板減少性紫斑病、あるいは溶血性貧血が起こるということもよく知られていて、ずっと以前になりますが一時、風疹のワクチンの後ITPが起きて問題になったことがあります。
その中で一番私があれっと思ったのは、後天性凝固因子欠乏症が2例報告されているんですね。これはどういうことかといいますと、凝固因子、一番代表的な第8因子ですね。この第8因子の凝固因子が足りなくなると、血が止まらなくなって血友病になる。これは実は生まれつきではなくて、第8因子に対する自己抗体が起きて血友病を起こしてしまう。そういったことが希なんですが、報告があるんです。今回2例、1例は第8因子に関して、1例は第5因子に関しての報告がありました。
第5因子に対する事項、後天性の第5因子の欠乏症というのは報告はあるのですが、極めて希です。実はこの第5因子の患者さんは、血が止まらなくて出血で亡くなっています。
アストラゼネカのウイルスベクターワクチンの治験で自己免疫が原因と考えられる脱髄性神経疾患、この場合は横断性脊髄炎、多発性硬化症が2例起きたことで一時治験がストップされたとニュースがあった。実際いま日本の状態でADEM18+18で36例も出ているんですが、これは多発性硬化症ADEM、横断性脊髄炎と極めて同じ類縁疾患がもう既にそれだけ起きているんです。さらにギランバレーが44例あるといいましたが、非常に有名な話でインフルエンザの接種後にアメリカでギランバレーが多発して25人が死亡する、確か1976年くらいでした。そういう惨事があって、これに関してはワクチンの歴史のなかで非常に有名な惨事なんですが、それがすでに40何例起きているということで自己免疫が原因の脱髄性神経疾患の発生には注意が必要です。もちろん厚労省の判断では、これは直接は関係ないかも知れないという形で、これに関しては触れてないです。
もうひとつ、ワクチンで心配しないといけないのは、これも非常に有名な事象で皆さんご存じかなと思うんですが、アストラゼネカのワクチンの後に血栓性血小板減少症が起きてしまう、今年4月くらいから大分患者さんが増えたというようなことなんですが、日本の9月7日の報告でも7例、血小板減少症の報告がありましたが、こういう疾患だと厚労省のお墨付きを得ているのは1例だけでした。
実はこの疾患は予後が、例えば5人のうち3人が亡くなっているんです。少し年齢が若い女性に多いということが知られていますが、実はこの原因が何かというと、血小板第4因子に対する自己抗体なんですね、これはもうはっきりしている。この病気も実は自己免疫疾患に含まれる病気です。そういう意味では結構、自己免疫疾患が起きている。それだけワクチンがアジュバントが強力だから、自己抗体を作り易いんじゃないか。
そういう意味で学会、論文報告なんですが、ヒトのコロナスパイクタンパクに対する抗体がワクチン効果として感染症、ウイルス感染を予防するということなんですが、同時にこのスパイクタンパクに対する抗体が自己抗体として働く可能性はどうかということなんですね。そうしたところ検討したスパイクタンパクに対する抗体ですね、それを検討した55抗原、55抗原というのは脳だとか、心臓だとか、筋力だとか、甲状腺だとかいろいろある。そうした25抗原に対して交差反応を示している。
ということは自己抗体があるわけですので、将来的に自己免疫疾患を起こす可能性、現在もう起きているんですが、どちらかというと慢性の例えば甲状腺炎だとか、あるいはSLEというのは将来、時間がかかりますので、こういったものが今後増えてくる可能性はどうしても否定できないかな。そういう目で見ていかないとなかなか、普通に疾患でも起きることですので、恐らく『分からない』で済んでしまうかも知れません。
それで遺伝子ワクチンといわれるように、今回のワクチンはまさに遺伝子治療なんですね。ウイルスベクターなんて最たるものですね。アストラゼネカのワクチンはアデノウイルス、チンパンジーアデノウイルスベクターですので、私は遺伝子治療のことを研究してましたのでずいぶん気になるんですね。
遺伝子治療というのは30年の歴史があるんですね。30年の歴史の中で一番大きな出来事、忘れられない出来事はレトロウイルスベクターで先天性免疫不全の患者さんに遺伝子治療をやったところ、高率に白血病を発症しています。例えばこのウイスコットオルドリッチ症候群、この病気の方に10人遺伝子治療をやったら7人が白血病になってしまったということで、このことが遺伝子治療においては非常に大きな問題で、結局一時遺伝子治療がストップしたのは、安全なレンチウイルスベクターが出来るまで、こういうことが起きてはいけないからストップしてたんですね。
実は、中日新聞2018年小児白血病治療費安く、ここに名大が治験へということなので、私の専門は白血病の治療で実はCAR-T療法という、いわゆる遺伝子治療で白血病を治そうという研究をやって、まあ、幸いそれに成功して現在、実は治験を行っているんですね。それで一番心配したのは、やはり先程のレトロウイルスベクターを使った場合と同じように、もし私たちの導入したあの遺伝子が、いわゆる癌遺伝子の近傍に、インテグレートっていうんですが、入ってしまうと癌になってしまう可能性があるからという形で、どこに遺伝子が導入されたかということを調べる事が極めて大事なんですね。
そういう意味ですべての遺伝子を調べることが出来る、次世代シークエンサーという機械があるのをご存じだと思うんですが、次世代シークエンサーを使って、私たちが入れた遺伝子がどこに実際インテグレート、入ってしまったかということを調べる、そういった方法を開発して調べてみたんですね。そうしたところ幸い私たちの方法はレトロウイルスベクターと比較して白血病になる可能性が少ないという事が証明されましたので、それで今、実際に臨床試験を行っている。こういったことがあって、どうしても遺伝子治療をするとなると、このことが心配なんですね。
遺伝学の基本はDNAはRNAになるけれど、RNAはDNAにはならない、これをセントラルドグマというんですが、レトロウイルスが発見されてからはRNAがDNAになるってことが起きるというのが知られています。ただ最近の研究でヒトの遺伝子の中に実はレトロエレメントがあって、この内在性のレトロウイルスだとかSINEだとかLINEというんですが、こういったものを次世代シークエンサーで全部調べると、エクソンという一部分は分かるものの、残りの90%、95%は何やっているか分かってなかった部分に、こういったレトロエレメントが入っていて、これがいわゆる逆転写酵素の働きをしてRNAがDNAになる、そういうことを起こすというのが知られているんです。
プロナスという有名な雑誌にごく最近報告されたんですが、新型コロナ由来のRNAは人の遺伝子に組み込まれて患者さんに発現するっていう、そういう論文がつい最近発表されました。もともとRNAウイルスである新型コロナの遺伝子情報は人の遺伝子に影響しないと、常にTVの専門家の人たちは『そんなことはデマであり得ない』というんですが、まあ、遺伝子治療をやっているか、遺伝子のことを研究していると、ウ~ン、という、実際、人の遺伝子上に存在する、先程言ったLINEですね、この逆転写酵素を使ってヒトの感染細胞の遺伝子に、実際、コロナのウイルス由来のRNAが組み込まれていることがもう分かってしまったんですね。
ということはワクチン由来のRNAも当然、同じ仕組みがありますので、例えばサイトカインストームとか何かが起きた場合に関しては、このLINEとかSINEが活性化されて、逆転写酵素が働いて組み込まれる可能性は否定できないかなと。こういった見方は必要かな、今後長期の話を、特にお子さんですので、注意をしないといけないと思っています。
まとめ
1)日本や米国のコロナワクチン副反応報告では、10代においても成人と同様に重篤な副反応や死亡例が報告されている。
2)既に、我が国においては、ワクチン接種後の神経系や血液系の自己免疫疾患が多数報告されている。
3)ワクチン接種後に産生されるスパイクタンパクに対する抗体に脳、心臓、肝臓等多くの臓器が交差反応することが判明しており、これらの臓器を標的とする自己免疫疾患の発生には、今後、長期間の観察が必要である。
4)コロナワクチンの遺伝子が摂取された人の遺伝子に組み込まれる可能性も否定できないので、悪性腫瘍の発生を含め、長期間の注意深い観察が必要である。
※これだけ多くの自己免疫疾患があったのですね。自分で見返していくうちに、これは大変な事態になるかも知れないと思ったのは、最後の部分です。RNAの遺伝子は数日から数週間以内になくなってしまうので、スパイクタンパクのRNAがDNAに逆転写されてその後ずっと身体に留まる事はあり得ない、という言い方がされていたかと思います。これには自分でも自信がないので、他から引用してみます。
河野太郎元大臣によると:
mRNAワクチンには遺伝子組み換えの技術は使われておらず、mRNAがヒトの細胞の核に入ることもありません。mRNAが核に入ったとしても、逆転写酵素がないため、DNAに組み込まれることはできません。mRNAは細胞内の酵素で速やかに分解されます。mRNAがヒトの遺伝子に変化を起こすことはありません。
こういった主張は、デマをまき散らす奴らがいるから気をつけて!という文脈で使われていたと思います。
しかし、プロナス誌で新型コロナ由来のRNAは人の遺伝子に組み込まれて患者さんに発現するっていう、そういう論文がつい最近発表されました。人の遺伝子上に存在する、先程言ったLINEですね、この逆転写酵素を使ってヒトの感染細胞の遺伝子に、実際、コロナのウイルス由来のRNAが組み込まれていることがもう分かってしまったんですね。
ということはワクチン由来のRNAも当然、同じ仕組みがありますので、例えばサイトカインストームとか何かが起きた場合に関しては、このLINEとかSINEが活性化されて、逆転写酵素が働いて組み込まれる可能性は否定できないかなと。
との小島先生が言う通りだとしたら、これは大変なことであると思います。もう既に接種している人は70%を超えていますから、サイトカインストームが起きて、このあと大量に遺伝子組み換え人間が出現するのでしょうか。さらに自己免疫疾患によって大量の人間が障害を負うことになるのでしょうか。
まだ接種していない子供には打たせてはいけません。打ったら終わり。この言い方は好きではありませんが。
次回に続きます。