新型コロナウイルス

超党派議連4:小島勢二先生 戦後最大の超過死亡を考察する

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(2) jinpeiishii on Twitter:

 #ワクチン中止を求めます って、誰に求めてるかわかってますか? あなたですよ!国民1人1人ですよ! 誰かがやめてくれるのを待つんじゃないよ! 政府がやめるなんて絶対ありません。 全国民が打つのをやめるか、打つ人が全員死ぬまで続きます。 先に打ってたイスラエルも韓国もやめましたよ。

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令和4年11月25日「新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える」勉強会

小島 勢二 名古屋大学名誉教授  59:40から

新型コロナウイルスの流行下で観察された戦後最大の超過死亡の原因は?

遺族の方の悲痛な叫びというか、声を聞いて、改めてこの問題の重要性、実際メディがほとんど伝えてないんですね。これが一番大きな問題かなと思っています。

今日は超過死亡について話すようにということでしたので、今までアゴラという雑誌に書いています。今日はこれから先にどういうことが新しく解析できたか、分ったかという話をしたいと思います。

超過死亡が昨年5月から8月にかけて、そして第2回目が今年の2月から3月にかけて起きたんですね。これが2月から3月。どうもワクチンの3回目の接種回数と全く一致していますね、起きている時期が。これが重要かなと思います。

それで2月から3月に起きて、そのあと日本の半年間の超過死亡と、実際コロナで死亡した日本の統計ですので、その比率を見たんですね。この青いバーが超過死亡、これが今年の上半期の6月までに4万人を越えているんですね。ところがコロナ死と報告されているのは1万人少しで残りの3万人、これがどういう原因で実際亡くなったかということが気になるところなんですね。

今までコロナで死亡したものが超過死亡の原因だという話だったんですが、皆さん同じ感覚だと思うんですが、2,022年になって日本でコロナの死亡例が未診断で見逃されているということはまずないと思うんですね、3万人も。そこが私が一番問題意識を持っているところです。

実は去年の5月も、2月に第1回のワクチン接種が始まって9週目に起きたんですね。そして第2回も去年の12月に始まって2月、10週目に起きた。日本においては第4回目の接種が5月から始まりましたので、8月には死亡例が増えるんではないかと心配してたんです。そうしたら、10月26日人口動態の発表で今年の8月は去年に比べて17000人、率にして15%増加したと。正に再現性を持ってワクチンを打った後、超過死亡が起きているんですね。

これが日本だけかなと思ったら韓国でも起きていた。韓国で8月の死亡者数が過去最大急増、前年同月より15.8%(日本15.1%)で韓国でも全く同じことが起きていると。ただその原因に関してはBA.5が大流行したのでそのせいではないかと。

ただ、日本と同じことが韓国でも起きているのではないかなということで、今年の1月から8月までの日本と韓国の超過死亡日本7万人、韓国5万3千人。コロナによる死亡例が日本2万人、韓国2万人。問題としたコロナの感染死亡以外の超過死亡が日本で5万人、韓国で3万人。韓国の人口は日本の半分以下ですので、同じ率でどうも起きている。3回目接種率も67%と67%で全く韓国と同じ傾向が日本で起きているんです。

 

ではこれはアジアだけなのかということで2022年8月にヨーロッパでも超過死亡が起きたと。EUの27カ国のうち26カ国で起きた。率が平均12%。一番多いギリシャは2016年から2019年の平均に比べて24%死亡が増えたと。さらに日本と同じ15%以上はドイツもそうですが、6カ国あったと。日本と同じことが全世界にこの8月に起きている気がしたんですね。

今まで超過死亡というのはコロナの死亡例が未診断でというのを意味していたんです。ところが日本で言うかぎり、そうではないってことで、ヨーロッパで8月に起きたことがどうか調べてみました。これを見ると追加接種前、2020年10月から3月の間に超過死亡とコロナ感染死、さらには超過死亡から感染死を引いたものはどうか。この時期はコロナの感染死は9万人で多くて超過死亡が5万人で、そういう意味では場合によっては超過死亡というのは、コロナの未診断ではないかなと。

ところがこの8月に起きたことを見ると、イギリスでは超過死亡が1万9千人、コロナの感染死が5千人、コロナの感染死以外の超過死亡が1万4千人起きている。日本と同じことがどうも起きている。これはイギリスだけではなくてドイツ、ベルギー、スペインも同じ。全ヨーロッパ、あるいは全世界で8月にこういう形で何か分らない超過死亡、今までと同じコロナによる感染死ではないものが起きている可能性があるんです。

そういうことで超過死亡が起きたのは、みんな追加接種が高い、接種率が高い国でしたので、あまり追加接種が行われていない国が世界でもあるんです。例えば東欧のクロアチアとかアルバニアとか、パキスタンとか、そういう国も含めた形で全世界の超過死亡、この8月以降のごく最近の超過死亡とそれと3回、4回の追加接種、それとの相関を見たところ、打った国の方で超過死亡が起きている。

正に相関係数0.59ですので、正の相関でこういうことが見られるんですね。これで見ると日本は世界でトップの追加接種率におどり出ているんですね。ところがこういう話をしたところ、JAMAに慈恵医大の先生がまるで逆のことを発表しているから読んでごらんと。

これを見ると確かに、世界で超過死亡のリスクとワクチンの接種率を比べると逆相関、私が示したことと全く逆のことが起きている。だから超過死亡はワクチンの接種率が低い国で多くて、日本とかコリアとかの高い国では少ないと。これを見ると分るんですが、超過死亡というのはあくまでも去年の12月までの時点なんですね。私が問題としているのは今年の8月に全世界で起きたことです。さらにワクチンの接種率も1回目、2回目のことなんですね。それがもうまるっきり違う。

そういうことで、今回私が調べた24カ国、アジアの国を中心に1回、2回目のワクチン接種と超過死亡、まさにJAMAと同じことをやったんですね。そうしたらJAMAと同じ逆相関。だから超過死亡はワクチンの接種率が少ない国で多くて接種率が高い日本、韓国は少ないと。2020年の日本の超過死亡が過小だった期間も入っています。そういう意味では、こういうことが起きたと考えると、去年の12月までに起きたことと、この8月以降はどうも別のことが起きている。ということは超過死亡の原因が異なっている可能性が高いかなと思ったんです。

それでもう一つの話で福島先生も言われた、ワクチンを打てば打つほど感染しやすくなっているんじゃないかと。

これに関してはワクチンの接種率が高い東北地方と北海道で感染率が高くて、沖縄とか大都市圏の東京、大阪は少ない。こういうような形で打てば打つほど感染が多いから、こんなおかしいことがどうして起きているのかと話をしたことがあるんです。それで1ヶ月経ったらそれは寒いからだと。1ヶ月経ったら全国も東北のように気温が下がって変わるのかと思ったら、ちょうど1ヶ月後(11月17日)でも全く同じ傾向なんですね。

接種率が高いところほど、どうも感染が多いと。沖縄が一番少ないと。これもやはりちゃんと正の相関があるんですね。どういうことが起きているのかと。では海外ではどうか。

 

国外においても全く同じことで、接種率の高い国と低い国を含めて二十何カ国で同じことを調べてみると、相関係数0.60でやはり追加接種が多い国が罹りやすくて、少ない国が罹りにくいということに。これに関して3回目ではどうか。

ひとつの可能性として人口構成が違うので、例えば高齢者が多い東北地方が感染率が高いのではないかと。それで3回目はどうかというと、3回目は全く今と違うんですね。3回目は今年の3月、第6波の頃で、見ると感染率が高いのは大都市圏と沖縄、少ないのは東北・北海道なんです。まるっきりやっていることが3月と10月、11月は別のことが起きているんですね。

これをはっきりするために、インドとかインドネシアは去年の夏頃にデルタ波が大流行した。そして今年初めもBA.1が大流行した。ところがインド、インドネシアは4回目接種をしてないんですね。それに対して4回目接種をしたのは日本と台湾なんですね。ご存じのように台湾はコロナ対策の優等生と言われて、去年まではほとんど感染がなかった。そういうことでワクチンを4回接種した後、BA.5の大爆発が起きて日本と同じで今もコントロールできてない。

そういうことでひとつ考えたのは、どうも集団免疫があるかも知れないと。感染率が高いところではもう既に免疫が獲得されて、今の11月の時点で感染が少ないのではないかなと、調べてみたら確かに逆相関で沖縄は感染が一番多いのですが、現時点では一番新規感染が少ない。こんな逆相関があるということは、確かにそういう可能性もあるかなと思ったんですね。

じゃあ国外ではどうかというと、国外ではそんな関係ないんですね。さっき逆相関だったんだけど国外のいろんな国で既感染者と新規感染者を見ると、相関が0.41で全く関係が無さそうだと。

そういうことでもう一つ可能性として、検査をすればするほど感染者が沢山見つかるんじゃないかと。確かに感染者が多い北海道は11月時点で沖縄に比べて3倍PCR検査を行っている。ただ考えてみれば北海道では流行しているのに沢山検査をするのは当たり前のような気がするんですが、よく見てみると感染が多い秋田や長野ではあまり検査が行われていないんですね。ということでこれをはっきりするには多変量で見ないと分らないということで

3つの因子が可能性がありますので、PCRの検査件数、4回目ワクチン接種率、既感染者数で見たところ、既感染者はまず関係なさそうだと、PCR検査件数はかなり強い関係があって、4回目ワクチンを打つと感染が増えることに関しては0.055ですので、マージナルというかかなり疑わしいかなと。

実は川田議員が厚生労働委員会で10月27日にワクチンの接種率と新規感染者数との関係をどう思うかと質問したところ、健康局長が各都道府県で年齢構成やこれまでの感染状況が違うのでワクチン接種率のみでどうこう言うのは困難ではないかと。実は私はこういうことが専門ではなくて、子供の癌ですので、こういうことは今までやったことがないんですが、私も黙っておれないというので調べたんですが、そうしたらかなりはっきりした形で出るんですね。

そういう意味で困難ではないかと言うことではなくて、厚労省はそれだけの専門家をそろえているわけですね。ちょっとやれば私なんかでも、ある程度の回答が得られるわけですから、是非、打てば打つほど感染が起きている、福島先生が言われているようなことがあったら本末転倒ですね。これで子供にワクチンを打つと。あるいは5回目を打つと。そして感染が増えたらなんでですかということになると思うんですが。これは至急答えをはっきり、見解を出して欲しいと思います。

もう一つ、超過死亡とワクチンとの因果関係、これも気になるところです。これも川田議員が質問したところ、加藤勝信厚労大臣が、超過死亡とワクチン接種の因果関係を論じることは困難であるとの回答。このことは国民が超過死亡とワクチンの関係を心配してるところがある。いろんなデータを持っているはずなので、答えを出すべきだと思います。

 

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