世界的なパンデミックの収束が見え始めて、この先どうなっていくのかを考察する研究者が出てきました。ただし、政府が接種に消極的な国(北欧)や自ら国民が打たないと決めている国(アメリカ)では感染者数が縮小傾向にあるのに対して、日本のように国民が求め政府も在庫処分をしているような国では、まだまだ感染拡大の余地があります。今後紹介していきたいと思います。
オミクロンワクチンで日本が担当する治験内容
BA.5ワクチンが打たれ始めてしまうわけですが、第7波でBA.5がすごく流行っているわけで、その最中もしくはその直後ということで、顕性、不顕性を含めてものすごく罹っている人が多いわけです。そうすると予めT細胞メモリーが起きています。そこにオミクロンスパイクを全身で顔出しされるわけです。そうしたらキラーTは細胞を破壊して、
ヘルパーTはサイトカインを大量に出してサイトカイン放出症候群、全身性自己免疫性反応で心筋炎、全身炎、横紋筋融解症候群を起こして全身の自己免疫性反応で多大なる副作用が出るのではないかというのが心配です。11歳の男の子が全身炎で死亡したのは、親がオミクロンに罹って家庭内感染した可能性が高いが、そのあと武漢型を打って武漢型スパイクでもそれが起きてしまっている。今度はオミクロンスパイクで全身炎による死亡が大変心配です。
アメリカの国民へのクリニカルガイダンス。感染した後のワクチンはどうするか? 文中で『さらに追加するに』とあります。これは絶対アメリカ人は読みます。PCR陽性もしくは発症後3ヶ月間、延期を考慮しても良いのではないですかと。これが目に留まって3ヶ月間は待たなくてはいけないんだと認識します。ところが日本の厚労省はどうかというと(厚労省Q&A参照)
新型コロナウイルスに感染したことのある人は、ワクチンを接種することはできますか。
- これまでに接種した新型コロナワクチンの接種回数及び種類にかかわらず、新型コロナウイルスに感染した方もワクチンを接種することができます。
新型コロナウイルスに感染した方でも、これまでに接種した新型コロナワクチンの接種回数及び種類にかかわらず、ワクチンを接種することができます。これは、このウイルスが一度感染しても再度感染する可能性があることと、自然に感染するよりもワクチン接種の方が、新型コロナウイルスに対する血中の抗体価が高くなることや、多様な変異に対する抗体の産生も報告されているからです(※1~4)。
米国CDCでは、感染歴にかかわらず、生後6か月以上の全ての人にワクチン接種が推奨されています。これには、感染後の症状が長引く人も対象に含まれています。蓄積されつつあるエビデンスによると、より感染性の高い変異株が流行している状況下においても、感染後のワクチン接種が、その後の感染に対する防御をさらに高めるとされています(※5)。
感染後、体調が回復して接種を希望する際には、その治療内容や感染からの期間にかかわらずワクチンを接種することができます。モノクローナル抗体や血漿療法による治療を受けた場合も、本人が速やかにワクチン接種を希望する場合には、必ずしも一定期間を空ける必要はありません。
米国CDCは、過去に抗体製剤(モノクローナル抗体または回復期血漿)の投与を受けた方も、接種を延期する必要はないとしています(※5)。
感染歴のある方に対する追加接種(従来の1価ワクチンにおける)については、諸外国の動向や、現時点で得られている科学的知見(※6)等を踏まえ、厚生労働省の審議会において議論された結果、初回接種を終えた後に感染した方では、体調が回復してから3回目接種までの間隔について、暫定的に3か月を一つの目安(*)にすることとされました。
(*)この目安は、従来の1価ワクチンによる3回目接種に対するものです。オミクロン株対応2価ワクチンによる追加接種については、現時点では、こうした目安はなく、感染からの期間にかかわらずワクチンを接種することができます。
ただし、この場合も、3回目接種は2回目接種から所定の期間が経過している場合に限ります。(例:2回目接種から4か月後に感染し、その後回復した場合、3回目接種は2回目接種から7か月後が一つの目安となります。)
なお、感染から回復後、期間を空けずに追加接種を希望する方についても、引き続き接種の機会を提供していきます。
隔離期間中は、感染性(他の方へ感染させる可能性)が十分低下していないので、外出はお控えください(濃厚接触者も同様です)。
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ところが日本はどうかというと、厚労省:感染したことのある人はワクチンを接種できますか?
A 初回接種を終えた後に感染した方では、体調が回復してから3回目接種までの間隔について、暫定的に3か月を一つの目安(*)にすることとされました。
『ただしその下に(*)があって、 この目安は、従来の1価ワクチンによる3回目接種に対するものです。オミクロン株対応2価ワクチンによる追加接種については、現時点では、こうした目安はなく、感染からの期間にかかわらずワクチンを接種することができます。』ということです。
つまり、以前は3ヶ月だったんだけど、1価ワクチン3回目に対するもので、オミクロン2価については目安がないので接種できるとなっていて、アメリカとは違う見解ですね。目安がないので、感染からの期間に関わらず、すぐに打っても良いですよと。アメリカは3ヶ月延期した方が良いかも知れませんよと言っているにもかかわらずです。
これは治験なんです。すぐに打っても良いかどうかの治験ですね。マウスでは治験ができない、マウスはLNPに対して耐性が強い。100倍量の人間と同じ量を打ってもマウスは死なない。だから副作用の治験がマウスでできていません。いきなり人間で治験ですね。忽那賢志が『後遺症が長引いたらすぐにでもワクチンを打って下さい、そうすれば治ります』と言っていた。
この人が治験を推進する可能性があります。これは治験です、霊長類では一切打っていない、人間で初めて実施する。マウスだけで、そのあといきなり人間です。日本はすぐに打てと、アメリカは3ヶ月遅らせる。どれだけ全身炎の副作用が違うかということを、日本国民を使って治験するわけですよ。これは本当の治験ですから。
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COVID-19ワクチン接種とSARS-CoV-2感染
SARS-CoV-2への最近の曝露は、COVID-19ワクチン接種に対する禁忌または予防措置ではありません。SARS-CoV-2曝露が既知または潜在的な人々 SARS-CoV-2 感染と一致する症状がない場合、ワクチンを受けることができます。しかし、人々はCDCの暴露後のガイダンスに従うべきです。
COVID-19ワクチンは、曝露後の予防には推奨されません。ワクチン接種は、将来の曝露後の重度のCOVID-19の予防に役立つことを人々に知らされるべきである。SARS-CoV-2ウイルス検査は、ワクチン接種後の一般的な症状とSARS-CoV-2感染の症状を区別するために必要かもしれません:
- COVID-19に関連する徴候や症状(咳、息切れ、鼻水、のどの痛み、味覚や匂いの喪失など)を発症した人は、できるだけ早く隔離し、SARS-CoV-2感染の評価を受ける必要があります。
- 上記の典型的なCOVID-19症状がなく、COVID-19ワクチン接種またはSARS-CoV-2感染のいずれかに起因する可能性のある徴候および症状(発熱、疲労、頭痛、筋肉痛など)を発症し、臨床的に安定している人は、隔離し、ワクチン接種後2日以内に症状が改善しない場合は、SARS-CoV-2感染について評価する必要があります。
COVID-19ワクチン接種は、症候性または無症候性のSARS-CoV-2感染の既往歴にかかわらず、6ヶ月以上のすべての年齢に推奨されます。これには、COVID-19後の症状が長期にわたる人々が含まれ、一次シリーズおよびブースター用量に適用されます。この推奨事項は、COVID-19ワクチンの投与を受けた後にSARS-CoV-2感染を経験した人々にも適用されます。
増加する疫学的証拠は、SARS-CoV-2感染後のワクチン接種が、より感染性の高いSARS-CoV-2株の循環の増加の設定を含め、その後の感染および入院からの保護をさらに増加させることを示している。
現在SARS-CoV-2に感染していることがわかっている人は、少なくとも急性疾患から回復し(症状がある場合)、隔離を中止する基準が満たされるまで、ブースターワクチン接種を含むCOVID-19ワクチン接種を延期する必要があります。
さらに、最近SARS-CoV-2に感染した人は、症状の発症または陽性検査(感染が無症候性の場合)から3ヶ月ずつ、一次系列投与またはブースター投与を遅らせることを検討することができます。 勉強感染とワクチン接種の間の時間の増加は、ワクチン接種に対する免疫応答の改善をもたらし得ることを示している。また、感染後数週間から数ヶ月の間に再感染のリスクが低いことが観察されています。COVID-19重症疾患のリスク、COVID-19コミュニティレベル、または優勢なSARS-CoV-2株の特徴などの個々の要因は、感染後にCOVID-19ワクチン接種を遅らせるかどうかを決定する際に考慮する必要があります。
急性SARS-CoV-2感染を評価するためのウイルス検査または事前感染を評価する血清学的検査は、ワクチンの意思決定を目的として推奨されません。
※ 厚労省Q&Aでは血中抗体価ばかりに関心が向いていて『自然に感染するよりもワクチン接種の方が、新型コロナウイルスに対する血中の抗体価が高くなる』などと間違った見解を述べていますが、オミクロンはACE2受容体結合ではないため、どれだけ血中抗体価を上げようと何も関係ありません。上気道粘膜への感染ですから、これによって重症化することはほとんどないということです。下手に抗体価を上げてしまうとADE:抗体依存性感染増強の危険性があります。