<緊急座談会第二弾!>オミクロン型対応ワクチンをすすめない理由45:12~
東北有志医師の会 北海道大学 駒野 宏人 客員教授
東北有志医師の会代表 後藤 均 医師
東京理科大学 村上 康文 名誉教授
3ー2から続き
駒野:だからメッセージとして言えることは、『打たないでください』です。ブースターを打たないでください、お願いします。打つのはご自由にですが、打っても保証することはなかなか難しいです。少なくともファイザーは保証する仕組みにはなっていない。日本は因果関係が、ほとんど明確にならないでしょう。だから自分の責任になってしまう。そして治験中のために、全部自己責任。同意したと言うことです。
それとよく気になるのが、抗体価が落ちたから上げれば良いという、非常に短絡的な、30年(前)くらいの免疫学の勉強しかしていないお医者さんが出ているのかと思われる。僕らからすると、上がっただけではダメで質ですよ、igGも1,2,3,4(まである)。2と4が阻害的なigGであって、しかも、ADEを起こす抗体かどうかも、本当に厳密に調べなきゃいけない、そしてそれが出来る時代になってきているのに
平気で抗体価が下がったから上げるんだということを議論している先生方を見ていると、30年前の教育を受けた、そのままの先生が多いのではないかと思うんです。
村上:だから我々が大学院生だった頃の免疫の教科書を見ると、あんな感じなんですよ。あの当時は制御性のT細胞があるということは分らなかった。抗原原罪というアイディアもなかったんです。だから皆さん知らないですよ、きっと。
私たちはたまたま分子生物学、生化学の領域にいて、そういうのをキャッチアップ、フォローしていたんですね。だから分るんですけど、まして一般の人は全く分らない、だからオミクロン型を打てと言ったら打っちゃうんですね。僕らからはこれおかしいよ、という話になるんですが、さらに動物実験、これもちょっとファイザーおかしくない?って、見え隠れが分るんですね。
村上:あと、妊婦に打てという話を産婦人科学会がやったじゃないですか。あれは動物実験で、遺伝毒性の実験をやっていないんですよ。普通なら何年かかけて、打ってから生まれた子供が異常がないかどうかを見るんです。はじめの代と、もうワンジェネレーションを見るんです、孫まで見るんです、それで問題がないかどうか。全くやっていないですから。それしか実験をやっていないものを、妊婦さんに打つのは間違いです。アメリカで実際、流産が増えているんですよ。
後藤:スパイクタンパクは女性の胎盤形成に必要なシンシチンを、攻撃する抗体を作るということで、この点はどうなんでしょうか。
村上:配列は確かに似ているんですよ。いや、配列を調べたらシンシチンには似てない、言われていたけど似てはいないですね。問題はスパイクの遺伝子が今でもゲノムに入るかどうか、よく分らないんです。入っているという話も実はある。ウイルスのゲノムは実は入るんです。アメリカの科学アカデミーのジャーナルに、ウイルスの配列がヒトゲノムに入ったという論文がでた。
あと逆転写がされるんですよ。メッセンジャー型ワクチンを打った時に試験管内だと逆転写反応が行くんです。ということはDNAまで行ってしまえば、我々の分子生物学の常識からすると、細胞内でDNAが出来れば、それはゲノムに入るよねと。打っている量がべらぼうなんですよね、何十兆分子なんです。12兆分子だったかな。モデルナが30何兆、それだけの分子を注射して、それが何処かに集積すると、細胞内に非常に良く入る構造なんですよ。
細胞に入った時に多分何処かで逆転写されるということは十分起きていて、試験管内で見られるものは、人体でも見られるはずだと思ってますし、恐らくもうすぐ、ヒトの組織でスパイクのゲノムに入っていなければ、この現象は起きないよね、というものが見つかると思います。
査読前の論文でも、ファイザーのワクチンでバイオ細胞レベルではDNAに入っていたというのがある。これもメディアが陰謀説だ、嘘っぱちだ、そんなことあるわけないと。DNAからRNAが出来てRNAからタンパクが出来る、でRNAを注射してDNAに入るなんてことは高校の常識だと言って、その事を馬鹿にしたんだけど、分っていない、聞きかじりの知識人だと思う。
ほんとに僕ら研究者は、あり得るということを見ているんですよ。頻度の問題で、分子数が多ければゲノムに入るんですよ。たとえば何億の人に打った時に、それが何人の人に行くか、これは僕らが慎重に調べなくてないけない。
村上:ひとたびゲノムに入っちゃうとえらいことになる。スパイクタンパクが未来永劫作るようになったら大変。
後藤:スパイクタンパク自身の毒性は? ACE2受容体から入って、そこから露出したままいるわけですよね。
村上:2つに切断されます。S1、S2に分かれるんですが、S1は放出される、S2は2つの働きがありまして、1つは細胞融合を起こす。肺炎を起こすのはウイルスが肺炎まで行って、肺胞で細胞を融合させるんです。それが毒性なんです。もう1つはミトコンドリアを破壊します。ACE2にスパイクがくっついて、その塊は細胞内に入るんです。そこでミトコンドリアを破壊しますので細胞は死んでしまいます。
破壊のメカニズムについてはあまりよく分ってないですよね。
酸化ストレスだということが言われていますね。まだよく分らないです。
3,4回目ブーストしていくと免疫抑制がかかってきますよ、という話ですね。
もう一つ血管中で抗原抗体反応が起きますから、大きな血栓が形成される可能性がある。これは2回目よりも3回目、4回目の方が、圧倒的に可能性が高まります。
だから私たちとしては、やらないことを勧めると。免疫力が落ちるので、武漢が全然、鋭いピークで下がっていかない理由の1つとして、武漢オミクロンが、免疫力が弱まって次々に感染していっている。最初のデルタの時にはストンと落ちる、それは変異がまだ蓄積してないからという理由もあるし、今みたいに免役抑制がかかって、今は免役抑制が3回かかっているもんだから、次々に感染していっちゃう。
2回とか3回とか感染する人が続出するのではないかと思っているんですけどね。
まさしくScienceに載った論文は、3回ブースターをやった人は1回罹っても、オミクロン免疫が出来ないわけですよ。さらにまた変異したものが来ると、ますます感染してしまいますよね。それで3回打ってしまうと、その方は何回でも罹ることになります。
オミクロン型を10月から打とうとしていますが、オミクロンがACE2と結合するようなところの抗体はできずに、2つ混ぜてますから武漢型と共通の部位のところに抗体ばかりが出来て、それは感染を増強する部位ですよと。ADE抗体。もう一つはBA.1で、動物実験で安全性試験をしているものは、僕らから見ると?のいい加減な実験としか思えない、私たちをモデリングしたような実験ではないと。
安全性が動物で確保されたと思ったら大きな間違いで、それを皆さんに打つということをやっている、これは薬学領域の私たちからすると、常識を外れています。是非やめていただければと思います。
緊 急 声 明
5〜11 歳の子ども達への新型コロナワクチン接種の「努力義務」規定に強く抗議します。子ども達、若者達への新型コロナワクチン接種の即時中止を求めます。
後藤:全国有志医師の会から出した声明です。5~11歳の子供に努力義務を課すことに強く反対します。ワクチン接種の即時中止を求めます。イギリスでは免疫不全の方と同居する小児は接種可能としながらも、基本的に重症化リスクの高い子供に限って推奨されている。3回接種するとイギリスの子供たちもかなりの方がお亡くなりになっている。ドイツでは重症化リスクがある人と接触がある場合に推奨されている。
デンマークでは18才未満は一般的に供給されてないということです。このような形でヨーロッパは子供たちにはあまりやらないのがスタンダードで、日本だけが子供を守らないことが証明されているようなものです。そのために感染者数は世界ナンバーワンになっている。日本の政策が間違っていることを証明している。ですから子供たちには接種をやめて欲しいと訴えているわけです。
村上:問題なのは1人10代のお子さんが亡くなると、それを大事だと言って打たせようとする。インフルエンザでも死ぬ人はいるわけで、本当のリスクはどのくらいあるのかということを言わない。意味がないことはやめて欲しい。インフルエンザとオミクロンを比較したデータで、子供の死亡率を見ればインフルエンザの方が高いですね。重症化率もインフルエンザの方が高いんです。
今現在、インフルエンザ以下のレベルであるにも関わらず、武漢型ワクチンを打てというのは全くおかしな話ですね。
努力義務というのは、私たちはきっぱりノーと言っちゃうんですけど、一般の方が努力義務というと、打つ方向に行かないと非難されるということが大きいのではないか。真面目な人ほど従うんですよ。悪いことではないんですが、方針が間違っている時には従ってはいけないんですよ。だから私たちのメッセージは、方針が間違っていますよと。打たないでくださいと言っているんです。打たない努力をしてくださいと。
後藤:非常に従順な東北で接種率が高いんですよ。大阪は7%ですが、一番低い仙台は20%を越えている。他県の秋田、山形、福島ではかなり高率になってきているので、これは本当にやめて欲しいですね。
駒野:量が3分の1という理由もあるんですけど、ニューヨークのデータでは1ヶ月で抗体価が下がってしまう、意味がないですよ。それで努力義務と言われても、それでは1ヶ月ごとに打てというのか。先程言ったようにこの遺伝子ワクチンがどういう影響を及すかについては、調べられていないことをどうしてやれと言うのか、これは倫理的な視点からは考えられないですね。
村上:全くどう同感です。動物実験がしっかりやられていれば、まだましなんですよ。普通全認証の研究は1年半から2年くらいやるんですが、せいぜい今のは2ヶ月3ヶ月なんですよ。これは非常に危険です。こういうものを子供に打つというのは、多分皆さん知らないんでしょうね。
だから請願書みたいなものを全国有志医師の会から出している事実を知って欲しいのと、打たなくて問題ありません。どんなプレッシャーにもめげずに打たないでください。子供を守るために打たないでください。打たない努力ですね。他の国では特殊な例を除いて打たせてないんですよ。それを日本は何故か努力義務にした。
後藤:子供だけに限らず学生さんたちも犠牲になっているんですよ。医療関係の学校に行っている子供さんたちが、実習に行くにはワクチンを打っていないとダメだと言うんです。ではワクチン打ってなければ抗原検査をしなさいと。自費で1回2万円とかがかかる。行く度に検査しなくてはならない。そういったあり得ないことが起きている。
村上:私が一番問題と思うのは、8割以上が打ってしまったこと、8割以上打ってしまうとウイルスがどう進化するかの問題で、8割の方にアダプトするんですよ、絶対。周辺の人たちの話を聞いてみると、打った人から感染をしている傾向がみられる。ウイルスからしてみると良い抗体があるわけですよ。非常に優秀な感染増強抗体を持っているわけですから、それに慣れてくる。
いい加減ストップしないと、何時までもハイレベルな感染増強の抗体を持っていると、デカい山が形成されて、それが落ちてこなくなる。
打ったがために、その抗体を使って、より感染しやすいウイルスの変異が起きると。RNAウイルスは2週間に1回変異が起きて、変異の頻度が高いためにワクチンは成功してないんですよ。今まで成功したケースはないです。ところが突如現れた、しかも新しいmRNAという方法で、結局蓋を開けてみると、やっぱりダメかと。武漢型に関しては来年まで、まだ治験中です。皆さん、今政府が打つように勧めているのは治験中です。
私たちの結果を持って、これが本当にワクチンとして認められるかどうかが決まるわけです。ほぼ認められないのではないかと思うんですが、ひょっとして認められるかも分りませんけど。
だからヨーロッパも打つのをやめて、イスラエルなんかほとんど打ってないですよ。イスラエルは世界に先行して接種したが、今は日本の方がはるかに打っています。イスラエルは4回でもうやめている。打っても広がることが分ったので、打ってないです。
後藤:自分の免疫力を高めることが一番の近道なんですね。どうであろうとこれ以上ワクチンを接種しないことが第一ですね。あと新陳代謝を活発にして食生活を最適化する。適度な運動を行って十分な睡眠をとる。これが一番必要なことだと思います。あとオートファジーを活性化させることが大切。スパイクタンパクの毒性に対するオートファジーの促進。人工添加物、残留農薬の排除。
村上:皆さんにはブースターをやめて欲しいんですね。今以上に広がってしまうと、我々も何が起きるかが分らなくなるんです。3回、4回を皆さんがやっていったら、武漢型に対するものすごい強化した抗体が持つわけで、感染増強を持っている抗体ですね。そのような状態になった時に収まるかどうかなんですよ。だからなるべく早くにやめて欲しいと思いますし、オミクロン型は打っても意味がないのでやめるべきです。
前のものより効果が低いですから。我々が打っているのをFDAとかCDCが見るわけです。恐らく我々に打ってみて、有効性が低ければ、彼らはやめるんです。
私たちが言ったことを考慮に入れて、是非打たないでください。このワクチンは打てば打つほど変異を促進し、感染を拡大し、他の疾患になる確率を高めます。