第7波で新規陽性者が過去最多の中、ワクチン接種の最新のメリットとデメリットは?【大石が深掘り解説】
「チャント!」アンカーマンの大石邦彦です。 全国で感染爆発が起きている中、政府も声高に進めるワクチン接種。 では、最新のワクチン効果はどうなのか? データとともに、医師に見解を聞きました。 また、厚労省の副反応疑いのデータから見えてきた副反応の実態とは?
※7月4~10日厚労省アドバイザリーボード資料をグラフにしたもの
20~29才では2回接種済の方が未接種者より感染者数が多い。30~39才では2回接種済の方が未接種より感染者数が多い。40~49才では2回接種済の方が未接種よりはるかに感染者数が多く、3回接種者は未接種より多い。
そうであるなら、3回接種すれば良いという意見が出てきますが同じことです。一定期間経過することで、2回接種者と同じ経過をたどっていきます。それは時間の経過と共に、抗体価が下がっていくからという理由です。それだけではなく、ADE:抗体依存性感染増強や血栓症、一定期間経過でウイルスに感染しやすくなる、癌が急速に進行する、日和見感染症で帯状疱疹、サル痘、水疱症などにかかりやすくなります。こう考えれば、ワクチンを接種するメリットは何もなく、発熱を覚悟してわざわざ接種しなくてはいけない理由はどこにもありません。
回数を重ねることで、死に一歩近付いて行くことになります。東京理科大学 村上 康文 名誉教授『同一抗原で繰り返し免疫化を行った場合、5回目から死亡する例が増加、7~8回繰り返すと半分近くが死亡します。』それでも打ちたい人は、これらのことを承知の上で接種に臨んでください。
東京理科大名誉教授 村上康文先生がブースター接種に警鐘
専門は免疫医学、抗体研究。新型コロナウイルスの中和抗体の大量生産に世界で初めて成功した。2021年7月現在、抗体医薬の開発に向け、進行中。
ワクチンのメリットとデメリットは、科学的見地から考えるべきだと考えている。特に新型コロナワクチン全般に反対しているわけではない。但し副反応に対しては慎重に対処し、懸念をなくし、人々が安心して接種出来る、より安全なワクチンを開発出来ることが研究者の使命であると考えている。
これまでで最も有効なワクチンは生ワクチン。弱毒化したウイルスを人に投与。自然感染と同じ免疫反応を誘導する。細胞性免疫(T細胞)と体液性免疫(抗体の免疫)が誘導される。
動物実験は人間には関係ないと言うが、動物実験で毒性がないことを確認した後に人への臨床試験に移行出来る。副作用が判明、または懸念が生じたら販売を中止する。普通は承認取り消し。
細胞が破壊されている。
動物モデルで問題が生じたら、ストップです。人を実験動物と同様に扱うことはダメ。動物で問題あったけど、人間なら大丈夫というのは非常識。
もう一つ、このワクチンは抗体レベルが早い時期に落ちてしまうこと。10週間で抗体レベルが半分に。
イスラエル:感染予防効果が6ヶ月で60%に低下し、7ヶ月後には40%以下に低下した。8ヶ月目には16%に低下。
抗体価が上昇するまでは大丈夫だが、上昇した後で複数回接種すると、動物に対して相当なダメージを与える。動物に対し6回接種で全部死んだ。
村上康文 新型コロナウイルス感染症の予防薬、治療薬としての実用化を目指した抗体開発について