宮坂 昌之 大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授 専門は免疫学、実験病理学
先日紹介した宝塚のある眼科医、宮澤大輔医師の記事に対して『これはまずいです』『曲学阿世』との指摘がありました。
宮坂昌之大阪大学名誉教授の私のチラシへの批判への反論
問題となった記事は以下です。
宮坂名誉教授によると、曲学阿世:真理を曲げて世の人の気に入るような説を唱え、時勢に投じようとする事だそうですが、この人の言う真理とは何なのでしょうか。医学の常識は10年も経てば陳腐化して使い物にならないことがよく言われますが、医学領域において真理などがあるのかどうか。10年しか持たないものを真理というのは、おこがましいと思うのですが。
『このポスターでは、データがニューヨークの保健当局によるものだと言い、あたかも公共性があるかのようにうたっていますが、そうではなくて、そこに属する研究者が出しているデータであるものの、当局の意見を反映しているものではありません。しかも、この論文は査読前論文であり、このデータが広く認められているわけでもありません。』
ニューヨーク保険当局の意見を反映していない、査読前論文だから、という理由で、この論文は取り上げるべきものではない、と言いたいようです。もちろん組織の意見を反映した方が良いし、査読済の方が良いことは分かりますが、それが無いからといって全くダメなのでしょうか。論文を出すにはそれなりの作者の意図があります。ワクチンに反対する論文が審査を通りにくくなっていると聞きます。まして保健当局ですから政府の方針と違うものについて、認められないことは十分想像できるでしょう。
それでも論文として出してきたところに、作者の意図するものが見えてくると思うのですが。それを取り上げる価値がないかのごとく言うのは、研究者としても最低なのではないかと思います。宮坂教授と宮澤医師のやり取りを見て思うこと。有名どころの何々の権威と言われる人に良くある事ですが、一般人や雑誌メディアの記事を低く見て、信憑性がない、と切り捨てていく態度は、まさに象牙の塔そのものだと思います。
一般国民が接種をして死亡者が多数、障害者も多数発生している今、一部の学者だけに議論を任せてはおけないわけです。学者の権威だか何だか知らないが、その辺で暇つぶしをしてもらって、私たちはこれ以上被害を受ける人たちを無くしていかなくてはなりません。
本論での批判と再批判については上のリンクからご覧ください。