新型コロナウイルス

日本医師会は方針転換をしたのか

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世の中の病気には何でもかんでもウイルスのせいにして、ワクチンを接種すれば予防が出来るなどと言っている専門家達には本当に辟易します。ワクチンというもの自体は製薬会社が儲けるためのツールでしかなく、身体に取り込めば確実にリスク(アレルギー、自己免疫疾患)となって将来に影響を及ぼすものです。帯状疱疹にはワクチン、インフルエンザにはワクチン、ワクチン、ワクチンで大して効かなかったと思っても、身体に取り込まれた成分はその後どのような反応を起こすか分りません。

一般にはほとんど聞いたことがない神経疾患などはその可能性が大だと思っています。体調管理に努めるとはお腹、腸を冷やさないこと。これで風邪もインフルも罹ることないはず。

Laughing Man
 

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欧州では高齢者や基礎疾患がある人以外には既に接種勧奨および接種対象にもしていませんから、海外の動きを見ての判断かと。コロナワクチン有効性強調も“副反応強く出た人は慎重に”日本医師会 | NHK | 新型コロナ ワクチン(日本国内)

しかし、日本医師会はその後、違うことを言っています。

日本医師会が方針転換!特定の人以外にワクチン接種の呼びかけ必要なし

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森田 洋之

 

Valentyn Lishchynskyi/iStock

こんにちは。医師・医療経済ジャーナリストの森田です。

7月27日のNHKの「おはよう日本」でこんな放送がありました。

 

こちらはNHKのWEBニュースでも報道されております。

“すべての人への積極的接種呼びかけは不要”釜萢常任理事

“すべての人への積極的接種呼びかけは不要”釜萢常任理事 | NHK
【NHK】新型コロナワクチンについて日本医師会の釜萢常任理事は、高齢者や基礎疾患のある人以外に積極的に接種を呼びかける必要はないと…

医師会の方針転換

記事によりますと、医師会の釜萢常任理事がこう言ったそうです。

「65歳以上の人や基礎疾患がある人以外が重症になる割合はそれほど高くはない。全体の感染を抑えるために無理をして接種してもらうというよりも、個人で選択してもらう時期に入った」

「ワクチン接種後に体調を崩した人への対応が非常に重要だ。審査が遅れているのではないかという指摘もあり、医師会としても力を尽くしたい」

えっ?

これまで子供にもコロナワクチンの接種推奨していましたよね?

こちらは2022年の動画ですが、同じく釜萢先生が解説しておられます。

釜萢氏:5歳から11歳のお子さんにも是非コロナワクチンを接種していただきたいと思っております。

まさか、日本医師会の常任理事が記者会見で言ったことですから、「釜萢氏の個人的見解」ということはないでしょう。

ということで、つまりこの度、日本医師会は

小児や若者に対しても積極的にコロナワクチン接種を推奨

高齢者・基礎疾患のある人以外は積極的に接種を推奨しない

と方針を大転換させたということですね。

日本医師会という、日本の医療に非常に大きな影響力を持つ団体が公式に方針を転換したのですから、

「今までとは方針を転換しました」

というところまで、しっかりと伝えていただきたいところです。

イチ抜けの医師会

もちろん、同様のことはWHOも言っています。

WHO、コロナワクチン接種勧告を改定 健康な子どもは必ずしも必要なし

再送(29日配信記事)-WHO、コロナワクチン接種勧告を改定 健康な子どもは必ずしも必要なし
– 世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に関する勧告を改定した。パンデミック(世界的大流行)の新たな段階に合わせた措置で、健康な子どもや青年は必ずしも接種する必要はないが、リスクの高いグループは前回のワクチン接種から6─12カ月後に追加接種(ブースター接種)を受けるよう提案した。

世界でももう殆ど接種されていないワクチンです。

ですのでこの発言はごく当然なのですが…

一方で厚労省や小児科学会は未だに小児にも推奨しています。

「日本小児科学会としての推奨は変わらず、生後6か月~17歳のすべての小児に新型コロナワクチン接種(初回シリーズおよび適切な時期の追加接種)を推奨します」

小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方(2023.6追補)公益社団法人 日本小児科学会

このように、厚労省も小児科学会も現時点では「子供にもコロナワクチン接種を推奨」の方針を変えていません。

もちろん、接種するかしないかはそもそも個人の判断で自由なのですが、各団体で推奨する・しないが分かれると、国民の皆さんは判断が難しくなるでしょうね。

しかし、これまでメディア・行政・医療がスクラム組んで推進してきたワクチン事業…

なんとファーストペンギンでイチ抜けしたのが、あの日本医師会とは驚きです。

ワクチン被害にも言及

注目すべきは、

「ワクチン接種後に体調を崩した人への対応が非常に重要だ。審査が遅れているのではないかという指摘もあり、医師会としても力を尽くしたい」

と、ワクチン被害にも言及しているところです。

これまで、医師会としては、

「ワクチン副反応はあるものの、軽微なものが殆どで、接種するメリットのほうが大きい」

というような論調で語ることが多かったのですが、今回はきちんとワクチン被害のこと、そして審査などの対応の遅れにも言及しています。

「審査」というのは厚生労働省の「予防接種健康被害救済制度」における審査などを指しているわけですが…

つまりこれは、医師会から厚労省へのダメ出しですね。

「厚労省はもっと迅速にワクチン被害に向き合って下さい」

と言っているわけですから、こちらも大きな変化と言えるでしょう。

日本医師会という組織は、基本的に開業医の先生たちが多く所属している組織ですので、現場の医師からの「ワクチンへの懸念」の声が多く集まったのかもしれません。

9月からのワクチン接種事業は?

さあ、いよいよ再来月の9月から、

5歳以上の全ての人へのコロナワクチン接種が再開

となります。

いまのところこの方針に変化はないようですが、あの日本医師会が、まるで反旗を翻すように、

高齢者・基礎疾患のある人以外は積極的に接種を推奨しない

と言いだしたわけです。

統計データでは、ワクチン接種開始から日本人の死亡数が増えてしまっています。

しかも、この死亡数増加はワクチン接種の時期に連動しています。

日本医師会の「イチ抜け大転換」の裏には、こうした統計データの存在もあったかもしれません。

さあ、日本のワクチン接種は、今後どうなるのでしょうか?

厚労省や各学会は今頃大騒ぎかもしれませんね。

あ、これまで政府・医師会と一緒にワクチン接種推進躍起になっていた「コビナビ」の動きにも注目したいところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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