新型コロナウイルス

小島勢二先生:6回目接種後に感染者数が激増したわけ

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打てば打つほど感染者数が増加していく、というクリーブランドクリニックの研究がありましたが、日本は今、この状況にあるわけです。真夏の暑い時期に感染拡大して第9波に突入するとは普通に考えればあり得ないはずですが、そのようなことが起こってしまっています。mRNAワクチンを接種した人たちの体調が心配されます。先ず遺伝子を改変された身体から、取り除くことが出来るのかどうか。改変されたままでも生存に問題なしとなれば一安心ですが。

現在、有志医師の人たちが接種した人たちの障害を治療しようと試行錯誤している最中ですが、では具体的にどうすれば良いかということになると、有効な治療法に乏しいのが現状です。オーソモレキュラーの人たちが民間療法も取り入れているようですが、mRNAの薬害を取り除くのは難しいですね。16時間断食は民間療法そのものです。ならば、自分達でも色々試して見たらどうでしょうか。

梅のポリフェノールや、納豆に含まれるナットウキナーゼがスパイクタンパクを分解してくれるという米国発の情報(ライアン・コール、ピーター・マッカロー)もあり、体調の悪さを解消してくれるものはあると思うのです。イベルメクチンもそうです。

もう一つ、体調が悪い人は必ずやるべきなのが小麦グルテン、油、牛乳などに含まれるカゼインを完全に断つこと。これだけでも体調の変化が起こせると思っています。花粉症の時期でも薬が要りません。医療がなければ困る、治療して貰わなければ治らないと考える人にとっては、考慮の外かも知れませんが、医療がもたらした結果がこの薬害であることは事実ですね。私は『予防接種で病弱にして、高い薬を売り付けて暴利をむさぼる』西洋医学、皆保険制度、厚労行政に対して真っ向から否定する立場です。

夕張や長野の例を出すまでもなく、頼らなくなれば病気は減っていきますから。コロナ初期に病院が発熱患者を診なくなった時に、感染症以外で病院にかかる人も減りました。

医療があるから平均寿命が延びたという主張にも反対します。国民の栄養状態が改善されて良くなったことで寿命が延びています。アーミッシュが西洋医療を否定しながら最も少ない被害でパンデミックを乗り越えたことは先日紹介しました。彼等にはアレルギーや自己免疫疾患がないことも特筆すべきでしょう。この2つは医療によって引き起こされたと私は考えています。『何もしなかったら、不調は起こらなかったのに』がここでも言えるようです。それでもまだ、医療に頼り続けますか?

6回目のワクチン接種は第9波の引き金となったか?

小島 勢二 名古屋大学名誉教授

5月8日から始まった6回目のワクチン接種回数は、8月1日現在、1,900万回に達したにもかかわらず、7月後半のコロナの新規感染者数は連日10万人を超え、第9波に入ったと考えられる。

筆者は、以前、アゴラに「ワクチンを打つほどコロナに罹りやすくなる直接的な証拠」という論考を投稿しワクチンの頻回接種に対する懸念を示したが、6回目ワクチン接種後の新規感染者数の推移を辿ることで、先の論考を検証する。

ワクチンを打つほどコロナに罹りやすくなる直接的な証拠
2023年になっても、コロナの流行が収束する気配は見えない。図1に示すように、わが国における100人あたりのコロナワクチンの追加接種回数は、世界でもダントツである。 多くの国では、昨年の初めから、ワクチンの接種回数は頭打ちであ…

図1は、6回目ワクチン接種開始以降の、ワクチン接種回数と新規感染者数の累積値の推移を示す。5月8日以降は全数把握が終了し、新規感染者数は公表されていないので、感染者数はモデルナのウェブサイトに公開されている推定値を用いた。

図1 6回目ワクチン接種開始後における接種回数と新規感染者数累積値の推移

ワクチンの接種回数は、5月中旬から6月中旬にかけては、1週間あたり200万回を超えていたが、その後は漸減し、7月下旬からは60万回ほどである。一方、新規感染者数は、ワクチン接種開始前の週には、10万人であったのが、15万人、20万人と週を追うごとに増加し、7月末には78万人に達している。少なくとも、ワクチン接種は感染の防止に役立ったとは思えない。ワクチン接種前の3月、4月にはコロナの流行がおさまっていただけに、6回目のワクチン接種が流行の引き金になったと考えざるを得ない。

図2には5月以降の各国における新規感染者数の推移を示す。Worldometerのサイトには、現在も、各国の新規感染者数が公開されている。この間、ワクチンの追加接種を行っていない国の新規感染者数は減少したが、追加接種を行った日本のみ、新規感染者数が激増した。7月末における人口10万人1日あたり、日本の新規感染者数は89人で、米国の0.4人やタイの0.5人と比べて、実に200倍である。

図2 2023年5月以降におけるコロナの新規感染者数

ワクチンを打つほど感染者が増えることに気がついて、多くの国は昨年の春以降は追加接種を行っていない。ワクチン接種の先進国であったイスラエルも昨年の春以降、ワクチン接種を進めていないが、夏以降の流行は見られない(図3)。

図3 イスラエルにおけるコロナワクチンの接種回数と新規感染者数
Our World in Dataより

ワクチンを打つほど感染しやすくなることは、各国から報告されているが、日本でも、昨年の8月末までは、厚労省からワクチン接種歴別の新規陽性者数が公表されていた(表1)。2回目接種者は、未接種者と比べて、多くの年齢層において陽性率が高い。3回目接種者においても、未接種者と比べて陽性率が高い年齢層が見られる。昨年9月からは、ワクチン接種回数と陽性率に関するデータの公表はされていない。4回、5回、6回目接種者における感染率を知りたいところだ。

表1 2023年8月1日〜8月7日におけるワクチン接種歴別の新規感染者数 (※←2,022年ではないかと思います)
2022年8月18日開催第95回アドバイザリーボード資料

厚労省から7月末に送られて来たTwitterを示す。オミクロン対応2価ワクチンによる追加接種を呼びかけている。6回目のワクチン接種を接種した以降の新規感染者数の激増した原因について、まず説明すべきではないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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