新型コロナウイルス

ワクチンだけが選択肢だろうか

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

メディアは、○○県では一日あたり過去最大の感染者が発生、1日の死亡者数が大幅に増加、コロナ病床が逼迫して医療崩壊の危険が迫っています。緊急事態宣言でも人出が減らず、交通機関の減便を要請、飲食店には自粛要請したものの、感染が増加していると盛んに騒ぎ立てています。

コロナの恐怖をことさらに煽られた人たちは、ワクチン接種の電話予約に殺到し、アッという間に満杯だそうです。この世の中、すべてはワクチン接種に希望を見い出そうとしているように見えますが、果たしてワクチンでコロナを抑えられるでしょうか。

アメリカAP通信の調査4月29~5月3日: 米国でコロナワクチンをまだ接種していない人のうち、今後絶対接種する11%、絶対接種しない34%。米国民の46%が一回以上接種済みだが『絶対打たない』の壁に直面し、接種ペースが下落中だそうです。

私はワクチン接種は絶対にしないつもりですが、あなたがワクチン接種をするかどうかの判断は、自己責任で決めて下さい。

今回は、このような偏った社会の意識に対して、バランスを取るべきだという立場から述べてみたいと思います。

 

 

日本人の99.85%がコロナに罹ってないのに、0.15%の発症率ではワクチンを接種して効果があるのかどうか。

ワクチンの副作用は接種直後約15分で起こる急性のアレルギー的反応、そして2~3日以内に起こる血栓の脳梗塞などの死亡。長期的には不妊、コロナではない他の免疫疾患にかかる可能性。

 

ファイザーワクチン有効性95%、モデルナワクチン有効性94.1%のからくり

『コロナを発症した100人のうち95人は効いたが、5人には効かなかった』ということではないようです。治療薬ではそうですが、ワクチンは本来発症していない人が接種するものです。

 

臨床試験に参加したのは約4万3500人。参加者のほぼ半数にワクチン、残りに偽薬(プラセボ)を注射し、新型コロナウイルス感染症を発症したかどうかを1か月追跡しました。その結果、発症者は偽薬のグループ162人に対し、ワクチンのグループでは8人でした。

何もしないと162人が発症するところを、ワクチンを打つと発症者は8人にとどまった。ということは、ワクチン接種のおかげで162-8=154人の発症を防いだわけです。計算しやすいように、ワクチンと偽薬をそれぞれ2万人に注射したとすると、154÷20000=0.0077、つまりワクチンを打った人のうち、約0.8%の人がワクチンの恩恵を受けたことになります。残りの99.2%の人は、ワクチンを打とうが打つまいが、発症しない人はしないし(こちらが大部分)、発症する人はするのです。読売新聞記事より

つまり、ワクチン接種で8人発症し、偽薬では162人発症した。 162-8=154人。154人は162人の95%

154人はワクチンを接種していれば発症しなかった可能性があります。これが95%のからくりです。

ところが大事なことは、偽薬のグループ 20000-162=19,838。

19,838人(99.2%)はワクチンを接種しなくても発症しなかったことにあります。

もう一つ大事なことは、ファイザーもモデルナもアストラゼネカでも、これはワクチンではないこと、ワクチンの定義に入らないことです。

弱毒化したり不活化したコロナのウイルス自体を使っていないからです。

さらにこれらのものは、アメリカでも日本でも正式に承認されたものではありません。緊急に使用許可されたものに過ぎません。何故なら臨床治験が終わっていないからです。

ということは、一般の人たちに打ちながら、同時に治験も進めていることになります。人体実験をされているようなものです。

案の定、というかワクチン接種後死亡者の報告から見えてくるものがあります。これについては後日お話しします。

 

 

コロナ病床が逼迫しているのは行政の問題

2018年OECD調査で日本の総病床数(精神科含む)は約164万床でしたが、コロナ病床は3万床+αです。世界一多いベッド数なのに、何故コロナ専用ベッドがこれほど少ないのでしょうか。

森田洋之さんによると、大阪府の吉村知事は、感染が増えてこのままでは医療崩壊が起きる、と訴えていますが、『大阪府の重症者は302人で重症者向けに確保した病床数は464ですから65%と確かにかなり埋まっています。兵庫県も116の病床数のうち77で66%まで来ています。ところが、となりの鳥取県では47病床のうち重症者ゼロ、島根県も25床あって重症者ゼロ、岡山は43病床のうち4人重症者がいますが、広島は48あってゼロ、山口県は重症者向けの確保病床数が124と兵庫よりも多いのですが、重症患者はゼロです。』

これなら患者をヘリで輸送しても良いし、医師を派遣することも出来るのに、病院同士の協力関係が出来ない。

『重症患者に使われる人工呼吸器の数は全国推計で4万5000台ですが、学会の公表データによると、そのうち4月18日時点で新型コロナでの利用は414台、1%弱しか使われていません。今回の新型コロナではECMO(エクモ)と呼ばれる人工肺のようなものが知られていますが、これは全国2200台のうち、新型コロナに対しては44台が稼働中で、大阪府で11台使っています。新型コロナ患者への使用率は2%です。』

全部は紹介しきれませんので、上のリンクから読んでみて下さい。

国民には行動制限を課し、緊急事態宣言まん延防止等重点措置など国内経済を瀕死状態にしているのに、医療機関に対しては病院の自由を尊重し、強行な措置をとろうとしていないことは明らかに矛盾しています。問題は行政が医療提供の一元的な融通のシステムを作らないことにあると思います。

 

 

『死にたくなければ医療と関わるな』

『将来寝たきりになりたくなければ医療と関わるな』 続きます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*

nineteen − fourteen =