新型コロナウイルス

超過死亡討論会での論戦

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ワクチンによる抗体がないと感染するという根拠は何処にもありません。超過死亡で90歳以上の死亡が顕著であるそうですが、90歳というのは平均寿命を大幅に超えています。加齢や基礎疾患で抗体が働かないと守られない人がいることは確かですが、mRNAワクチンに関しては免疫を抑制することが言われています。

従って池田信夫さんが言うように『打つことのリスクと、打たないことのリスク』というのは、打たない場合に感染するというのは誤りで、打たない人は自然免疫が働いて街中や学校、職場にあるウイルスから身体を守っているわけです。したがって、打たないことによるリスクが何処にあるのか分りませんが、打たなくても感染しない人が多数ですから、打つことのリスクだけが大きいと言えるわけです。

『ワクチンが重症化を抑止する』デマがまかり通っていますが、何度も繰り返して言っているようにオ、ミクロンはそれ以前のデルタとは違って重症化しないことが世界中で確認されています。新田先生が言うように、動物実験ではどれだけ感染させてもマウスを殺せなかった。武漢型と違ってオミクロンは0%だと言っています。

感染が増えているときに超過死亡が発生すると家田さんほかが言ってますが、その感染の中身が問題なのです。ただ何も接種してない未接種者が感染しているのではなくて、ワクチンを打った人が感染していることに注意が必要です。オミクロンに変わって重症化しない、死亡することが少なくなった2,021年に超過死亡が増えていることは、感染の中身がワクチンによる血管の炎症と血栓形成だということです。ただデータだけを見てワクチンが原因ではなくコロナ感染によるものだというのは、上っ面の議論にしかならないと思います。

2023年6月29日追記:『感染が増えているときに、超過死亡が増えている』という見解は2021年5月以降は成り立たないと思います。何故なら一般のワクチン接種が始まったのが2021年5月頃で、その後国民の8割が接種するに至りました。具体的に時期と接種数を並べて比較し、感染者の接種歴を調べれば明らかになりますが、あまり現実的ではないでしょう。従って、2021年5月以降は単純に接種した人が感染していると考えても無理はないように思います。感染というものの中にはワクチン接種が含まれていること、これは否定できないでしょう。

【参加者】(五十音順) 池田信夫  アゴラ研究所所長 掛谷英紀  筑波大学准教授 上昌広    医療ガバナンス研究所理事長 小島勢二 名古屋大学名誉教授 中村幸嗣  元自衛隊医官 危機管理血液内科医、笠間市石本病院院長 永江一石 マーケッター 新田剛 東京大学准教授 藤江成光 元国会議員秘書、ジャーナリスト、ユーチューバー 森田洋之 医師・医療経済ジャーナリスト、全国の有志医師の会会員 宮沢孝幸 京都大学准教授 家田堯   Think Vaccine運営者 【チャプター】 0:00  討論会開始 参加者紹介 1:46  超過死亡の基本的な考え方について 9:07  2021年末までの超過死亡:種々な要因(家田) 44:50  ディスカッション 1:23:03 2022年以降の超過死亡(家田) 1:34:23 小島勢二氏の発表 2:00:40 ディスカッション 収録日:2023年6月22日 動画編集協力:森本祐二 お問い合わせ先:info@thinkvaccine.net(家田宛)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*

1 × five =