新型コロナウイルス

井上正康先生:オミクロンの正体57

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

3章 新型コロナはどう収束するのか:(3)変幻自在なオミクロン株

新興感染症を引き起こす3種類のコロナウイルス

オミクロン株の遺伝子配列の一部が、コロナ4姉妹の長女「コロナ風邪①」(HCoV-229E)の遺伝子配列と同じであり、両者に深い関係があることを米スタンフォード大学などの研究者グループが最近突き止めた。「コロナ風邪①」は私たちの多くがすでに感染し、免疫を持つ人も多い。オミクロン株はコロナ風邪の遺伝子を取り込むことによって、すでに免疫のある「コロナ風邪のようにみせかけて」ワクチンの免疫の攻撃をくぐり抜けているとも考えられる。オミクロン株が引き起こす症状は比較的軽いが、ワクチンが効きにくいのは、これで説明がつく。まさに「羊の皮を被った狼」だった疑いが濃い。

松田学のニュース解説 新型コロナ最新情報 オミクロンの正体57<本編>

「ウイルスが免疫をくぐり抜けて変異し続け、永遠にウイルス感染を防ぐことは困難だ」との考えは当たり前ではないでしょうか?新型コロナも絶滅しないとすれば、今後はどのような形で続いていくのでしょうか?これからも現れるウイルスと付き合っていく上での心構えはどうあるべきでしょうか?・第3章 新型コロナはどう収束するのか?https://www.nippon.com/ja/japan-topics/b09513/
130年前にパンデミックとなったロシア風邪では約100万人が死亡したが、ロクな薬やワクチンも無かったのに第1波で自然に収束した。この風邪ウイルスが“元祖コロナウイルス”であり、その後も変異を繰り返しながら『冬の風邪』として我々と今日まで共存してきた。人為的に遺伝子操作された可能性の高い新型コロナの武漢株やオミクロン株も含めて、今では無数のコロナ亜株集団が人類と共存関係にある。
 
両者の関係は動的平衡であり、時々、タチの悪い輩が出現する事もある。これはスペイン風邪以来100年間続いてきたインフルエンザも同様であり、時々、新型インフルエンザの様なタチの悪い輩が出現する。有史以来、人類はこの様なイタチゴッコを繰り返してきた。『感染症は人類永遠の宿敵』である。しかし、食環境、衛生環境、医学の進歩などにより、そのリスクは激減してきた。
 
産業革命以後、人類の寿命と世界人口が飛躍的に増加したのもその為である。人類にはウイルスや微生物と共存する以外の選択肢は無い。この事実を視野に入れ、『心身の復元力を強化する日常生活』を過ごす事が基本である。それは「過去3年間の馬鹿騒ぎとは真逆の日常生活を送る事が基本」である。それには『食物繊維の多い食生活と、握力・顎力・歩行力(手を使う、よく噛んで食べて喋る・お天道様の下をシッカリ歩く)で脳や免疫系の復元力を鍛え続ける事』がお勧めである。

新型コロナワクチン接種後に死亡した事例が初の認定『接種との因果関係否定できず=α』42歳女性 今までと何処が違うのか? コロナワクチン接種後の死亡で初の認定「因果関係否定できず」 | NHK | 新型コロナ ワクチン(日本国内)

「否定できない認定事例」と「因果関係が認められる」は同義語であるが、『後者の表現は、より強い因果関係を意味する言葉のニュアンス』がある。コロナワクチン被害の認定委員会は『病理解剖でワクチン接種が死因と診断した症例まで因果関係不明』としている。これは医学常識ではあり得ないので、『医学を知らない素人が審査しているのではないか?』と、医師や医学研究者から厳しい批判が噴出している。

「接種との因果関係が否定できない」として認定された今回の症例ではその詳細が述べられておらず、他の類似症例と何が違うかは不明である。専門家部会は今回の判定基準と同様の条件で接種後に死亡例を再評価して患者救済にあたるべきである。しかし。厚労省は『この事例も含めて、現時点でワクチン接種政策に影響を与える重大な懸念は認められないので、接種を継続する』としている。

資料)ワクチンの副反応が疑われる場合は医療機関が国に報告し、医薬品医療機器総合機構(PMDA)が因果関係を評価している。副反応検討部会が「2022年11月5日にBA.5対応型ワクチン接種後に死亡した42歳の女性には高血圧や糖尿病などがあったが、死因となりうる異常は見当たらない」として初めて「接種との因果関係が否定できない」とした。これまでワクチン接種後に約2000件が死亡報告されているが、『全て情報不足で評価不能』とされている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*

5 + 17 =