3章 新型コロナはどう収束するのか:(3)変幻自在なオミクロン株
オミクロン株の遺伝子配列の一部が、コロナ4姉妹の長女「コロナ風邪①」(HCoV-229E)の遺伝子配列と同じであり、両者に深い関係があることを米スタンフォード大学などの研究者グループが最近突き止めた。「コロナ風邪①」は私たちの多くがすでに感染し、免疫を持つ人も多い。オミクロン株はコロナ風邪の遺伝子を取り込むことによって、すでに免疫のある「コロナ風邪のようにみせかけて」ワクチンの免疫の攻撃をくぐり抜けているとも考えられる。オミクロン株が引き起こす症状は比較的軽いが、ワクチンが効きにくいのは、これで説明がつく。まさに「羊の皮を被った狼」だった疑いが濃い。
松田学のニュース解説 新型コロナ最新情報 オミクロンの正体57<本編>
新型コロナワクチン接種後に死亡した事例が初の認定『接種との因果関係否定できず=α』42歳女性 今までと何処が違うのか? コロナワクチン接種後の死亡で初の認定「因果関係否定できず」 | NHK | 新型コロナ ワクチン(日本国内)
「否定できない認定事例」と「因果関係が認められる」は同義語であるが、『後者の表現は、より強い因果関係を意味する言葉のニュアンス』がある。コロナワクチン被害の認定委員会は『病理解剖でワクチン接種が死因と診断した症例まで因果関係不明』としている。これは医学常識ではあり得ないので、『医学を知らない素人が審査しているのではないか?』と、医師や医学研究者から厳しい批判が噴出している。
「接種との因果関係が否定できない」として認定された今回の症例ではその詳細が述べられておらず、他の類似症例と何が違うかは不明である。専門家部会は今回の判定基準と同様の条件で接種後に死亡例を再評価して患者救済にあたるべきである。しかし。厚労省は『この事例も含めて、現時点でワクチン接種政策に影響を与える重大な懸念は認められないので、接種を継続する』としている。