具合が悪くなったらすぐに医者へというお任せ医療は、国民の医療リテラシーを低下させ、益々医者や薬に依存するようになります。何も考えずに薬を飲むだけで治してくれるのものは便利でありがたいのですが、生物学的遺伝子改変製剤をワクチンと言い換えて周りの人のために、という理由で打たされることにつながります。医療が身近にあるから、未知のものでも抵抗がなくなるのでしょう。薬で健康が維持できているのではありませんから、まずは薬の要らない状態に持っていくこと。
いきなりやめてはいけないものもあります。しかし、全く薬を飲まずに済む生活は、ものすごく楽で元気です。子供の時に薬はいらなかったのに、何故今、こんなに飲むことになったのか考えてみて下さい。血圧が190以上ある人を除いて、降圧剤は必要ありません。ステロイドを飲み続けている人はやめるタイミングを考えること。こんなに薬を飲んだら、それだけで具合が悪くなる。今の医者は驚くほどの量を出しますからね。
以前、イベルメクチン(マクロライド系抗生物質)が届いたときに自分で1錠試してみましたが、その日は身体がダルくなりました。抗生物質を飲むとそのまま具合が悪くなる体質のようです。薬の要らない健康法を選択しましょう。
荒川央:オミクロン対応二価ワクチンはなぜ失敗したのか: NEJMに掲載された記事から
オミクロン対応二価ワクチンについて批判的な内容の記事がNEJM誌の「Perspective」として発表されました。Perspectiveとは「物事に対する見方」や「視点」といった意味です。NEJMのようなコロナワクチン接種を先頭に立って推進してきた、いわゆる「権威ある」学術雑誌も態度を変え始めたという事です。掌返しとも言っても良いでしょう。
この記事は週刊誌等いろいろな所でも既に紹介されていますが、私からもここで改めて紹介させていただきます。
オミクロンではスパイクタンパクの変異が30程度あるため、変異の多さがしばしば指摘されますが、その事よりもむしろ変異のパターンが問題なのです。オミクロンのスパイクタンパク遺伝子にはアミノ酸配列を変えないS変異がほとんど存在せず、これは自然な進化を経てきたようにはとても見えません。しかもオミクロンの変異はコロナワクチンによる免疫を回避するものに偏っています。
さらに興味深い事としては、オミクロン特有の変異により、オミクロンのスパイクタンパクには正電荷が増えているという特徴があります。細胞膜やウイルスは負に荷電しています。そしてDNAやRNAも負に荷電しているため、遺伝子やウイルスベクターを細胞に導入する際に正電荷を加える手法は細胞生物学でもよく使われています。正電荷が増す事により細胞に結合しやすくなり、また細胞内に取り込まれやすくなるのです。
スパイクタンパクの正電荷が増えた事により細胞に取り込まれやすくなった事もオミクロンの弱毒性に関係している可能性があります。正電荷が増えると、ウイルスが体内の深くに侵入する以前に鼻や口などの体の入り口付近の細胞でトラップされやすくなります。一方、コロナワクチンは筋肉注射により最初から体内にダイレクトに注入されます。大量生産されたスパイクタンパクが血中を循環する際に、取り込まれやすくなったスパイクタンパクがどの細胞に取り込まれるかは予測不可能です。つまり、オミクロン株が弱毒性なのに対し、オミクロン対応ワクチンはむしろ強毒性となる恐れがあるのです。
二価ワクチンによって誘導される中和抗体の量は一価ワクチンのものと比べてせいぜい1.5倍から1.75倍。臨床的には大きな違いではありません。著者は触れていませんが、コロナワクチンの効果を測る上で専ら中和抗体の数値のみに頼っているのも疑問です。抗体には「良い抗体」「悪い抗体」「役に立たない抗体」があり、それらも相対的なものです。
悪い抗体には例えば感染増強抗体や自己抗体なども含まれます。中和抗体の数値だけを見ていても、細胞性免疫の働きや、悪影響を及ぼす免疫の作用については分からないのです。実際、スパイクタンパクに対する抗体やT細胞が人体にとって良い働きをするとも限りません。抗体依存性自己攻撃、T細胞依存性自己攻撃が起これば、コロナワクチンによるスパイクタンパクを発現した細胞が攻撃を受けるでしょう。これはすなわち自己免疫疾患と同様です。
二価ワクチンの失敗の理由の一つはワクチンがすぐに「型落ち」になってしまう事です。日本でオミクロン対応ワクチン接種が始まった頃に米国で流行していたオミクロンはBA.4、BA.5でした。BA.1はすでに流行してはおらず、開発国である米国でもいわゆる「流行遅れ」となったものを日本人に大量接種させ始めました。すでに型落ちが判明しているものを接種しても、リスクに見合うメリットなどそもそもありません。仮に今現在流行している変異株のワクチンを作って接種したとしても、また数ヶ月もすれば型落ちになるのです。
二価ワクチンの失敗のもう一つの理由は抗原原罪です (著者は「imprinting (刷り込み)」と呼んでいます)。免疫系はウイルスや細菌などの病原体に遭遇した際に、免疫記憶を優先的に利用します。ナイーブB細胞が抗原ではなく抗原抗体複合体に出会うと、B細胞受容体だけではなくFc受容体からも信号を受け取ります。このFc受容体からの信号はB細胞の活性化を取り消してしまうのです。抗原原罪はウイルスや細菌のような病原体だけではなくワクチンによっても起こります。
オミクロンを初めとして、私が解析した全ての新型コロナウイルス変異株は中立進化の法則に従っていませんでした。このため、変異株を含めて新型コロナウイルスは人工ウイルスではないかと私は推測しています。例えば、中和抗体の存在下で細胞へのウイルス感染実験を繰り返すと、中和抗体に対して耐性を持つウイルス株を濃縮する事が技術的には可能です。これも指向性進化 (directed evolution) の1つの実験法です。既に存在している免疫を回避するウイルスの進化は自然にも起こりますが、実験室で加速させる事もできるのです。むしろワクチンを型落ちにするようなウイルス変異株がすでに作成され、それが流布されている可能性すらあるという事です。
コロナ騒動の初期にコロナワクチン有効率は95%であるという論文が発表されたのもNEJMです。この論文はその後BMJの副編集長Peter Doshiによって批判されました。今となってはこの「高い有効性」を信じている人はどれほど居るでしょうか? NEJMがPerspective (物事に対する見方) としてコロナワクチンがもはや有効ではないとの記事を載せた事は、世界的にコロナワクチンに対する流れが変わってきている表れのように思います。
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