新型コロナウイルス

井上正康先生:葛根湯が有効、塩野義ゾコーバは有効か、国民は捨てられた

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松田学のニュース解説 新型コロナ最新情報 オミクロンの正体45<本編>

井上 正康 大阪市立大学名誉教授

日本医師会が2類見直し検討、独自の類型を、治療と接種費用は公費負担で

日本医師会も感染力は強いが、発症しても重症化せずに喉風邪であるオミクロンが、インフルエンザ以下のリスクである事を認識している。しかし、彼等の主張は独自の類型にして医療利権を引き続き確保することが主目的であり、コロナ特需に味をしめて国民の健康を守る使命を完全に放棄している。医学と科学を完全に無視し、国民生活を犠牲にして、利権を漁る体質は厳しく断罪すべきである。今回の不祥事で医学に対する国民の信頼感は回復不能な状態にまで劣化した。日本医師会の利権主義は厳しく断罪されるべきである。

2類から5類で1回1万円も ワクチン接種に¥9,600、ラゲブリオ3割負担で3万円弱(4錠✖2✖5日)

現状では新型コロナは全額公費負担で入院も指定医療機関に限定されるが、インフルエンザでは一部自己負担である。5類に格下げされると医療費負担が生じる。ワクチン接種費用は1回約9,600円で有料であるが、検査も3割負担で2,000~2,500円かかる。しかし、大半が無症状のオミクロン時代では、5類相当への格下げで困るのはボロ儲けしてきた米国の製薬企業と日本医師会の利益団体のみである。

治療薬のラゲブリオは3割負担で3万円弱の費用がかかるが、オミクロン時代には大半が無症状で発症しても喉風邪なので、速やかに葛根湯などの既存薬を飲めば良い。東北大学の最新研究でもオミクロンには葛根湯などの漢方薬が有効である事が証明されている。ラゲブリオを初めとする米国緊急承認薬は安全性と有効性が不明なので、要注意である。

世界中で薬害を深刻化させている遺伝子ワクチンの使用などは論外であり、5類以下への格下げで不使用になれば、国民の健康を守るためにも最良の選択肢となる。

WHO:世界人口の少なくとも90%は感染やワクチン接種により、ある程度の免疫を獲得していると推定。しかし懸念される変異株VOCが新たに出現する余地が残っている

今回の遺伝子ワクチンはそれ自体が血栓毒であり、免疫力を抑制する副作用もあるので、それを使用し続けて免疫的に収束することはあり得ない。岸田総理が4回接種直後にオミクロンに感染したのもそのためである。本来オミクロンは重症化しないのが世界的事実であり、ワクチンで重症化しなかったのは嘘である。mRNAワクチンは原理的に誤った設計である事が世界的に証明されており、今後のワクチンにmRNA型を用いることは厳禁すべきである。

しかし、コロナ禍のどさくさに紛れて福島県の南相馬市にmRNAワクチン専用工場が建設されて、国産ワクチンの製造拠点にしようとしているが、これは極めて深刻な薬害を将来的にも誘発し続ける危険性が高く、早急に工場を閉鎖すべきである。尚、感染症は、人類永遠の宿敵である事からこれまで同様、今後も強毒なウイルスが突然出現する可能性はあり、それに供えた医学研究立国に日本が成長することが緊急課題である。

厚労省:全国で26.5%がコロナの抗体を保有 コロナ抗体保有率?

この結果はワクチン接種率は逆相関しており、接種するほど感染者数は増加している。新型コロナの血中igG抗体は36日で半減することが知られており、オミクロン株の第7~8波で抗体価が多少上昇してもすぐに低下する。しかし、免疫記憶は保存されるので、次の感染波では速やかに防御作用を発揮して重症化を防いでくれる。一方ワクチン頻回接種者では免疫抑制により、日和見感染症に罹りやすいので逆効果である。

PCR陽性波の度に血中抗体価でバカ騒ぎせず、手洗い、うがい、鼻洗浄、口腔ケア、スマホの消毒などで日常生活を楽しむことが最良の対処法である。

第8波 ゆっくり拡大中 鍵はワクチン接種率 増加率が高くないのはワクチン接種のためなのか?

これは第1にオミクロンに感染して交差免疫を獲得したことと、第2に前株のBA.1より亜株のBA.5の感染力がわずかに高いに過ぎないことが主因である。自称専門家は今後の感染動向がワクチン接種率次第と発言しているが、これは基礎的な誤りである。今回接種している2価ワクチンでは従来以上に副反応が強く、接種開始直後から深刻な副作用患者が増加しつつある。オミクロン株の出現でウイルス自体の脅威はすでに収束しており、ワクチンヒステリーによる後遺症が深刻化しつつある。

東洋紡検査キット発売 インフルとコロナ同時検出 リアルタイムPCR最短75分 精度の問題はないか?

実は新型コロナとインフルエンザを同時検出する方法は、2,021年夏前にアメリカCDCが発表しておあり、東洋紡のPCRキットはその実用版である。健常者ではウイルス干渉により両ウイルスが同時感染する可能性は極めて低い。事実感染力が6倍増強した新型コロナ発生以来、世界中でインフルエンザが絶滅状態になった。ワクチン非接種者の健常者ではインフルエンザは感染しにくいが、

免疫抑制作用の強いmRNAワクチンの頻回接種者では、自然免疫や細胞性免疫が抑制されて同時感染する可能性は考えられる。経験ある医師であれば、喉粘膜標的型オミクロンと上気道型インフルエンザを症状から識別することは可能である。インフルエンザ感染発症患者ではこのキットが有用かも知れないが、オミクロンもインフルエンザもPCR陽性と感染は次元が異なるので、過剰反応せずに冷静に対応することが大切である。

感染から数週間後にMISC(小児多系統炎症性症候群)が全国で64人 多臓器で強い炎症

海外で新型コロナ感染後に川崎病を疑わせる患者が1,733例、発熱、胃腸症状、発疹、眼球結膜充血が見られ、過半数がショックや低血圧で集中治療を受け31%に心機能障害が見られたと。しかし、人工呼吸管理を要する重症化は高齢者と比べて圧倒的に少ない。子供の場合日本での総数はわずか64人に過ぎず、死亡例はゼロである。一方遺伝子ワクチンによる子供の被害者は遙かに多い。

オミクロンはただの風邪ではなく感染力が60倍増加した典型的な風邪である。古くから風邪は万病の源といわれており注意が必要である。大半のメディアや自称専門家が国民を遺伝子ワクチン接種に誘導しているが、これは基本的医療過誤であり近い将来厳しい責任追及がなされるであろう。わずか64人の症例を針小棒大に宣伝して、子供たちに有毒遺伝子ワクチンを接種させてはならない。

コロナに2回感染で病気のリスクが急上昇 肺、腎臓疾患

これはコロナ禍以前からの医学常識である。針小棒大に不安を煽るべきではない。風邪は万病の源である事を視野に手洗い、うがい、口腔ケア、鼻洗浄、トイレとスマホの消毒、良く噛んで唾液を分泌、葛根湯やのど飴などを用いて平常心で日常生活を楽しむことが大切である。間違っても高リスクの遺伝子ワクチンを接種させてはならない。

コロナはただの風邪というのは重大な嘘 風邪薬はそもそも存在しない 総合感冒薬 ただの風邪ではない?

実は風邪は病名ではなく、咳、喉痛、鼻汁などを伴う風邪症候群であり、感冒や急性上気道炎とも呼ばれる。その多くはウイルス感染症で発熱してもクスリなしで1週間程度で自然治癒するのが大半である。風邪で肺炎になるのは2次感染した細菌感染症であり、重症化しないのが風邪の特徴である。オミクロン時代になり昨夏のような肺炎は激減したが、これはマスクが無効で感染力が強い典型的な風邪である。

大半が後遺症もなく回復するが、感染者の裾野が広がったので重症者がすごく増える。風邪は万病の源といわれるので、感染しても重症化させないことが大切である。そのために普段から免疫力を鍛えておくことが大切であり、百害あって一利なしの遺伝子ワクチンは逆効果であり、年齢、性別を問わず接種させてはならない。

国産初の飲み薬 十分な効果の検証が必要 緊急承認(1年)で塩野義ゾコーバ(軽症、重症にかかわらず使用できる) 特例承認はメルク、ファイザー

緊急承認の期限は1年であり、症状改善効果は限定的なので慎重に使用すべきである。緊急承認された米国製コロナ薬は、海外で深刻な薬害を出している。政府は100万人分のゾコーバ購入契約を結んでおり患者の自己負担はないが、発症3日までに投与する必要があり、高血圧や高脂血症の薬など36種類のクスリと併用できず、12歳以上が対象で妊婦には禁忌なのでオミクロン時代の日本人患者には極めて使いにくい薬である。ゾコーバの臨床試験では、鼻水、喉の痛み、咳、発熱、倦怠感の5症状の期間を約1日間短縮できるとしているが、スピード重視で安全性不明の緊急承認薬の大半は薬害の主因となるので、副作用も含めた情報公開が国や製薬会社に要求される。世界中で深刻な薬害を激増させているファイザー社やモデルナ社の遺伝子ワクチンや核酸代謝阻害剤は、オミクロン時代には禁忌である。

コロナ急性期に漢方薬の葛根湯が有効:東北大学 新型コロナに漢方を勧められるか?

漢方薬は風邪や扁桃炎の薬として長年使われており、副作用も少ないのでオミクロン時代には安全に使える良薬である。私も新型コロナ発症前から風邪には葛根湯、のど飴、卵酒を愛用しており多くの国民にお勧めしたい。

ワクチンで深刻な副反応や後遺症、死亡が増えていけば世界的に接種停止に動いていくのではないか 過去の薬害事例は?

はい、圧倒的に無症候性であるオミクロンでは、運悪く発症しても喉風邪である。遺伝子ワクチンの実害が明らかになったことから世界中の国々は接種中止にモードチェンジをして、ワクチン市場はすっかり冷えこんでいる。しかし、メディや自称専門家が恐怖感を煽り続けて情報鎖国状態と化した日本のみが幼児にまで接種を推奨しており、海外で使われなくなったワクチンの在庫処分場となっている。厚労省は米国企業の言いなりであり、火中の栗を拾わない無責任な政府の愚策で深刻な薬害大国になり、政府に対する国民の不信感は回復不能な状況にある。サリドマイド禍や薬害エイズと同様に、日本は薬害の歴史を繰り返す一人負け国となっている。

 

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