新型コロナウイルス

日本の総死亡数(速報値)が激増、米・英・イスラエルでは接種する人がいない現実

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打てば打つほど感染が拡大してパンデミックに至るというのは、世界中のデータを見れば本当である事が分ります。人口の大半が持っているワクチンによる抗体(日本は8割)をすり抜けて、免疫系が機能しない変異ウイルスが増殖していくというのが真相です。これだけではありません。接種した人には免疫抑制、抗体依存性感染増強、自己免疫疾患などに罹ってくるわけです。
 
6ヶ月程度(3~6ヶ月など複数あり)で免疫系が回復してくるそうですが、その時に感染した細胞を免疫系(T細胞)が激しく攻撃して全身炎を発症してしまいます。海外ではもう打たなくなった、何一つ意味の無いワクチン接種は、今すぐにやめるべきです。
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森田 洋之

 

alexkich/iStock

こんにちは。医師・医療経済ジャーナリストの森田です。

先日こんな記事を書きました。

日本の総死亡数激増はワクチン接種数増と相関している

日本の総死亡数激増はワクチン接種数増と相関している
こんにちは、医師&医療経済ジャーナリストの森田です。 いま、日本人の死亡数が激増しているのをご存知でしょうか? しかもかなりの勢いで・・・。 もちろん、日本全体が徐々に高齢化しているので、つまり高齢者が増えているの…

この記事をまとめるとこんなところ。

日本の死亡数は、昨年戦後最大の増加幅を記録した(東日本大震災の年より多い)が、本年2022年の死亡数は更にそれを上回るスピードで増加している。時期別で見ると、国民のワクチン接種回数が多い時期に一致して死亡数が多い。国民の多くがワクチン接種した1・2回目のときも死亡数は増加したが、3回目接種時期には更に増加した。

というものでした。

今回、この記事の時点では発表されていなかった4回目接種時期の最新の死亡数データが出たのでご報告します。これがまたすごいことになっておりました。

例年なら、7・8月の夏は死亡数は最も少ない時期なのですが、8月の総死亡数はものすごい勢いで増えてしまいます。

その最新データがこちら。赤が今年、青が去年の死亡数です。

1〜8月の増加分だけですでに7万1千人の死亡数増。戦後最大の増加だった去年が1年で6万7千人の増加だったので、もうそれを追い越しています。

2月は去年より約2万人増
3月は約1万6千人増
8月は約1万8千人増

かなりの異常値です。

そしてこの2月、3月、8月は、3回目ワクチン、4回目ワクチンの接種時期にぴったり合致するのです。

ワクチン接種時期と超過死亡(例年同月よりどれだけ死亡数が多いか)を見やすくグラフ化したのがこちら。

ワクチン接種回数の山と、超過死亡の山の時期がほぼ一致しています。

しかも、超過死亡の山がどんどん高くなっています。まるでワクチン接種を繰り返すたびに、日本人の死亡数が増えてゆくようです。

ただ、前回も説明したとおり、日本人の死亡数はコロナ死亡数とも相関しています。

青がワクチン接種回数、赤が「コロナ死亡数」です。

ワクチン接種に少し遅れて、コロナ死亡も増加しているのが分かります。

つまり、

  • ワクチン接種数増加
  • コロナ感染死亡増加
  • 日本人の死亡総数増加

この3つが、ほぼ同じ時期に同じように連動して発生しているということです。

そう考えると、コロナ死亡が増えたから総死亡も増えたのでは?という考え方も出来ます。

ただ、

8月に増加した総死亡数=約1万8千人
8月のコロナ死亡数=約7千人

ですので、約1万1千人の「コロナ以外の死亡数」が説明できません。

一体、その1万1千人の死亡増の原因は何なのでしょうか?

一部ネットでは、

8月はコロナ感染拡大時期なので、本当はコロナなのにコロナと診断されずに亡くなった方々が多かったからでは?

という意見が見られますが、これはちょっと考えにくいでしょう。

なぜなら今はほとんどの日本人が病院で死亡しますが、病院に入院するときにはPCR検査がほぼ必須で行われています。院内クラスター発生を防ぐため入院中も発熱など疑わしい場合はすぐにコロナのPCR検査が行われます。これは病院だけでなく高齢者施設でも在宅医療でも同様です。ですので、コロナ感染しているのにコロナと診断されずに亡くなるというケースはそう多くは想定出来ないでしょう。

なお、新型コロナの死亡数には「厳密な死因を問わず検査陽性ならコロナ死として報告するように厚労省から通達が出ており、交通事故で病院に運ばれた患者さんでも検査が陽性ならコロナ死としてカウントされます。つまり、この7千人でも過剰に計上されている可能性が高いということで、そうなると「コロナ以外の死亡数」はもっと増えることになります。

また、

8月はコロナ感染拡大時期なので、医療逼迫・医療崩壊が発生していた。入院出来ず、治療が遅れて亡くなった方が多かったのでは?

という意見も見られますが、これも考えにくいでしょう。

なぜなら、前回の第7波では感染者数こそ過去最大となりましたが、ウイルスの弱毒化からか重症者数は激減(死者数は横ばい)。感染拡大ピークの8月中旬〜下旬でも病床にはまだ余裕があり、特に重症病床使用率は多くの県で0%〜20%台でした。

まあ、百歩譲って、「コロナ死が増えたから総死亡も増えた」という意見を受け入れたとしましょう。

しかし、そもそも感染・重症化・死亡などを減らすことを期待されるべきはずのワクチンを打った時期に連動して「コロナ死が増えた」って意味不明ですね。

ワクチンに関しては、こうした効果の不確かさや副作用の大きさから、海外では接種数が伸び悩んでいます。

ワクチン導入初期の頃、いち早く国民に接種を開始し世界中でニュースになったあのイスラエル国民も、この半年ほどもうほとんどワクチンを打っていません(ちなみにイスラエルでも4回目接種が励行された今年1月に感染爆発・死亡増が発生しています)。

日本では、4回目・5回目のワクチン接種が推奨され、これからもどんどん打って行くようですが・・・。果たして大丈夫なのでしょうか?

一旦立ち止まって考えてみるべきではないでしょうか。

(注)

「相関関係がある」からと言って「因果関係がある」とは限りません。限りなく怪しい状況証拠ではありますが、科学的な視点で言えば確定した証拠としては扱われませんのでご注意下さい。事実、イスラエルやドイツ、マレーシアのようにワクチン接種と感染・死亡に相関が見られる国もありますが、米国やフランスのように相関があまり見られない国もあります。

ただ、国を挙げて行われている政策を検証してみたら「効果がなかった」どころか「全く逆の効果」が統計データとして出てきているのに、それが全く報道されない、もちろん殆どの国民が知らない・・・という今の日本の現状は著しく異常な世界と言って良いのではないかと個人的には思っています。

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