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松田学のニュース解説 新型コロナ最新情報 オミクロンの正体36<本編>
井上 正康 大阪市立大学名誉教授
コロナとインフルエンザの同時流行 南半球オーストラリアでは3月下旬から流行
通常ではウイルス干渉によりコロナとインフルが同時感染することは希であり、感染力が激増したオミクロン時代にインフルが流行する可能性は低い。事実オーストラリア患者数は、コロナ禍以前より遙かに少ない。これまでは、安全な不活化ワクチンを皮内に投与してきたが、多くのワクチンが筋肉投与型mRNAワクチンに切り替えられつつある。
体内で異種タンパクを生成させるmRNAワクチンには根本的欠陥がある事が判明しているので、これをワクチンとして使うべきではない。接種されるインフルエンザワクチンがmRNA型か否かを事前に調べ、mRNA型の場合は接種しないことが基本である。
mRNAインフルエンザワクチンの危険性に関する井上の考察:インフルエンザはスパイクで細胞表面のシアル酸に結合して感染する。インフルエンザは赤血球のシアル酸に結合して凝集させるので、これが臨床診断に利用されている。シアル酸は血管内皮細胞にも多く存在するので、体内でインフルエンザのスパイクが産生されると、赤血球凝集や血栓で血液循環が傷害される可能性が考えられる。
インフル発生状況 インフル感染の少なさをウイルス干渉で説明できるか
世界中で過去3年間インフルエンザの激減は、ウイルス干渉の結果です。感染力が激増したオミクロン時代に、インフルエンザが激増する可能性は極めて低いと考えられる。事実、海外での100人足らずの患者数でインフルワクチンを煽るのは、非常識で過剰対応である。(ウイルス干渉を知らない専門家が多い)
コロナワクチン3回接種65.4%(チリ、台湾に続いて3番目)、オミクロン接種0.3%、5~11歳で1回目22.4%、2回目21.3%、3回目0.6%
コロナワクチンに関しては世界中で接種を控えはじめ、ワクチンビジネスは冷え込んでいる。しかし、接種後発国であった日本が特有の同調圧で世界のトッププランナーとなり、オミクロン型でも世界初の大規模治験国になりつつある。
職場接種10月からモデルナ
米国製薬企業の説明とは逆に今回のmRNAワクチンは、免疫機能を抑制して感染を増加させることに加え、喉粘膜感染型のオミクロンには血中抗体は無効であり、ワクチンは害あって益無しです。超党派的に大同団結して、安全性不明のワクチン接種促進政策の中止を政府に求めるべきです。
オミクロン2価ワクチン 次の変異株はBA.4や5から派生したものになることが見込まれる。これからは年に1回接種で良い?
アメリカFDAはファイザー、モデルナの両社に対して2価ワクチンに転換するよう求め、大規模臨床試験は不要でメーカーの小規模試験で良いとしている。約600人を対象としたファイザーのBA.1~5やモデルナのBA.1対応2価ワクチンの抗体誘導作用は、わずかであり、感染予防効果も重症化抑制効果も不明である。オミクロン株は世界的に無症候、軽症である。
彼らはmRNA技術は安全性が確認されており、2価ワクチンのブースター接種で問題が発生することはないと主張しているが、そのようなエビデンスは無い。米国のファウチは新型コロナ2価ワクチンはインフルエンザと同様に毎年1回接種し、新混合ワクチンで効果が現れるか否か見守ると述べている。要せずに安全性も有効性もチェックせずに、日本人で大規模臨床試験が行われることになる。
生後6ヶ月から4歳も対象に、厚労省が承認:重大な懸念は認められない
幼児から小児期は自然免疫をはじめとする免疫的軍事訓練の時期であり、免疫系のバランスが胎児型から成人型へ成長していく。この際に特定の抗原で不自然に刺激すると、免疫系バランスが崩れて免疫アレルギー病になりやすい。全ての病原体は皮膚又は粘膜から進入して免疫系を刺激、成熟させる。これが微量の病原体をまるごと皮内投与や粘膜投与するワクチンの基本原理である。
自宅で死亡する割合が増加、在宅での医療、介護を整備
人は生きてきたように死んでいき、終わりよければみな良しとの明言があるように、人生の最後を家族や友人に囲まれて旅立てることは幸せなことである。しかし、コロナ禍の2年間に自宅で亡くなった人は、それとは程遠い状況で亡くなっている。2,019年までに自宅で亡くなった人の割合は13%前後で推移したが、これは入院が必要だった病人がたらい回しにされ、早期治療を受けられなくて自宅で死亡したケースや、ワクチンの副作用で亡くなられた方々が老衰として処理されているケースが多いと思われる。
コロナ後遺症の相談事例:5~8人に1人、男性より女性、若い人より高齢者、感染時に重症の人に多い、コロナ後遺症に悩む人はワクチン接種で症状改善する(忽那)?
これは明らかに間違いです。オミクロン時代となり感染者は多いが、圧倒的に無症状なのが世界共通の現象である。昨年夏までのACE2標的型コロナの病態は血栓障害であり、ワクチンのスパイクによる障害と共通している。害あって益無しのmRNAワクチンを推進して後遺症を激増させた『コビナビ』たちは医師として大きな責任を問われるだろう。
NHK:マスクで合唱に違和感
マスクを付けての合唱など論外であるが、メディアと自称専門家が恐怖心を煽ってマスクヒステリーを常態化させた、情報鎖国の日本は世界で一人負けし続けている。加藤厚労大臣ですら、マスクは不要である事を訴え始めているが、自己決定力を欠如した日本人は、マスクが無意味である事に気付きながら、周囲の空気に支配されて外せない。お上のひと言がなければ自分で決められない、情けない状態が日本の実力である。
オーストラリア:10月14日陽性者の自宅隔離を撤廃
ワクチン先進国であったイスラエルを筆頭にカナダ、北欧、フランス、ドイツなど欧米諸国の多くはノーマスクが日常であり、ワクチン接種率も激減している。情報鎖国状態の日本のみが逆にワクチン接種率世界1を目指して一人負けしている。その事実を知りながら世論に流されて、科学的政策にモードチェンジしない岸田内閣の責任は極めて大きい。
参政党の新型コロナワクチン政策
子供へのワクチン接種とワクチン後遺症を考える超党派議員連盟を支援:5~11歳に対する新型コロナmRNAワクチンの努力義務と接種推奨を撤回すること。6ヶ月~4歳のワクチン接種を見送ること。新型コロナmRNAワクチンの接種記録と接種後の医療データから、ワクチン副反応等の追跡調査可能なフォーローアップ態勢を構築すること。
緊急事態条項(憲法)には反対。パンデミック条約に反対。
ワクチン政策の是正と救済策。世界中の研究者から科学的な分析に基づいて様々なリスクが指摘されたことを踏まえ、接種の抑制を求めていく。ワクチンは各国民の自主的な判断に基づく任意接種ではあるが、頻回接種が危険であることの教科書的事実について、啓発活動をさらに進めていく。事実上接種の強要につながる施策や行為に反対する。また子供への接種に強く反対する。
接種の危険から子供たちを守る母親達の運動などを積極的に支援していく。ワクチンによる被害者を救済する方策を検討して具体的な方策を整備する。ワクチン非接種者に対する一切の差別やハラスメントにつながる行為に反対して、その防止や相談体制などの仕組みを整備する。遺伝子ワクチン接種の中長期的な後遺症も含め、身体に与える悪影響などについて、国民への徹底的な情報開示を政府、自治体および製薬会社等に強く要請する。
新しい項目:
インフルエンザなど他の感染症に対しても新型コロナウイルスmRNAワクチンと同様の遺伝子型ワクチンを接種することに対して強く反対する。
注 mRNA型ワクチンの接種については
1.自然免疫力の低下 2.血栓症およびこれが誘発する様々な疾患 3.反復接種による自己免疫疾患の誘発 4.卵巣への集積による月経異常や不妊症などの副作用リスクが指摘されており、接種回数が増えればこれらのリスクが将来に渡って顕在化する可能性が高いことが指摘されている。
今のオミクロンは喉風邪であり、血中抗体などの血管に入るウイルスではない。血管の中の血中抗体を増加させるワクチンが対象とする疾患ではない。こうした指摘を踏まえ、現状ではワクチン接種自体のリスクとベネフィットのバランスが著しく偏っていると考えられ、これ以上のワクチン接種の推進は有害無益になる可能性が否定できない。