ウイルス感染の恐怖から国民を守るために導入したというワクチン。医師の嘘に乗せられ接種したら死亡者続出。自分たちの子供にまで。画像をクリック。
Conversation
ワクチン接種後に帯状疱疹になっているということは免疫が落ちている証拠
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ワクチン接種後の帯状疱疹が数多く報告されていますが、「ワクチンとは無関係。デマだ!」というネット上の意見も散見されます。
さて、今日は帯状疱疹という疾患について詳しく、できるだけ患者さんに分かりやすく解説したいと思います。
私は元皮膚科医という経歴を持つ肛門科医なので、肛門科の先生向けに肛門周囲の皮膚疾患の講演を多数行ってきました。
今日はその講演スライドを使いつつ解説を試みたいと思います。
帯状疱疹は誰かからうつされて発症する感染症ではなく、元々自分の体の中に棲み着いていたウイルスが活性化されて発症します。
こういう発症形態を「回帰発症」と言います。
帯状疱疹もヘルペスも同じ「ヘルペスウイルス感染症」に属します。
ヘルペスウイルスには以下のように8種類あります。
同じ仲間のウイルスなんですが、種類が違うんですよ。
帯状疱疹はVZVと呼ばれ「水ぼうそう(水痘、水疱瘡)」を引き起こします。
水ぶくれができるからこのような名前がついています。
私たち世代は小さい頃、水ぼうそうにかかりました。
近所の子どもがかかったら、「うつしてもらい!」とうつしあいっこしたのを覚えています。
幼稚園くらいだったかなぁ。
それがワクチンの登場によって水ぼうそうを実際に診ることはどんどん減っていきました。
私が医者になって皮膚科医をしている頃にも少なかったですね。
そして私たちの子ども世代は水ぼうそうのワクチンで免疫をつけました。
私の子供たち二人も水ぼうそうのワクチンを接種しています。
だから実際にかかっていません。
さて、ヘルペスウイルス全種類、一度感染すると人間の体に一生涯棲み着きます。
神経節に棲み着くんです。
帯状疱疹を引き起こす水ぼうそうのウイルスVZVも私たちの体の中に居るんです。
症状が治っても、水ぼうそうが治ったー!と思っても、ウイルス自体が体から出ていったわけでも、死んだわけでもなく、人間の体の中にずっと、人間が死ぬまで棲み着くわけです。
つまり水ぼうそうにかかった人やワクチンで免疫をつけた人は、VZVという水ぼうそうのウイルスと共に生きているわけです。
ええっ
体の中にウイルスが居るの
めっちゃ怖い
って思う人も居るかもしれません。
それがですね
このウイルスは悪さをしないんですよ。
神経節の中で大人しく潜伏してるだけで、普段は何も悪さをしません。
ところが・・・
免疫が低下すると、このウイルスが活動を始めるんです。
だからヘルペスは「命の番人」と言われている。
元気であれば発症しないから。
何か体に異変があって免疫が落ちたときに発症する。
ヘルペスや帯状疱疹になったということは免疫が落ちている証拠。
だから治療のアドバイスとして休養するよう指導する。
「疲れて免疫が落ちてるから休みなさいよ」って体が言っているから。
私が皮膚科医だった頃は帯状疱疹は入院の上、点滴治療というのが標準でした。
薬も大切ですが、休養も大切なんです。
神経節に潜伏していたウイルスが活動を始めると、神経節から出てきて、神経に沿って皮疹を生じます。
三叉神経節に潜んでいたものは、三叉神経節の支配領域である顔面などに皮疹を生じ、仙骨神経節に潜んでいたウイルスはその支配領域である陰部や肛門など下半身に皮疹を生じる。
つまりどこに潜んでいたウイルスが活動するかによって、皮疹が現れる部位が異なります。
だから人によって皮疹が生じている部位が違う。
私は肛門科医なので、肛門の単純ヘルペス(帯状疱疹ではありません。上の表のHHV-2によって引き起こされたヘルペスです)を数多く経験してきました。
肛門科には皮膚科の先生は居ませんから、湿疹や切れ痔と間違えられている症例もたくさんありました。
肛門にできる帯状疱疹は稀で、見つけたら全身検索するよう皮膚科医の時に教わりました。
つまり免疫を低下させるような何か(悪性腫瘍や免疫疾患など)が背景にあるかもしれないから、全身を調べろということ。
肛門科医になって1例だけ経験しました。
幸い、その患者さんは癌も免疫を低下させるような疾患も見つからず、治療で完治しました。
あまりにも珍しい症例なので、今でも講演のスライドで使わせて頂いています。
ところが・・・
2021年に肛門の帯状疱疹を10例経験しました。
全例ワクチン接種者で、ワクチン接種後1ヶ月以内に発生しています。
医者をやっていて一生のうちに1例診られるかどうかという珍しい肛門の帯状疱疹。
それを昨年の1年間で10例も経験したことに驚きと恐怖を感じました。
相当、免疫が低下していると予想されるからです。
肛門部以外の帯状疱疹となるとその10倍くらいありました。
しかも10代、20代の若い患者さんに・・・です。
帯状疱疹と言えば主に免疫が低下してくる50代以上に発症する疾患で、若い人には非常に稀です。
皮膚科医時代からの経験を通しても、医者になってから約30年、こんなに帯状疱疹を診た経験はありません。
何かが起こっている・・・
大丈夫なのか
と恐怖を覚えました。
こんな経験しているのは私だけなのかな・・・と思っていたら、眼科や皮膚科の先生も「帯状疱疹、めっちゃ多い」と言われていたので、おそらく統計をとれば相当な数になるのではないか・・・と思います。
患者さんの立場で書かれた記事もありました。
Twitterでこんな投稿をしました。
このtweetがバズってすごいことになりましたが・・・