サル痘はワクチン接種によって免疫抑制された人たちの中で、選択的に感染しパンデミックとなる危険性を持っている。何故接種者に選択的かといえば、ワクチン接種によって免疫が抑制され、日和見感染を始め、あらゆる感染症に罹りやすくなり、通常の健康状態なら罹らないはずのサル痘にも感染してしまうから。
接種した人に次々に襲いかかる感染の嵐が起ころうとしています。世界的にも接種した人の方が多数なので、人口削減の計画が実施しやすいのではないかと思ってしまいます。
【井上正康】サル痘に懸念すること【人類史上初のパンデミックが?】
井上 正康 大阪市立大学名誉教授
一番今気になっているのはサル痘ですね。サル痘は猿の天然痘で、あまり猿には感染しない。これはげっ歯類、プレーリードッグとかリス科の動物に良く感染する。そういうペットに噛まれると、動物の天然痘をうつされる。海外では一気に1万数千人に広がっている。あの広がり方は異常な広がり方で、何か不自然なことが起こっているなという気がします。
猿の天然痘は元々、人の天然痘のワクチンを開発する過程で、猿に接種すると、DNA型のウイルスですから生きているんですね、それが猿で発症したというのが猿型の天然痘になっているので、サル痘に対しては人の天然痘ワクチンで予防可能と考えられる。世界中の国がバイオテロの防衛物質として、天然痘ワクチンをほとんどの国が備蓄しているんです。
それはテロ対策もあるので、どのくらいの量が有るかは秘密になっているが、日本の天然痘ワクチンは世界一で一番良く効くものなんです。それを日本でサル痘が流行りだした時に、接種をすると良いなというのが一つあります。しかし、免疫が弱った人に生きた遺伝子のDNA型天然痘ワクチンを打つと、免疫抑制集団の中では逆に天然痘が爆発的に広がる可能性が考えられるんですね。
そうすると、日本人は8割以上が接種している。コロナのmRNAワクチンが免疫系を抑制するということは、サイエンスや一流の医学雑誌でも去年の暮れから論文が沢山出ています。それが帯状疱疹がバーッと増えたり、梅毒が増えたり、癌も増えたりしている理由なんですが、免疫力の全体を落としてしまうようなmRNAワクチンを8割以上が打ったということは、日本人全体が免疫的に危ない状態になっている。
そういうところに、良かれと思って天然痘のワクチンを打つと、それ自体がパンデミックを誘発する可能性がある。そういう危険性があるので、今、海外では天然痘ワクチンの接種が始まっていると思うんですが、海外の情報を冷静に見ながら接種した直後に天然痘、サル痘だったものが一気にアウトブレイクするかどうかを専門家がウオッチしていく必要がある。
日本はまだ時差がありますので、海外がミスリードしたようなことを繰り返さないように、専門的な助言が必要だろうと思います。コロナは感染力が強くなった風邪のウイルスですけど、重症化しない風邪になったので基本的にのど飴で、怖がる必要はなかった、だからワクチンも実際にはいらなかった。今回のサル痘は逆にワクチンがコロナワクチン以上の被害を広げる可能性もありうる。
海外では何故か、サル痘が数例流行った段階で、全部ワクチンを接種する態勢が準備されていた。あまりにも手際が良すぎる、その辺のこともきちっと注意しながら、世界の状況を見ていく必要があると思います。免疫が落ちている状況でワクチン接種という、人類が初めて経験するコンビネーション有害事象が起こる可能性を視野に入れて対応する必要があると思います。
コロナワクチンでも先進国イスラエルがどうなるかということで、2回打ってブレイクスルー、3回、4回で感染爆発している。ああいうのを見た後で、日本人がバンバン接種してるから、バカの後を後追いしているのが日本の医療行政です。そういう意味で日本の厚労省や専門家は非常に罪深いですね。