新型コロナウイルス

『オミクロン株の後遺症長期化も』への解説

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オミクロン株後遺症長期化も

オミクロン株の後遺症「長期化も」 “ウイルス排除”極端に少なく

 

新型コロナのオミクロン株の後遺症患者について、体に侵入したウイルスを排除する免疫細胞があまり作られず、回復に時間がかかる可能性があることが最新の研究で分かりました。  京都大学の上野英樹教授は、およそ2500人の後遺症患者の血液を解析し、体に侵入したウイルスを排除したり免疫の暴走を抑えたりする免疫細胞の働きを調べています。

 その結果、オミクロン株の後遺症患者はデルタ株など従来株の患者に比べてウイルスを排除する免疫細胞が極端に少ないことが分かりました。  京都大学・上野英樹教授:「皆さん2回以上ワクチンを受けているので、新型コロナのT細胞(免疫細胞)を持った状態で感染を起こしたというところなんですが、ウイルス排除の細胞がバーンと感染によって増えるということが、一番可能性として考えられるが、ウイルス排除細胞が非常に少ない。散らばった(ウイルスの)かけらを取り除くのが不十分になってしまう可能性がある」

 上野教授によりますと、オミクロン株の後遺症では、症状に関係なくウイルスを排除する免疫細胞があまり作られないということです。  そのため、ウイルスのかけらを体から十分に取り除くことができず、従来株よりも後遺症が長引く可能性があるとしています。  京都大学・上野英樹教授:「オミクロンの後遺症は今までの後遺症と別の疾患という捉え方をした方が安全かもしれない」

以下はJPSika Doctorの解説です。

オミクロン後遺症が長引く原因

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000254925.html

https://genble.co.jp/single-cell-rna-seq/

TV朝日ニュース5月17日 オミクロン株の後遺症が長期化する恐れがあると。ウイルス排除が極端に少ないという研究成果を発表していますね。免疫細胞の量を比べてデルタ及びそれ以前の後遺症とオミクロン後遺症とは違うというんです。免疫細胞の種類が。デルタ以前ではウイルス排除の細胞が凄く多かった。それと抑制型の細胞も多かった。オミクロンではウイルス排除の細胞が少なくて、抑制型の細胞も少ないと。

はっきりとは書いてないですが、これは(画像)マクロファージだと思います。抑制するのはTregだと思います。両方とも少なくて免疫が落ちている。デルタ以前は自然免疫が活性化して、それを抑えるためにTregを動かしている。今回の研究は京都大学上野英樹教授。およそ2,500人の血液を解析した。『オミクロン株の後遺症患者はデルタ株など従来株の患者に比べてウイルスを排除する免疫細胞が極端に少ない』排除する細胞とは何ぞやとなりますが、

皆さん2回以上ワクチンを受けているんですね、オミクロンという特殊性もありますが、2回以上ワクチンを受けている。とにかくウイルス排除が出来ていない。新型コロナのT細胞(免疫細胞)を持った状態で感染を起こしたということなんですが、ワクチンを打ってT細胞が感作されているんですが、ウイルス排除の細胞がバーンと感染によって増えることが一番可能性として考えられるんです。

T細胞が感作されていれば、それに伴ってマクロファージ、インターフェロンγでマクロファージを刺激してマクロファージがガッツリ増えることが予想されるんだけれども、ウイルス排除細胞が非常に少ない、散らばった(ウイルスの)欠片を取り除くのが不十分になってしまう可能性がある、と。ウイルス排除細胞としてキラーTも考えたんですが、散らばったウイルスの欠片を取り除くといったら大食細胞、貪食系のマクロファージ大食細胞というんですが、それ以外考えられないですね。

マクロファージの自然免疫が活性化しないと、だからレギュレーションも必要ないから、Tregも出ないと。『オミクロン株の後遺症は今までの後遺症と別の疾患という捉え方をした方が安全かもしれない』今までの後遺症は免疫が過剰に活性化してしまって、いろんな皮膚の症状が現われてステロイド投与なんかもしているんですけれども、免疫抑制で自然免疫を抑制すれば治るかな、という感覚で実際に良くなっている人沢山もいるんですが、排除できないと。

ウイルスの断片が排除できない、自然免疫が抑制されていてオミクロン独自でそういうものなのか、2回以上ワクチンを打っているからそうなっちゃったのか、厳密には書いてないんですけど、とにかく、自然免疫の抑制があってウイルスを排除できないのがオミクロン後遺症の特徴だと言っているんですよね。だからステロイドなんかをやたら投与すると、さらに後遺症が悪くなるかも知れないということを言っているんですが、

この白血球の末梢血の単核球分画だと思うんですが、それをマクロファージの元となる単球、リンパ球、Bリンパ球、Tリンパ球、ヘルパーT、キラーTとかTreg

とかを分類する方法なんですが、多分これだと思います。普通のフローサイトメトリー、いろんな抗体をくっつけて、光を当てて縦横でやるやつではないですよ。多次元、だからこんなに縞みたいなものが一杯出ている。いろんな発現、変動遺伝子で表面タンパクが違うからいろんな白血球があるわけですが、リンパ球、単球、末梢血液、単核球分画です。

それをいろんな多次元構造を圧縮して2次元に表わしたのが、UMAPというもの。・・・マクロファージ系が抑制されている、オミクロンではマクロファージが出てこない、もしくはワクチンを2回以上打つと、自然免疫が抑制されて自然免疫、樹状細胞が出てこないということを言いたいのかも知れないですが、分りません。ワクチンを打ったことが原因かも知れないけど、マクロファージ、自然免疫が抑制されて現われないから、ウイルス断片が残ってしまっている、ずっと身体の中に。それが後遺症になっていると。

オミクロンだからではなくて、ワクチンを打っているからウイルスの断片を除去できない、自然免疫が抑制されちゃって、だから後遺症になるし、他のことにもなってしまうかも知れない。そんな話につながってしまう

 

 

 

 

 

 

 

 

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