「君死にたまふことなかれ(与謝野晶子)」100年の禍根について。/犬房春彦(ルイ・パストゥール医学研究センター/医師・医学博士)
酸化ストレスはおぎゃーと生まれた時が最も低く、30歳以降から段々高値になってきます。そして酸化ストレスが低い状態のお子様は抵抗力もあって、現在大流行している感染症に感染しても重症化しにくいわけですね。幼児を残して若くして心筋炎で亡くなった方。そのお子様が100歳になった時、『何故私の父は死ななければならなかったのか』と考えるはずです。
第2次大戦で赤紙を無視したら国賊として扱われるが、現代の赤紙を無視したら何が起こるでしょうか。むしろリスクが減少すると考えています。そしてリスクの減少は、2年間だけではなく、一生有効だと考えています。
松田学のニュース解説 新型コロナ最新情報 オミクロンの正体9<本編>2月19日 井上正康先生
(スエーデンが終息宣言をした背景にある集団免疫政策について)
スエーデンは国境封鎖や過剰な社会規制をせずに、感染騒動に巻き込まれずに成功した唯一の国。第一波ではEU平均並みの被害を出したが、2020年6月には国民の大半にTリンパ球による細胞性免疫が確立されたことが判明している。第2派以降の被害も極めて低く、担当者の科学性の高さが際立っていた。表向きは憲法により様々な規制は出来ないとして政策を進め、結果的にEUで最初に集団免疫を獲得した。これは国民の大半が変異株に自然暴露し続けたことにより、免疫力が更新され続けたためです。
過剰反応した他国は、逆に人災被害を深刻化させた。しかし、何度も変異株に暴露された結果、現時点では免疫抵抗力は同程度になり世界的に収束している。これが日本以外の国々が、大半の制限を解除しつつある理由です。
オミクロンは典型的なのど風邪なので、過剰反応してはならない。医師は自然感染が最良の免疫強化法であることを思いだし、いい年の大人は正気に返り、子どもの生命を守り、政府は人災被害を収束させよ。風邪は万病の源なので、口腔ケア、手洗い、うがい、鼻洗浄、トイレとスマホの消毒をしながら仕事と勉学に励もう。
(日本の社会規制緩和が遅いのは?)
主な理由は政治家、専門家、日本の国民それぞれに責任があるということです。最大の問題は、何といっても不勉強な政治家の総合知の欠如と、火中の栗を拾う勇気の欠如です。そして視野狭窄的なタコツボ専門家の総合知の欠如も、国政をミスリードしてきた大きな原因です。また自分で考えず、周囲を気にして同調圧力に弱い日本人の国民性、これも大きな原因です。
(ステルスオミクロンについて)
新型コロナウイルスは様々な対策と無関係に変異しながら、第1派から第6派まで感染拡大してきた。それは規制緩和策と無関係であり、人為的に制御できるものではない。オミクロン株はスパイク部位に32カ所の変異があることが共通であるが、他の部位にも様々な変異を持つ亜株の総称である。南アフリカで最初に発見された後に世界各地で報告され、日本の株は北米の株と似ている。日本でもオミクロンのba1株とba2株が見つかっており、ba2株の感染力がba1よりわずかに高いが大差はない。両者が混在した形で収束しつつある。
ba1株とba2株の臨床的特性は、無症候性か軽症であることで類似している。ba2により重症化率が大きく変化することはない。
(重症者、死者数が増えているが)
第5派のデルタ株は、ACE2標的型で血栓症により夏でも重症者が出る。一方オミクロン株は、上気道粘膜標的型の風邪コロナであり、基本的には冬型の風邪ウイルスである。感染力が激増した分だけ冬期の絶対数は多くなるが、重症化率は明らかに低下している。政策転換を妨げている主因は、第一にメディアと専門家の針小棒大な煽り報道であり、第2にワクチンを接種させる誘導情報と思われる。オミクロンでの重症仮説は、世界中で過剰反応を煽りたい組織が使っている共通のインフォデミックです。
(イスラエルで重症者が増加、未接種者が圧倒的比率、次に2回接種6ヶ月経過者、3,4回接種が重症者比率は少ないというデータ:どういう根拠なのか不明)
重症化している方々は圧倒的に反復接種者が占めています。健康な未接種者では自然免疫力が抑制されることがないので、大半が無症候性から軽症ののど風邪で治りますが、自然免疫系を抑制する遺伝子ワクチンでは、口腔や上気道粘膜での防御機構が抑制されていますので、ブレイクスルー感染やブースターショット後の感染爆発が起こり、オミクロンでも酷いことになり得ます。
どんな疾患でも既往歴があったり、こじらせれば後遺症は残ります。これは新型コロナ特有のものではありません。また新型コロナの重症者や死者数が少ないことから、後遺症患者の絶対数も少なく、後遺症を針小棒大に報道していると思われます。圧倒的に無症候性感染で重症者も少ないので、血栓症型のアルファからデルタ株の様に、オミクロンの場合は後遺症を過剰に心配する必要は全くありません。
(ファイザーのコロナ飲み薬パキロビットパック、メルクのラゲブリオの効能と安全性は)
メルクのラゲブリオ(モヌルピラビル)やファイザーのパキロビットバックは、いずれも核酸代謝阻害剤である。妊婦や胎児などで奇形が危惧されている。パンデミックの恐怖症のもと、遺伝子ワクチンと同様に緊急承認された薬である。このために妊婦などへの投与は認められていません。SARSやMARSのように致死率の高いウイルスに対しては一定の効果が期待されるが、圧倒的多数は無症候性感染であり、ごく一部が軽症になるというオミクロン株が感染の主体となっている現在では、デメリットの方が大きいので使用すべきではない。
(コロナ禍からワクチン禍へ後遺症の予測は)
今回の遺伝子ワクチンは、血管内皮細胞ACE2を介して血栓症や血管障害を誘起する事実が2020年に報告されています。ソーク研究所&サーキュレーションリサーチ誌。それが臨床的に顕著化したのが男子の心筋炎です。厚労省やファイザーですら重大な副作用と認めている。その他遺伝子ワクチンの深刻な副作用は、昨年中に接種後の短期間、大半は1週間以内に1,444名以上もの健常者が死亡している。その大半が血栓症や血管障害が死因である(厚労省)。尚、ワクチン接種が始まった昨年の超過死亡数は6万人を超えている。
これは戦後最大の増加数であり、11年前の東日本大震災時の3倍以上に相当する。血栓症による脳や神経系の障害は、不可逆的で長期的な後遺症となる可能性が高い。遺伝子ワクチンに起因するスパイクは、異種タンパクであり、それを産生する体内の細胞は、コロナ感染細胞と誤認されて免疫系で攻撃されることになり、反復接種により全身性の自己免疫疾患を誘起する可能性が極めて高い。
遺伝子ワクチンに起因するこれらの障害を抑制するには、ワクチン接種を即時停止する以外にはない。最低限でも新型コロナのリスクが皆無の子供たちに、接種してはならない。
(NECの顔認証でワクチン接種を確認)