井上正康先生の続き(一部重複)になります。
新春対談!井上正康先生登場、新型コロナ最新情報!
政府のワクチン購入
日本政府のワクチン購入予約は5億数千万回分。人口の3,4倍で打つ契約をしている。これは製薬会社との契約で、破棄できない。買ったものを使うという約束もある、しかも、遅れてきても拒否できない、とんでもない免責の購入契約になっている。だから消費期限切れにならないうちに在庫処分すると。そういうミッションが出てくる。
オミクロンが何故、これだけ感染爆発したかというと、デルタまではワクチンが効く効くと、でもオミクロンにはほとんど効かない。ファイザーもこれまでのmRNAワクチンは効かない、とはっきり認めています。大急ぎでオミクロン専用の株を3ヶ月以内に作ります、と明言している。ただし3ヶ月はかかるわけです、治験も無しに。しかし、3月の終わりに出来たときにはもう、オミクロンは終わってます。オミクロンがさらに、少しづつ変異したような株になって、さらに強いものが出たら、それが上書きをしていくというフェーズに入っています。
(ワクチンは追いかけても追いかけられない)これは無理です。
従来型のワクチンを在庫処分(で接種)すると、去年の夏ADE抗体という、ワクチンで抗体を作ると、スパイクのNターミナルドメインに結合するワクチンで抗体が出来ると、逆に感染を爆発させるというのは、19年前のSARSの時に分かりました。経験から、RNAウイルス、変異の激しいウイルスに対するワクチン開発が凍結されているんです。感染爆発を起こさせる抗体を、ADE抗体といいます。
去年大阪大学の荒瀬先生のグループが、日本人の感染者の体内でADE抗体が11種類近く出来ていると、セルという論文に報告されています。その論文が出た瞬間から、日本人もワクチンを接種し続けると、ADEで逆に感染を爆発させる可能性があると、そういうフェーズに日本が入っている。オミクロンに全く効かないワクチンを在庫処分すると、何もしなければ何も被害が出ないものが、在庫処分によってワクチンの被害者が激増するようになる。3回目接種はやってはいけないことです。
ADE:抗体依存性感染増強とアナフィラキシーショック
世界の国々では、ブースター接種でブレイクスルー感染が何故起こったかというと、2回打ったところでバッと行っている、そして3回目で爆発している、シンガポールやイスラエルだけでなく世界中で、接種を繰り返したところで感染爆発が起こっています。これがADEによる可能性と、もう一つはオミクロンのようなものが爆発していることと、今回の遺伝子ワクチンは開発者や免疫のプロが知らなかった、免疫系のバランスを崩すような要素があることが、世界中のデータを見るといま、分かり始めているんですね。
そういうことで、これからワクチン学としての新しい研究が始まるが、未知の危険を抱えているときに、ワクチンを連発していくというのは非常に怖い現象ですね。
昔のワクチンは、皮膚と口や鼻というのは外界に面していますので、病原体が入ってくる入り口なんです。そこはものすごく自然免疫が強いところで、例えば皮膚は自家移植しか出来ないんです。ものすごく免疫が強いから、人の皮膚を植えるとすぐにはじき出されてしまう、それが皮膚の免疫力の強さ。それで最も強い免疫は口なんです。私たちが食べるものは異種の生命体ですから、その中にはバクテリアなんかもいっぱいある、漬物とか発酵食品はバクテリアの塊です。そういう異種生命体を食べても大丈夫なようになっている。
口腔内の自然免疫システム、これが通常は、鼻に噴霧するワクチンもありますが、または皮下に打って刺激するもの、これがワクチン学の基本だった。今回の遺伝子ワクチンは、いきなりそういうところでの戦いをせずに筋肉に打ってしまう。筋肉細胞に対して注射器の針の太さはゲンコツくらいある、それを打つと筋肉の細胞内に入れているつもりと誤解しているだけで、ほとんどは筋肉細胞の外のリンパがある空間にワクチン液が入るわけです。
筋肉はポンプですから、ちょっと動かすと、リンパ液が腋窩リンパ節から左頸静脈のところに叢リンパ管というのがありまして、そこへ行くのにだいたい30分くらい、その時にアナフィラキシーショックが起こるんです。mRNAはポリエチレングリコールという人工物質で包んでありますので、そこのところにプラスの荷電をもったものがあり、細胞表面に結合すると、アナフィラキシーショックを起こしやすいようにヒスタミンがパッと出るような特色を持っています。
それによってかなりの数の方がアナフィラキシーショックを起こしている。インフルエンザの100倍以上というのは、そういう理由なんです。また、アナフィラキシーショックを起こさなかった人は血中で、バーッと全身を回るようになります。ポリエチレングリコールでコーティングすることによって、人体ですと数週間、血中をまわるような形になります。そうすると、コロナの場合はACE2を持った血管の壁に感染しますけど、スパイクの場合は何処にも行かない、逆に何処にも行くということで、全身の血管や臓器の細胞の膜にピュッと融合する。
人体実験と言われる意味
ということで、全身で細胞がスパイクのトゲトゲを作る形になる。それを免疫系が認識して抗体を作ったり、いわゆる獲得免疫がありますね。最初は素晴らしいワクチンだと期待されましたが、専門家も打たない選択肢はないと積極的に打っていますが、実はその時に粘膜や皮下での免疫反応を起こさずに打ったことが何を意味するかは、今回の遺伝子ワクチンで初めて分かりつつある。
一番大事なポイントは、自然免疫系が非常に抑制されるようなメカニズムが分かってきたと。いま、国際論文でいっぱい出ている。例えばインターフェロンという、ウイルスの防御因子で重要なもの、感染した細胞のミトコンドリアの代謝と関係してインターフェロンを作るかどうか、ということも決まっているんですね。自然免疫系がものすごく弱くなっている可能性がある。
将棋でいうと、歩が自然免疫、飛車角、桂馬が液性免疫で飛んでいく、金銀が地味だけれど感染した細胞を踏み潰していく。そういう意味で、今回の遺伝子ワクチンは歩を持たずに飛車角と金銀だけで対戦している。名人といえども小学生に負けてしまう。今回の遺伝子ワクチンでは、そういうことが起こり始めている。そういう論文がニューイングランドジャーナルとか、国際医学誌に暮れからどんどん出てきている。
専門家が知らなかった、免疫の制御機構の新しい扉が開かれた。そういう意味で世界的レベルでの人体実験をやったために、いろんなデータが出つつあります。データを取るのは学問としては進歩しますが、そのために被害が広がっていることを考えると無茶苦茶なことなんです。
・・・医学的にはあり得ないことが起こっている。あらゆる情報がワクチンを接種させる方向へ誘導されている。ワクチンにはものすごい利権が発生しているわけです。接種させる方向にすべての情報が統制されている。YouTubeでも製薬会社に不利なことを言うと、すぐにバンされる。何故バンされるのか、私は医学的にほとんど間違ったことを言ってない、本でも科学的に事実だけを述べている。それがフェイクニュース、読んでは行けない本だと。
ワクチンを遮二無二接種させたいという動機が基盤にあると思わざるを得ませんね。大半の医師、特に研究をやった方たちは、やっぱりおかしいなと、開業医でよく勉強された方はおかしいと思っていらっしゃいますが、医師会の中では打つのが半分義務みたいな空気があります。あの先生は打たないと言えば、立場が悪くなる、医学村の村社会。言いたくても言えない状況がある。
・・・2類から5類に下げて、開業医が診るようにすれば解決する。(今国会で5類に下げる法案提出を見送っている)
・・・今のまま行ったら、やがてオミクロンが重症化しないことが分かって、ワクチンだけで大変なことが起こっているのが白日の下にされて、隠しきれなくなります。そうなったときの岸田内閣の痛手。今年こそ、モードチェンジするとき。