松田学のニュース解説 新型コロナ最新情報 オミクロンの正体100<本編>
井上 正康 大阪市立大学名誉教授
今回で「オミクロンの正体」が100回目となりました。ロシアのウクライナ侵攻の頃から毎週のように、井上先生のコメントを届けてきたわけです。タイトルからみても、ずっとオミクロンが続いてきましたが、これが喉風邪であるという認識は未だに定着していません。ワクチンについてはYouTubeでは決して言えない医学的な真実を配信し続けてまいりました。参院選のときもその後も、街頭演説のときに、この番組をご覧になっていた方から「命を救っていただきありがとうございました」とお声をかけて頂くことが多いです。100回目を迎え、井上先生のご感想をおきかせいただけないでしょうか。
私も「オミクロンは感染力は強いが大半が軽症の喉風邪なので、数回程度で終わるだろう」と予測していました。しかし、情報鎖国状態の日本だけは未だに第10波などとメディアに煽られ続け、世界で一人負けした日本人の惨状を目の当たりにして忸怩たる思いです。これは「“和を持って尊しとするオモテナシ遺伝子”と日本文化の特殊性を反映した現象であり、“不信社会を生き延びてきた欧米の略奪遺伝子集団”の餌食になっている構図」であり、遺伝子ワクチンを接種された多くの国民がこれから修羅場を迎える事になります。残された非接種者達も本年5月の「パンデミック条約や国際保健規則IHR」の批准により深刻な分水嶺を迎えることになります。第100回目の「オミクロンの正体」を迎え、今年が『日本人にとって最大の関ヶ原の戦い』となることを再認識しながら『国民に正しい情報を届け続けよう」と意を新たにし
インフルエンザ 1週間の全国の患者数はおよそ61万7000人となり、去年9月4日以降の今シーズンの累積の患者数はおよそ1221万7000人と推計
パンデミックが始まる2019年までは毎年2月をピークに約1000万人ものインフルエンザ感染者が熱発して治療を受けていた。感染力の強いオミクロン時代には“ウイルス干渉”によりインフルエンザが世界的に抑制されてきたが、昨年秋以降のインフルエンザ累積患者数が1200万人を超えている事は異常な現象である。その原因として「国民の八割もが免疫抑制作用の強いmRNAワクチンを頻回接種した事実」が関係している可能性が高い。その為、mRNAワクチンの頻回接種者はインフルエンザがピークを迎える2月を中心に手洗い、うがい、鼻洗浄などで感染対策を心がけていただきたい。尚、能登半島被災地でのインフルエンザ患者の増加は金沢や富山地域よりも少ないが、生活環境や栄養状態が悪いので特に頻回接種者は感染予防に気を付けていただきたい。
新型コロナ&インフル患者数増加 新型コロナ インフルエンザ ともに患者数増加 感染対策徹底を | NHK | 新型コロナ 国内感染者数
喉粘膜に感染するオミクロン株はインフルエンザより感染し易いが、症状は上気道感染するインフルエンザの方がキツイ。両者とも「手洗い、うがい、鼻洗浄、及び室内を暖かい蒸気で加湿する事」が有効な感染症対策である。尚、従来型のインフルエンザワクチンは無効であるが、mRNAワクチンは逆にリスクが高い可能性があり接種してはならない。通常の感染予防と既存の薬で十分である。
「心不全パンデミック」心不全が増加している 新型コロナ、また増加傾向で「第10波」の兆しも 感染は心不全リスク高める恐れと理研(Science Portal) – Yahoo!ニュース
理化学研究所と京都大学の研究者が『心不全パンデミック』と呼んでいる病態は、『ワクチン後遺症』を『コロナ後遺症』と誤診している可能性が高い。この研究では「新型コロナ感染はウイルス表面のスパイクがACE2受容体に結合して起こる」としているが、これは「第5波デルタ株までの感染機構」であり、「第6波以降のオミクロン株ではスパイクの正荷電と粘膜細胞表面の負荷電糖蛋白との静電結合が主要な感染機構」である。彼らは、この様なコロナ株の感染特性を理解せずにiPS細胞の心臓類似組織で感染実験を行っており、実際の人体で起こる感染病態とは無縁の牛痘狗肉的研究である。事実、現在の世界的主流株のオミクロン亜株の感染者は、海外でも大半が軽症であり心不全を誘起するリスクは少ない。患者の病態を理解しなければ、退勤と労力を使ってこの様に無駄な研究に走りやすいので注意が必要である。
「呼吸器系疾患が異常な数で増加」 【コロナ新変異株流行】医師が警鐘“2つの株に感染”する可能性 長い「コロナ禍」により呼吸器感染症も急増か(FNNプライムオンライン) – Yahoo!ニュース
世界と同様に日本でも感染力の強いJN.1が主流株となり、せき、のどの痛み、高熱などの呼吸器感染患者が増えている。mRNAワクチンは免疫を抑制するので、頻回接種者は様々な感染症に罹りやすくなっている。この為、年明けに感染拡大して2月にピークアウトするインフルエンザの季節には、頻回接種者は手洗いやうがいなどの基本的対策が重要である。
能登半島地震で恐怖をあおる専門家とメディア(中川淳一郎) 能登半島地震を「コロナ怖い」に利用する人たち いまだに恐怖をあおる専門家とメディア(中川淳一郎)(デイリー新潮) – Yahoo!ニュース
能登半島地震を利用して恐怖をあおる専門家やメディアの弊害で、避難所ではマスクをしろ!と絶叫する者もおり、未だにPCR検査で陽性者を炙り出している。「新型と言い続けて未知の恐怖を喧伝している専門家、政治家、メディア」は無能の極みであり、終わらせたくない利権でもあるのだろうか?中川氏のように「あの過剰な感染対策の効果を総括しろ!ワクチンの後遺症患者や死亡者に対して責任は問われないのか?」と言うと、畜度の高い日本人は逆にそれを批判する。尾身茂氏の地域医療機能推進機構が「幽霊病床」で300億円以上もの補助金を取得していたことも検証されず、今後、国民は増税や社会保険料値上げに苦しむであろう。
新型コロナ変異株JN.1急拡大も「オミクロン感染者は重症化せず」 新型コロナ新たな変異株「JN.1」急拡大も 「オミクロン感染の経験者は重症化せず」(The News Lens Japan) – Yahoo!ニュース
「中和抗体ばかり議論してT細胞免疫に着目しなかった自称専門家」は免疫学の素人であり、「一般市民にも理解し易い抗体に目を奪われた」に過ぎない。T細胞免疫の重要性は既に第1波の2020年早期にスエーデンで確認されていた。事実、新変異株JN.1が急拡大してもオミクロン感染経験者は免疫力が強化されて重症化しないとの研究結果を中東紙ガルフ・ニュースが報じた。オミクロン株BA.2の感染回復患者では、メモリーT細胞がBA.2株、BA.4、BA.5株にも高い反応を示し、新たな変異種でも重症化しないことを示した(米科学誌Science Immunology)。自然感染により中和抗体とメモリーT細胞が生じ、特に後者は感染細胞を破壊して重篤化を予防する。これが感染免疫学の初歩的な基本知識である。
コロナ専門家はなぜ嫌われるのか?「国民はわかってくれる」と尾身茂氏と国民に向き合わない“政治主導”の深すぎる溝 コロナ専門家はなぜ嫌われるのか? 「国民は聡明だからわかってくれる」と語った尾身茂氏と、国民に向き合わない“政治主導”の深すぎる溝(デイリー新潮) – Yahoo!ニュース
故安倍首相は専門家の意見を取り入れつつ最終的には政治決断し、両者の関係は良好であった。しかし、菅前首相では尾身氏が前面に出て異常な関係になった。今回、尾身氏、押谷東北大学教授、“八割おじさん”こと西浦京大教授を主役とする『奔流 コロナ「専門家」はなぜ消されたのか』が講談社から上梓された。専門家は失敗時の批判役として「利用価値」があった。「首相が言うべき数字」といさめる押谷氏を無視した西浦が「何も対策しなければ42万人が死亡する」との勇み足的試算を発表したが、菅官房長官が「政府の公式見解ではない」と切り捨てた。第5波では専門家が東京五輪開催に反対したが、菅氏は応えず語らずに「無観客開催」を断行した。これは政治的にも医学的にも正しい判断であった。小池百合子都知事が大会前に「COVID-19との戦いで金メダルを取りたい」と軽口をたたき、状況が深刻化すると沈黙して足早に立ち去った。コロナを5類へ格下げする決断を停滞させたのは岸田首相だった。些末な不安に汲々とするリーダーに危機管理は難しいが、著者の意図とは異なり、「日本の政治家と専門家に欠落しているものを浮き彫りにした内容」である。
【独自】政権に切り捨てられた「コロナ専門家」たちの悲惨な末路:なぜ尾身も西浦も感謝されなかったのか 【独自】政権に切り捨てられた「コロナ専門家」たちの悲惨な末路…なぜ尾身も西浦も感謝されなかったのか《コロナ専門家はなぜ消されたのか》(現代ビジネス) – Yahoo!ニュース
『政権に切り捨てられた「コロナ専門家」たちの悲惨な末路:なぜ尾身も西浦も感謝されなかったのか《コロナ専門家はなぜ消されたのか》(講談社)』が出版されて話題になっている。西浦氏が自身のXで「22年2月に世界に先駆けて規制を全廃した英国は、その後何十億もの予算をかけてデータ分析してリスクを直視し続けており、研究人材の層が厚く、国がそれをバックアップしている。日本では申請しても助成は得られず、人材の層と質ともに敗北した」と語っている。英国では「感染症対応を安全保障として研究することが国益につながる」との意識が政府に浸透している。尾身、押谷、西浦は、パンデミックで暫定的職責を与えられたに過ぎず、短期的内閣支持率に汲々とするばかりが日本の政治であった。これは「日本の文教政策のお粗末さを反映しており、世界で一人負けしている理由」でもある。日本は「科学立国として生きていく事」を真剣に考える必要がある。
モデルナ開発mRNA「がんワクチン」…死亡リスク65%減少は「さらに改善する」とCEOは自信 あのモデルナが開発、mRNA「がんワクチン」…死亡リスク65%減少は「さらに改善する」とCEOは自信(ニューズウィーク日本版) – Yahoo!ニュース
モデルナ社のステファン・バンセルCEOが「AIで免疫系に認識可能な癌の変異を特定して破壊する個別化癌ワクチンを作る。患者の正常細胞と癌細胞のDNAを比較して癌細胞の~数千の変異を特定し、強い免疫反応を誘起する変異を選び、新型コロナワクチンに使われたmRNAワクチンで免疫反応を示す免疫細胞を大量生産し、腫瘍の目印となるタンパク質を産生させて異物認識で破壊する」としている。これにより「死亡リスクが65%減少する」としているが、これは希望的観測に過ぎない。現代医学では「mRNAで特定の細胞に蛋白を発現させて制御する技術は未だに『絵に描いた餅』に過ぎない。コロナのmRNAワクチンの有効性が95%と超過大宣伝されたのと同様に失敗するのは目に見えている。AIが学習する情報は人間が収集した浅薄な情報に過ぎず、悠久の生物進化が創生した生命機構の世界ではオモチャ程度の実力である。今回のmRNAワクチンで人類は高すぎる代償を払わされたが、mRNAを用いるがん免疫療法でも同じ失敗を繰り返すであろう。
欧州では「はしかが前年比45倍に増え、その原因がワクチン接種が不十分だったことだ」 欧州のはしか感染、昨年は前年の45倍 ワクチン接種を呼びかけ=WHO(BBC News) – Yahoo!ニュース
昨年に欧州で麻疹が前年の941人から4万2200人と45倍に急増し、WHOがワクチン接種を呼びかけている。 全年齢層で患者の増加したが、その原因としてパンデミック中にはしかのワクチンを接種する子供が減ったことを挙げている。はしかの大半は発熱と発疹で10日ほどで回復するが、時には肺炎や髄膜炎などの合併症を起こす可能性もある。欧州におけるMMR3種混合ワクチン(はしか、おたふくかぜ、風しん)の初回接種率は、2019年の96%から2022年は93%に、2回目は92%から91%と僅か数%低下したに過ぎない。WHOが「はしかを防ぐには全地域で子供の95%に2回接種する必要がある」としているが、『mRNAワクチン営利企業の営業所と化したWHOの発現を素直に聞く事は危険』である。『ワクチンを一切接種していない米国のアーミッシュで麻疹の発症率を調べれば答えが出る可能性』が高い。米国ビッグファーマは『根本的設計ミスのmRNA型ワクチン』は制作上のコスパが安いために今後の基本型にすると決めている。この為、新たに開発されたmRNA型ワクチンは全て接種させてはならない。
この4年にわたるコロナ禍、ワクチン禍を踏まえ、先生から、これからの日本人は何をどのように心がけていくべきか?次なるパンデミックにどのように向き合うべきか?政治に何を求めるべきなのか?
今回のコロナ・ワクチン禍では『日本が情報鎖国状態である事が被害を深刻化させた根本的原因』であり、今もその状態が続いている。これは政府にも国民にも言える事であり、その根本的原因は『敗戦直後から米国GHQが実行したWar-Guilt-Information-Program』にある。これに対する日本人の課題は『正しい近現代史の学習と科学的な国際感覚の習得』である。『和をもって尊しとする素晴らしい日本文化を維持しつつ、その真逆である『略奪の遺伝子集団の文化を俯瞰的に理解すること』が緊急の課題である。新型コロナの5類への格下げは『終わりの始まり』に過ぎず、グローバリストはWHOを介して『パンデミック条約、国際保健規則IHR、【Disease X】で次なるパンデミックを画策』しつつあり、今年が関ヶ原の戦いとなる。心ある日本人は大道団結してそれに備えなければならない。
※ 大半の国民はコロナパンデミックを終わらせるためにワクチンを接種しマスクを付けているのに、接種回数が7回目を数え、世界でも希な接種率、しかも新規感染者数(追加接種)が2022年11月から10週連続世界NO.1。未だに変異株が発生したと騒いでいる。接種した人同士でお互い移し合って、そこから変異株が生まれてることは明らかだろう。こういう人たちを称して何と呼ぶべきか。『世界でも希な、危険であるものに勘が働かない、本当に愚かな大馬鹿者達。政府やメディアの言うことをそのまま信じて、反対する者をデマ扱いする畜度の高い国民。その結果は自分達で負うしかない』
※ 睡眠中に舌の付け根が下がる問題に対して、新たに舌筋肉をシェイプアップする方法を加えて増強しました。