めまい

めまい 耳の圧迫感:喉と耳がつながっていることを理解しないと治りません

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当サイト記事で『めまい、ふらつきでお困りの方へ』を多くの人に読んで頂いてますが、肝心なところを理解していないようですから、改めて解説します。めまいが起こると耳鼻科ヘ行き、耳の検査ばかりすることから耳が悪いと思い込んでいる人が本当に多いです。医療で医者に言われたからと、これしか頭に入って来ないのですね。しかし、いくら耳をいじったところで治ることはないと思います。医療はそこまで万能ではありません。ここが分らないと医療難民になって彷徨うことになります。

薬を山のように貰って何も変化がない、検査を色々受けたものの、異常所見がなかった。こういう人は医療の耳悪者説を離れた方が良いと思います。薬が効かない、検査で異常が無いなら、それ以降何をやっても医療で改善することはないでしょう。(最近『良性発作性頭位めまい症』でEPLEY法が言われていますので、関心のある方はやってみるのも良いかもしれません。)

それはどうしてでしょうか。医療には医療としての考え方の癖があって、内耳や三半規管が平行運動や水平を保つための役割を持っているからという理由で、まずはその周辺を疑うようです。その結果、耳が悪いと言って耳ばかりを悪者にしたがるようです。長い間、睡眠時無呼吸やメニエールに悩まされた筆者も最初は耳を疑っていましたが、何処をマッサージしようが、何をどうしようが、全くといって良いくらい何も変化はありませんでした。

ではどうして改善することが出来たのか。それには理由があります。変化を感じることが出来たのは、めまいを感じることが無い時は何時なのかを考えてきたからです。確かに私の場合、お風呂に入って湯船に首まで浸かっている時は症状が出ないんですね。それから季節の秋から冬にかけて気温が下がると共に、めまいと無呼吸の症状が軽快してくるのが分ります。とは言っても、耳の圧迫感は冬でも取れませんでした。

つまり、身体が楽になってきます。もう治ったのではないか、と勘違いするのですが、また春先に暖かくなって気温が上がると具合が悪くなってきます。そうしたことを何度も繰り返してきて、あるときに首が原因ではないかと気がつくことが出来ました。そういえば肩から首にかけて状態が悪かったんですね。肩甲骨はガチガチに固まって、腕の上げ下げもきついのですね。ですからまずは肩を緩めることから始めました。

民間でやっている施術にも通いました。それだけでは治らず、自分で色々試しては失敗の繰り返し。何年も症状に悩まされているのだから、そろそろ慣れてきて楽になっても良いだろうと思いましたが、そうもいかずでした。しかし、あるときに思いついた方法を試してみると、これが原因だと言えるほどの衝撃です。具体的には会員ページにて明らかにしています。それは首を緩めること。今までの呼吸が嘘のように楽になってもっと一杯の空気を吸い込むことが出来るのですね。睡眠時無呼吸も、めまい、内リンパ水腫も、様々な症状がありましたから、これで一気に解消できると思いました。

実は同じ時期にこれらの病気にかかっています。おかげで全部が同じ原因で症状が出ていることに気がつきました。読んでいる人には信じられないかも知れませんが、首の改善をすることで無呼吸もめまいも、耳の圧迫感も解消することが出来ました。それほど首というところは大事なんですね。

何故かというと、耳と鼻と舌と喉と顎は全部つながっているからです。それを知らない人はいないはずですが、お互いに影響し合っているのですね。その何処かに不具合が起こると、めまいが起きたり、無呼吸になったり、耳の圧迫感が起こったりする。耳の悪者説を否定はしませんが、それよりも他のところを疑った方が改善は出来やすいと思います。納得できない人のために、以下にその説明を掲載しておきます。そして自分でやる以外に解消する方法はないことも付け加えておきます。

もうこれ以上、医療難民になって彷徨うことのないように!

鼻、耳、のどはとても密接な関係なのですが、 中耳の主体となっている、鼓室(こしつ)〔耳の鼓膜奥にある空間〕と、 咽頭(いんとう)〔喉ぼとけ近く〕を連絡する、 耳管(じかん)という成人で約 3.5cmぐらいの通気管でつながっています。

耳管は普段、閉じた状態ですが、食べ物を飲み込むときや、あくびなどの時に、開いて空気を流すことにより、鼓室〔鼓膜奥の空間〕の圧力調整(耳抜き)をしています。例えば、高層ビルのエレベーターや、飛行機などの昇降の際、気圧の変化により鼓膜に圧力が掛かりますが、この圧力調整(耳抜き)によって鼓膜をピンと張った状態にすることができ、周りの音が聞こえづらくなることを防いでいるのです。

鼻をかむと耳がこもる?耳抜きのやり方と中耳炎の見分け方

風邪や花粉症で頻繁に鼻をかむと、耳がこもった感じになることがありますよね。すぐに耳抜きできることもありますが、なかなか治らず何日も続くことも。痛みはなくても、耳がこもっていると自分の声が頭に響いて喋りにくいことでしょう。

鼻の健康で留意すること:鼻・耳・のどのつながりについて | 大阪市此花区の「菊守耳鼻咽喉科」 花粉症ならアレルギー専門医に (kikumorijibika.com)

鼻を強くかんだら耳に響いた、という経験は誰でも持っているものです。これは、鼻の奥と耳が「耳管(じかん)」という管でつながっているために起こります。また、のどと鼻の奥の移行部は一つの空間になっており、そこは空気の通り道でもあります。このように「耳・鼻・のど」はつながっているのです。

耳管開放症 (じかんかいほうしょう)とは | 済生会 (saiseikai.or.jp)

鼻と耳は、耳管という管でつながっています。耳管は耳の中の圧力を調整する機能を持ちます。耳管は普段は閉まっていて、唾をゴクッと飲み込んだり、あくびをしたときだけ瞬間的に開き、すぐにまた閉じます。しかし、何らかの原因で閉じきらず、開いている時間が長くなる(もしくは開きっぱなしになる)ことがあります。耳管がしっかり閉じなくなるこの病気を「耳管開放症」といいます。

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