体調改善

めまい、耳鳴り、メニエールの正体 詳細に解説します

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めまい、耳鳴り…侍ジャパンの栗山英樹前監督も苦しんだメニエール病の正体

産経新聞 医心伝診6月6日

めまいは経験した人にしか、わからない辛(つら)い症状です。いつどこで起こるかも分からず、不安にもなります。最近めまいが主症状のメニエール病が話題です。野球の侍ジャパンの栗山英樹前監督や歌手の久保田利伸さんがかつて経験し、タレントの国生さゆりさんは今も苦しんでいるといいます。メニエール病とはどんな病気で、何に気を付けたらいいでしょうか。

「めまい」には2種類あります。一つは、自分や周囲がグルグル回る「回転性めまい」です。もう一つは、乗り物酔いなどにみられるフワフワする感じやグラグラ揺れる感じ、あるいは立ちくらみなどの非回転性めまいです。

メニエール病では回転性めまいがほとんどです。幸い、回転性めまいで一番多いのは、良性発作性頭位めまい症で、名前の通り一時的で経過は良好です。頭が特定の位置を取ると起きる1分以内の短いめまいです。メニエール病でみられる難聴や耳鳴りはありません。

60歳女性のAさんは、介護の苦労などで最近ストレスをため込んでいました。春先に左耳の難聴と耳鳴りを伴う回転性のめまいと強い吐き気に襲われました。30分ほど続き、治まりましたが、4月にも同じ症状が起きました。・・・以下会員限定記事

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筆者もメニエールの診断を受け、10年近くめまいと共に過ごしてきました。めまいの検査は厳格で、患者は椅子に座り、目の前で画面にある光の点が動くのを目で追いかけていきます。動きが早かったり遅かったりで見ていると気持ちが悪くなり、吐き気がしてきます。とても見ていられません。検査者から『目を離さないで動きを追って下さい』と言われます。我慢して見ているとドンドンめまいが強くなって、上下左右の位置が分からなくなります。身体的にかなりの負担がある検査でした。

ところで、めまいの原因は様々で高血圧、貧血、内分泌異常、脳の病変など数が多いことから、筆者は必ずこれらの検査をして異常がないことを条件としています。もし他の原因で病状が悪くなったときは治療が出来ないからです。少なくともめまいの精密検査をした人なら、これらの要因を排除できますから、心当たりのある人は先ずここから始めて下さい。その上で、具体的に改善指導を始めて行くことになります。検査所見がない人、これが条件です。

何処をどうするかは末尾に触れておきます。要するに、医療や身体バランスの知識が無い人が簡単にできるレベルのものではありません。筆者も10年の歳月をかけてこの症状と格闘してきました。10年取り組まないと分らないことは一杯ありますよ。その結果としての成果である事は、注意していただきたいと思います。自分の事例になりますが、道路を歩いていてもドンドン左側に寄っていってしまう、駅の階段から降りるとき、足下に足を降ろす位置が分からなくなって手すりにつかまらなくては降りられない、立っていてもめまいが襲ってきて上下左右が分からなくなり座り込むことしか出来ない、こういう状態からスタートしています。

どうすれば解消できるのかについては、会員ページで紹介していますので入会することによって知ることが出来ます。ここでこの問題を扱うに当たって嘘は一切無しです。本当のことを真剣に話していることを感じ取って下さい。以下の動画はあまり一般的に出てこないものですから、苦手な方は見ないことをお勧めします。

めまいに特有な『眼振』を捉えています。何故この現象が起こるのか、眼振が起こると本人は目が回っている状態になります。そして医者は脳神経の機能異常を疑います。しかし、脳神経だとするとおかしなことが出てきます。あるときにめまいが起こり、それ以外のときは何故めまいが起こらないのか。脳神経の変性なら常時異常な状態が出てもおかしくないはずですが。

続いて『良性発作性頭位めまい』の眼振です。

次に医療機関の動画があります。小松崎耳鼻咽喉科 – 千葉県千葉市中央区新宿 (komazzaki.com)

下へスクロールすると4つ画像がありますが、左上を見て下さい。『水平性眼振』は目の前が横に振られて静止できない状態、横にグルグル回っている(回転する)こともあります。本当に回ります。遊びで立った状態でグルグル回っているときと同じです。上下左右に眼振が起こるときは、もう立っていられません。目の動きで対象物を的確に捉えることが出来て、始めて身体を動かし目的の行動が出来るのですね。

これが出来ないと様々な運動能力が障害されてフラフラしたり、立てなくて座り込んだりしてしまいます。当然めまいがある状態で走ると蛇行したり転倒したりで、真っ直ぐに走ることは出来ません。小脳に変性があって視覚機能が障害されているかは別にして、ここでは最も多いといわれる『良性発作性頭位めまい症』のことを考えます。実は筆者もメニエールの診断だったり良性発作性頭位めまい症だったり医療機関が変わると診断名が変わりました。

症状が1つなのに診断名がいくつもあるのは、それだけで怪しいのですが、そこの医療機関で言われたことは『脳機能に異常はないので、めまいがあるときに自分でわざと首を振って動かし、身体がめまいに慣れるようにしなさい』ということでした。これを治す治療法や薬はありません。身体が慣れれば良いのかと、しばらくの間実施してみましたが、さらにもっとめまいが酷くなっていきます。さすがにこれはもう無理です。

もう医療では治らない。筆者が医療から離れるきっかけとなったのは、ここでの出来事からでした。実はこの医療機関は、海外で実績がある医師だという理由で最後に行ったところだったのですね。ここからは解消するための話になります。人間の身体は頭と首、胸と腰、そして足へとつながっています。ところが耳鼻咽喉科はめまいがあるとすぐ後ろにある脳機能の異常を疑い、耳鳴りがすると耳ばかり診ようとする、花粉症なら鼻ばかり診ようとする。

これらは全部間違っています。だから治せないのです。解剖学的なメカニズムを辿っても治療につながるとは限りません。同じことは整体にも言えます。

めまいの薬も沢山飲みましたが、何か効果があったと言えるものは1つもありません。イソソルビドのメニレットゼリーは利尿剤でしたが、とにかく苦いもので利尿効果もありませんでした。1つ1つが大きいので処方されると袋に一杯です。メリスロンでとても痒い蕁麻疹が手に出来ました。ステロイドのプレドニゾロンも効果は無し、それ以外の薬は気休め程度です。アデホス、メチコバールも効果無し。要するに薬を飲んでも身体に何の反応も起きないし、めまいの状態と一切関係なかったとはっきり言えるものでした。

ですから、当時は医療漬け、薬漬けの毎日でした。何処かの医療機関に行けば治るかも知れないと考えてあっちもこっちも探していたのですから、それだけで無駄な行動だったと思います。

医療の話に戻りますが、これが全ての誤解の始まりだと思います。人間の身体はつながっているのだから、そこばかり診ても改善につながらないのですね。では一体、何が症状を起こしているのでしょうか。その回答は首にあります。そんなバカなと思うかも知れません。でも首を改善することで筆者はこの問題を解消しました。首と症状を起こす耳はつながっていますよね。もう一度言いますが、人間の身体はつながっているのですから、1カ所だけを取り上げて、そこばかりいじっても改善するとは限らないということです。

整体のツボに近いかも知れませんが、実際はツボではないと思います。はっきりそこを刺激すると身体は反応してくれるのですから、ここを刺激し続ければ何かが見えてくるのですね。首といっても意外に領域は広いので何処をどうすれば、という疑問が出てくると思いますが、それは会員ページにて具体的にお伝えしています。しかし、改善するにはある程度の時間が必要なことを理解して下さい。そして実施するにはポイントを抑えることが必要です。以下のページをご覧下さい。

もう一つ動画がありました。

経験者から言わせてもらうと、メニエールと良性発作性頭位めまいの違いについて脳の所見があるのかどうか。これがメニエールの病変です、というものがないのは科学ではありません。内リンパに水分が貯留しているというエビデンスがありますか。耳石についても同様です。そしてここでいう方法で改善が見られたのかどうかです。これで治ったという話はあまり聞いたことがありません。

動画では難聴、耳鳴りを伴うか、伴わないかで2つを分けると言っていますが、症状で分けるのは大雑把に過ぎるでしょう。恐らくこれで治ることはないでしょうね。

 

改善道場再開します

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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