新型コロナウイルス

自己免疫疾患:血小板減少性紫斑病の人が打つべきか

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

概ね一般国民の2回目接種から6ヶ月程度が経過しています。研究者が今まで指摘してきたように多くの副反応、後遺症が報告されるようになってきました。ちょうどこの時期になると、抑えられていた免疫の働きが回復して自然免疫・T細胞系が回復・活性化し、体内の異物と戦うことで炎症が拡大していきます。ADE:抗体依存性感染増強を引き起こし、サイトカインストームに見舞われ重症化または死亡に至るケースが散見されるようになっています。スポーツ選手や若年層の急死の背後に心筋炎が指摘され、血小板減少症、帯状ほうしんなどの自己免疫疾患の報告が増えつつあります。ここで3回目を接種すると再び自然免疫・T細胞系を抑制するためにこれらの発症を抑制できるようですが、1度接種すれば炎症を抑えるために繰りかえし接種しなければならず、永遠に接種は続きます。その間、自分の身体はドンドンウイルスに蝕まれていき、感染症により重症化する可能性が高まります。半年以上経過すればワクチンとの関連性を疑う可能性も減ってくるでしょう。これだけ多くの死亡報告がありながら、未だに気がつかない人たち。いずれ超過死亡数から明らかになります。もはや目の前で起きていることにおかしいと思わない、判断力がなく違和感や勘も働かない人たちは、さらに打ち続けようとしています。それが自分の判断であるなら誰も止めることは出来ません。

Image

血小板減少性紫斑病は厚労省副反応部会のワクチン接種後副反応として医療機関からの報告にも出てくる自己免疫疾患です。

厚労省はワクチン接種に際して、自己免疫疾患を持つ人にも推奨していますが、問題はないのでしょうか。

特発性血小板減少性紫斑病(ITP)は、血小板性紫斑病の代表です。免疫抗体の異常により、自己免疫が自身の健常な血小板を攻撃してしまうようになり、血小板が減ることで皮下出血による紫斑や、外部出血がおこりやすくなります。

血尿と下血は粘膜出血のため、これらが症状としてあらわれた場合には注意が必要です。なぜなら粘膜からの出血は、外からはみえない臓器(たとえば胃や腸など)の出血を示唆するからです。さらに脳出血はもっとも緊急性が高く、早急な診察と治療が必要です。

ワクチン4回目接種 推奨対象は60歳以上と基礎疾患のある人に

新型コロナウイルスワクチンの4回目の接種について、厚生労働省は27日、分科会を開き、推奨する対象を▽60歳以上と▽基礎疾患のある人とする見通しです。このうち基礎疾患のある人は自治体が把握できないことから自分で申告するよう呼びかける方針です。

厚生労働省は3回目の接種から5か月たった人に4回目の接種を行う方針で、27日、専門家でつくる分科会を開き、公的な接種に位置づけることにしています。

推奨する対象は▽60歳以上と、▽重症化リスクが高い基礎疾患のある人とする見通しです。

【完全版】ワクチン4回目接種は、60歳以上と基礎疾患者が対象。免疫疾患の方も対象に。/犬房春彦(ルイ・パストゥール医学研究センター/医師・医学博士)

 

4回目ワクチン接種対象者:60歳以上と基礎疾患のある方

免疫疾患のある方が打つとどうなる?ITPやリウマチ(海外事例)

コロナウイルスに対する4回目のワクチン接種対象者についてお話をします。60歳以上と基礎疾患のある方が対象なんですが、免疫疾患の方がワクチンを接種するとどうなるのか?について海外の事例をお話ししたいと思います。

血小板が減るITP(特発性血小板減少性紫斑病)やリウマチなどの疾患で海外データが出ています。

要旨:1 ワクチン接種対象:免疫疾患?

   2 ワクチン接種で健康でもITPが起こる?

   3 リウマチ患者さん3,000人接種データ

   4 炎症と酸化ストレスが免疫・骨髄障害か?

4回目ワクチン接種対象で免疫疾患が入っているんですね。これについてお話しします。そしてワクチン接種で健康な方でも血小板減少性紫斑病:ITPが起こるという海外の報道がありました。ITPに関して論文もでているので紹介します。リウマチ患者さん3,000人が接種したデータの報道がありました。そして炎症と酸化ストレスが免疫を下げたり、骨髄障害が起こっている可能性があるという風に考えています。

4月28日NHK報道ですが、ワクチン4回目接種 対象となる基礎疾患は?ということで、60歳以上の人や18歳以上の基礎疾患のある人に限定する。そして肥満の程度を示すBMIが30以上の人も重症化リスクが高いとして対象となっているという報道です。

厚労省のホームページを見てみましょう。高齢者以外で基礎疾患を有する方についてなんですが、この7と8と9に免疫のことが書いてあります。7は免疫の機能が低下する病気(治療中の悪性腫瘍を含む)、8ステロイドなど免疫の機能を低下させる治療を受けている、9免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患、という方が対象になっているわけですね。

今日お話しする特発性血小板減少性紫斑病は難病に指定されておりまして、これはITPと略しているんですが、血小板減少をきたす他の明らかな病気や薬剤の服用がなく血小板数が減少し出血しやすくなる病気ということで、日本の患者数は約2万人、新たに毎年3,000人くらいの患者さんがこの病気に罹ると考えられています。この病気は20~40代では女性が男性の3倍くらい多く発症するということです。

難病に指定されているということは、原因が分らず治療法がほとんどないという疾患なんですね。さて、ツイッターのアカウントでガーベラさんという方がおられまして、この方は看護師さんでワクチンの副反応でITPが急激に悪化して数々の後遺症に苦しんでいるということなんですが、沢山の人たちに声を届けたいから愛コロ、愛知コロナワクチン後遺症の会を立ち上げているそうです。

さて、この論文は2,021年6月に出された論文で『コロナワクチン接種後の特発性血小板減少性紫斑病の増悪について』の論文で、51例の患者さんをまとめています。症状が出てかつ血小板数が低下した方は6例おられて12%、症状なしで血小板数の変化なしの方が73%ですが、症状がなくて血小板数を測定していない方が15%。つまりITPの患者さんに関して、ワクチンを接種すると12%くらい血小板数が低下する、つまり悪化したという論文です。

一方こちらは2,021年1月の報道ですが、ワクチン接種後自己免疫疾患で急死した産科医の妻の訴え、ということで、こちらは米国の産婦人科の先生が2,020年12月18日にファイザーワクチンを接種した3日後手足に点状出血が出て集中治療室に運び込まれた。血液検査では、何と15~45万個ある血小板数がゼロになっていたということで、懸命の治療にもかかわらず血小板不足から出血性脳卒中を起こして亡くなられたという報道です。

奥様のコメントでは、この先生はは健康であったがワクチン接種後の副反応で急性免疫性血小板減少症を起こしたと診断されたということです。

さて、こちらの報道は5月2日の報道で、リウマチ専門医の先生がご自分の患者さん3,000人がコロナワクチンを接種して、40%がワクチンによる障害が発生して5%が今も障害があるというデータです。この数字はEULARのでデータベースで確認されてブリティッシュメディカルジャーナルに掲載された数字なんですが、これは37%の有害事象と4・4%の患者がワクチン接種後に病気の再燃というデータと非常に似通っているということなんです。

そしてこの先生の患者さんで12名の死亡者が出ているということなんですが、通常この先生が診察している患者さんは年に1人か2人の死亡があるということなので、通常の10倍というデータになっています。このドクターの患者ベースでいいますと、300人に1人がワクチンで死亡された可能性が高いということなんですね。これはリウマチの患者さんに限ったことなんです。

しかしCDCは、貴方にこのことを知られたくないし、貴方がビデオを見ないことを望むという風に記事は書いてあります。

さて、このスライドはコロナ感染症が起こると、ROSと書いてある酸化ストレスが沢山で出ることによって免疫の暴走サイトカインストームを起こして、色々な症状や重症化するというものです。ワクチンの接種でも同じような炎症が起こっていて酸化ストレスが上昇しているようです。

これは以前にも出した論文ですが、ワクチンそのものではなくてワクチンの免疫を上げるために使われている資質ナノ粒子(LNP)コンポーネントが非常に炎症性が高いという論文です。

このマウスの実験ではマウスの鼻にLNPを投与すると、肺に炎症が起きてなんとLNP10㎍でマウスは8割が死亡するという論文でした。

ワクチンのブースター接種に関して、EU当局は『免疫系に悪影響の恐れ』ということで、2,022年1月報道では『ブースター接種を繰り返すと最終的に免疫力が低下する可能性がある』と指摘。この担当者は『一度や二度ならともかく何度も繰り返すべきと考えるものではない』と指摘しています。

さて、もう一度出しますが、4回目接種の対象者、基礎疾患のなか、『免疫の機能が低下する病気(治療中の悪性腫瘍を含む)』『ステロイドなど免疫の機能を低下させる治療を受けている』『免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患』この方が対象なのですが、この対象の方々は、今日紹介した論文や報道の内容をよく考えて接種するかどうかはご自分でお考え下さい。

※ 厚労省は基礎疾患のある人ほど接種を推奨すると言っていますが、これだけ死亡・後遺症が出ていることから考えれば接種する選択肢はあり得ないのではありませんか。以前言ったように、『基礎疾患がある人には接種を強く勧奨する』が、ワクチンで死亡した人には『基礎疾患があるからだ』とワクチンとの因果関係を不明にしてしまうのですから。アレルギーがある人も同様だと思います。

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*

three + 19 =