めまい

無呼吸とメニエール、難聴、耳鳴り、顎関節症など数え切れない数の合併症

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睡眠時無呼吸がある人にはメニエールとめまい、ふらつき、低音性難聴、耳鳴り、耳の圧迫感、顎関節症、高血圧、狭心症、などなど。数え切れない数の合併症があります。大元というのか原発の病気は何か分かりませんが、これらの症状がある人は他の病気も発症しているようです。これだけでかなりの重症であることが分かると思います。

私もそうですが、西洋医療では治らない病気ばかりで、改善に何年もかかりました。そのための検査や薬などの出費はかなりの金額になりました。CTやらMRIで精密検査を受けても、出てくる結果は所見なしばかりでした。PSG検査だけで3万~4万円かかります。

なお、このページでは改善方法についてご案内をしておりません。サイトマップから探してみて下さい。読んで頂きたいのは医療機関を何件も回って、改善が見られず、それでも何か解決策があるのではないかと探している人です。

狭心症と高血圧は睡眠時無呼吸を繰り返していると呼吸が出来ませんから、心臓に大きな負担がかかり、やがて心不全を起こして命の危険がありますし、高血圧はその結果として起こります。しかし、上の病気はどれも難治性で簡単には治らないものばかりですね。睡眠時無呼吸の人はCPAPが不要になり治ったという話をほとんど聞きませんし、めまいや難聴、耳鳴りなどもそうで、もう治らないと言われています。顎関節症も治ったという話はあまりないようですね。

合併症についてクリニックの記事から拾ってみます。

慢性的な睡眠不足、睡眠の質の低下によって多くの不調、とくに生活習慣病関連の合併症があらわれます。おもな合併症としては薬剤(治療)抵抗性高血圧(83%)、心不全(51%)、不整脈(49%)、高血圧(37%)、冠動脈疾患(31%)、糖尿病(23%)などが見られます。このように睡眠時無呼吸症候群は高血圧、心臓病、脳卒中、糖尿病という命にかかわるような病気と密接に関連していることがわかってきています。

さらに、間欠的低酸素血症、睡眠の分断による交感神経の亢進が引きおこされ、間欠的低酸素血症とは、睡眠時無呼吸症候群によって「無呼吸→低酸素→呼吸再開→酸素正常」という状態が繰り返されることです。これによって血管内皮細胞が障害され、体内の炎症が引き起こされる。本来優位ではない交感神経の活性が高まることで呼吸や循環、内分泌機能などの調節機能のバランスが崩れ、ホルモン分泌の異常や体内の炎症が引き起こされるのだそうです。

もう一つ別のクリニックです。

メニエール病とは、めまいを伴う耳鳴りや難聴などが現れる病気で、内リンパ水腫が原因で発症します。「キーン」「ジー」といった耳障りな音が常に聞こえたり、耳がふさがれるような圧迫感を感じるため、 日常生活に支障をきたします。メニエール病の患者さんが、なぜ内リンパ水腫を起こすのかは、はっきりとはわかっていませんが、ストレスや睡眠不足、気圧の変化などが原因ではないかと考えられています。

治療には、浸透圧利尿薬やステロイド薬、抗めまい薬などを用いますが、症状が改善しない場合には、中耳圧加圧装置という医療機器を使った治療や、過剰に溜まった内リンパを排泄するための内リンパ嚢解放術を行うことがあります。

そしてメニエール病と睡眠時無呼吸は関連が高く、無呼吸の治療をしたらめまいも改善したと言っています。しかし、内リンパ水腫のために解放術で除去するそうですが、一回取ってしまったら二度と元には戻りませんから、それによる不自由さも一緒に引き受けることになります。恐らく聴覚に何も影響がないとは思えません。たかだか医療にかかって治らないという理由だけで除去してしまうのはあまりにも情報弱者でしかありません。

ついでに睡眠時無呼吸で上咽頭を切除することについて、これも切除してしまえば二度と元には戻りません。しかも、無呼吸を起こす本人の身体の傾向はそのままですから、数年経過でまた元のように無呼吸になってしまう可能性があります。上の理由と同じで、保存的方法で効果がないからといって、手術しようとするのは数年先を考えた場合、効果がないわけです。そもそも手術などをする必要があるのでしょうか。

以下は患者さんの体験談です。

ID非公開さん2021/12/27 10:35

睡眠時無呼吸症候群中等症程度と診断されています。朝起きると頭がクラクラしたり普段からめまいがしたりめちゃくちゃ眠くなるのはそのせいでしょうか。最長4分ほど呼吸停止がしたり。

ID非公開さん2019/3/31 21:26

睡眠時無呼吸症候群が原因でふらふらめまいが続く事ってあり得ると思いますか?

1149754152さん2022/6/22 15:00

睡眠時無呼吸症候群

ネーサンさん

2018/9/20 20:46

睡眠時無呼吸症候群 重症の無呼吸と診断が下り、 この度cpapを使うことになりました。 日中の眠気や倦怠感など、劇的に良くなるものなのでしょうか??? 今までは寝不足が続いて、日

sad********さん

2012/2/23 20:24

睡眠時無呼吸症候群が原因で 神経障害性疼痛の症状がでることってあるのでしょうか? もちろん、怪我やウィルス感染などの原因はありません。

スパイスさん

2009/8/16 0:17

フワフワとするようなめまい、後頭部・首・肩が重くなり、病院に行きました。MRIは異常無しでしたが、睡眠時無呼吸の簡易検査でSPO2最低値が50%で総合評価Eとの事でした。めまいと関係あるのでしょうか?

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残念ですが、回答しようにも受付が締め切られていて出来ませんでした。

睡眠時無呼吸の合併症とは言っても高血圧と狭心症を除けば、首から上のものばかりです。恐らく私が考えるのは、これらのものはほとんど同じ時期に発症したのではないかということです。数年経って別々の時期に発症したのではなくて、同じ時期に次々に発症したのなら、治すための手がかりはそこにあります。生活習慣が症状の元になっている、食生活が悪いため、などと思うかも知れません。

ですが、これらを改善したところで治ることはないと私は思います。そしてすぐに改善しようと思って、マッサージや整体に通っても効果は出てこないと思います。耳の問題を抱えている人は、首から肩にかけてガチガチに固まっていると思います。その結果、肩甲骨が動かないから呼吸も浅くなって、肺に問題が起きてきます。首を大きくゆっくり回してみて下さい。

何処かが痛い、途中で引っ掛かる、回すだけで苦しいという場合は、ここに問題を抱えています。以前に首を痛めた経験はありませんか。この症状が出る人は相当に酷い状態の頚肩腕症候群が疑われますね。ただじっと座っているだけでも具合が悪くなるでしょう。この状態を放っておくと、さらに症状が進んでいくと思います。今、やれることから取り組んでいきましょう。

では、何が症状を起こしているのでしょうか。会員ページから少しだけ紹介すると、症状を起こしている元は首にあります。だから首を改善しなくてはなりません。私のところでは、首の状態を改善することで上に挙げたものを改善していく指導をしています。いきなり首をつかんでマッサージというのは怪我の恐れがあって、痛いだけですので、やめた方が良いと思います。

最後に筆者のめまい発作について書いておきます。これは改善してからもしばらくは続いたのですが、前触れもなく襲ってきます。いきなり目の前がフラフラし始めてそのうちにグルグル回っていくように平衡感覚がなくなります。そして次に上下の感覚もなくなり、立っていられなくなります。そのまま倒れ込んで上下左右が分からなくなるんですね。上下左右が分からなくなるために、立ち上がることも出来ません。眼振というものです。この状態が5分ほど続いて、あとは何事もなかったかのように立ち上がって歩けるようになるんですね。

現在は、全くめまい発作は起こっていませんから、どれだけ危険な状態かが分かると思います。私の話に思い当たることがあるなら、すぐに行動して下さい。

改善道場再開します

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