新型コロナウイルス

このワクチンに代わるもの

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英国保健省 分析報告書22より、デルタ株の感染死亡率とワクチン接種。ワクチン接種率7割のハワイでも感染爆発。/犬房春彦(ルイ・パストゥール医学研究センター/医師・医学博士)

英国保健省報告書デルタ株感染分析報告書22 デルタ株の感染死亡率は、やはり2回ワクチン接種者は被接種者の4倍であったことと、現在ハワイで起きていることについてお話しします。

英国での接種ですので、ほとんどがアストラゼネカの新型コロナワクチンです。いわゆる遺伝子ワクチンで、本ワクチンを接種した場合には臨床試験を通じて約70%等の発症予防効果が確認されている、ということが日本の厚労省のHPに記載してあります。

さて22の前に21というレポートがありました。それをもう一度振り返ってみます。デルタ株のうち非接種者と2回接種者の死亡率を比較すると、非接種者が0.21%、2回接種者が0.93%ということで、ワクチンを2回接種した方が死亡率が4.4倍高いというデータでした。但し50歳以上の方に限りますと、非接種者が死亡率6.5%、2回接種者が1.98%ということで、2回接種した方が死亡率が少ないというデータです。

しかし皆様ご存じですが、英国では非常に沢山の方がお亡くなりになられて、今現在生きておられる方はその死亡から免れたというバックグラウンドを考慮する必要があると思われます。

こちらがテクニカルブリーフィング22ということで、9月3日に報告されたデータです。変異株の割合はアルファ31%、デルタが68%ということで英国でもどんどんデルタが増えてきています。そしてアルファの全死亡率1.91%に対し、デルタ株の死亡率は0.37%で、やはりデルタの死亡率はかなり低いようです。

その詳細は、ワクチンの非接種者が21万程度、死亡が536なので死亡率は0.24%。ワクチン接種全員が22万程度、死亡が1,233なので死亡率は0.55%、ワクチン2回接種が11万程度で死亡者が1,091なので死亡率は0.96%となります。

これを単純に計算しますと、非接種と接種全員ですと2.3倍死亡率が高い。非接種と2回接種では、やはり4倍死亡率が高いということになります。しかし年齢が50歳以上の方に限って計算しますと、非接種者が死亡率7%、2回接種者が死亡率2%ということで、ワクチン接種をしている方は死亡率が3分の1程度であるというデータです。

この死亡率の差はイギリスと比較すると、コロナ死者が人口補正して約15分の1の日本では同様ではない可能性があります。

さて、日本人になじみのある場所としてハワイがありますが、Forbes9月1日ニュースで、ハワイで感染爆発、ワクチン接種率7割でも再ロックダウンの可能性、という報道です。8月27日には過去最高となる1日1,035人の感染を記録した。ハワイのワクチン接種率は1回目終了が約71%、2回目終了が63%、感染者が急増しているのはデルタ株である。

ハワイ保険局は6月下旬、7月8日から屋内集会25人まで、屋外75人まで制限を緩和したと書いてありまして、増えた理由が制限を緩和したからだという要旨で終わっています。

しかしこの報道には、大変大きなファクターが欠落しています。感染状況と死亡者数をグラフで示してあります。ハワイは米国でワクチンパスポートが広がってきたことから、7月8日よりワクチンパスポートを持つ観光客を全米から、PCR検査不要かつ自己隔離不要という条件で沢山受け入れ始めました。

タテの赤線が7月8日頃ですが、その後から急激にデルタ株の感染が広がっていて、死者数もピーク時ほどではありませんが、増えてきているという状況です。

ですから、ファイザーやモデルナワクチンを2回接種して、パスポートを発行された方が移動したらこういう結果になったというデータです。

 

 

 

イベルメクチンが、諸外国で感染予防と治療の双方で実績を上げています。及川さん情報です。

 

ロン・ジョンソン米国上院議員(Ron Johnson:ウイスコンシン州)ワクチンではなくイベルメクチンを国民に配るべきだ。(YouTubeで発信したらバンされた)

ランド・ポール米国上院議員(Randal Howard “Rand” Paul:ケンタッキー州、眼科医)ワクチンで身体に抗体を作るよりも、自然免疫に任せ感染を恐れず、もし感染したらすぐにイベルメクチンを飲めば重症化しない。一旦感染すれば自然免疫ができる。

ジャイール・ボルソナーロ ブラジル大統領(Jair Bolsonaro)国内の感染者が多かったが、イベルメクチンを使い始めてから急激に減少している。(YouTubeでイベルメクチンを推奨したらバンされた)

過去に感染した自然免疫はワクチンの13倍の効果がある

過去に罹患してコロナの自然免疫を獲得した人は、ワクチン(人口免疫)を2回接種した人よりデルタ株を13倍阻止する効果がある。

自然免疫の強さが注目されています。

 

大村智 北里大学栄誉教授 2015年ノーベル生理学・医学賞受賞 (ニコニコ有料配信のため、内容のみお伝えします)

米国医療界で変化が起こっています。8月26日CDCレポート英文

米国では COVID-19 の患者急増に対応してイベルメクチンの処方が急増しています

2021 年 1 月 14 日に米国立衛生研究所(NIH)が FLCCC Alliance との協議に基づいて COVIDー19 治療ガイドライン中のイベルメクチンに関する推奨を “反対” から “中立” に改訂したことにより、イベルメクチンの適応外使用(off-label use)が認められ、処方量が急増しています。第5波の感染者増加に伴い、88,000件以上の処方。、パンデミック以前の平均件数の 24 倍に相当。

但し米国内でも評価が分かれており、CDC(疾病予防管理センター)は使用の可能性を模索、FDA(食品医薬品局)は否定、NIH(国立衛生研究所)は否定から中立へ変更。

イベルメクチン使用で重症例、警告の動きもあります。 CDCは推奨しているわけではないが、否定もしていないということでしょうか。とにかく、米国の医師達が使い始めたということです。

インド

インドの首都デリー感染者数推移:2021年3月~4月にかけて1日40万人の感染者を出していましたが、5月になって一旦おさまった。以降、6月、7月、8月とズーッと9月1日まで横ばいの状態を続けている。デリーの人口は1,900万弱、9月1日現在1日感染36人、死亡者は0です。イベルメクチンを使い始めたらこうなった。3月、4月の頃の感染状況は酷かった。

ところがReuter9月3日の記事によると、『インドのコロナ感染2ヶ月ぶりの高水準、ケララ州からの拡散懸念』。ケララ州の1日感染者1.8万人、死者102名。

実はケララ州はイベルメクチンを使っていなかった、ということでした。ということはワクチンを使っていたのです。

インド全体を見ると、3月、4月にピークがあって、その後おさまって増えていないことが分かります。ワクチンを接種しているケララ州だけが高水準なのです。

インド全体の1日平均新規感染者数8.2万人、死者417人。ケララ州死者が全体の25%となりますが、ケララ州の人口はインド全体の3%でしかありません。

その理由は、ワクチン接種率が他の州よりも高い、WHOの指示でイベルメクチンを使用していない、ことにあります。

 

インドでは線虫症の特効薬としてイベルメクチンが以前から使われていたことに加えて、インド国内にイベルメクチン製造企業が7社もあること、それがパンデミックに際して役に立ったというわけです。

 

 

分量が大きくなりますので、分割して次回にお伝えします。

 

感染症レベルを2類から5類に引き下げて、民間病院や開業医に対して特措法で新型コロナ診療を義務づけよ!

 

 

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